高崎のビエントアーツギャラリーへ嶋津晴美さんの個展を観に行ってきました。
嶋津さんは2011年から中之条ビエンナーレにも参加されていて、私も毎回楽しみにしている作家さんです。
何とご本人が在廊中で、いろいろとお話を聞くことができました。
嶋津さんの作品は観る度に何か心に引っかかるものがあって、今回ご本人にお話を伺うことでいろいろと腑に落ちました。
そして、やはり私は嶋津さんの作品が好きだと再確認。
鉱物と蜜蝋を使って制作されたというこちらの作品。
この色味を観てすぐに2019年の中之条ビエンナーレの作品を思い出しました。
やませの古い家屋。そこで観た鉱物の色彩。
嶋津さんによると、やませのあの建物に入ったときに、人間とは違う時間が流れているなと感じたのだそうです。
石には石の時間軸があり、虫には虫の時間軸がある。
あまり自分以外の時間軸を考えることはないかもしれませんが、違う時間軸に思いをはせてみるのも面白い。
(ちなみに微生物は1晩で3世代くらい移り変わるそう・・・)
石からすると人間はものすごく短いスパンで生きている生き物かもしれませんね。
これらの作品のモチーフは「植物」だそうです。
すごく植物感を感じるのですが、何故なんでしょうね。
私たちは何から「植物らしさ」を感じているのか。
そんなことを考えさせられる作品です。
こちらの作品も奥が深い。
観る角度によって表情が変わるんです!
左から観るのと右から観るのとでは全く表情が違います。
素材の底力を感じさせられる作品。
嶋津さんは魅力的な素材を見つけると、その素材について徹底的に研究されるのだそうです。
そしてその素材の魅力を最も引き出せる方法を探すのだとか。
「つながりあう世界」というテーマを最も感じる作品。
ひとつひとつの輪の中に世界はあって、その世界は他の世界とどこかでつながっていて、知らず知らずの間にお互いに作用し合っている。
何だかこの世界そのものだなと。
すごく深いテーマなのですが、すっと入ってくる。
本当に素敵な作品です。
会場すべてで「つながりあう世界」が表現されています。
会期は3月30日まで。
あぁ、また観に行きたい。
嶋津さんは2011年から中之条ビエンナーレにも参加されていて、私も毎回楽しみにしている作家さんです。
何とご本人が在廊中で、いろいろとお話を聞くことができました。
嶋津さんの作品は観る度に何か心に引っかかるものがあって、今回ご本人にお話を伺うことでいろいろと腑に落ちました。
そして、やはり私は嶋津さんの作品が好きだと再確認。
鉱物と蜜蝋を使って制作されたというこちらの作品。
この色味を観てすぐに2019年の中之条ビエンナーレの作品を思い出しました。
やませの古い家屋。そこで観た鉱物の色彩。
嶋津さんによると、やませのあの建物に入ったときに、人間とは違う時間が流れているなと感じたのだそうです。
石には石の時間軸があり、虫には虫の時間軸がある。
あまり自分以外の時間軸を考えることはないかもしれませんが、違う時間軸に思いをはせてみるのも面白い。
(ちなみに微生物は1晩で3世代くらい移り変わるそう・・・)
石からすると人間はものすごく短いスパンで生きている生き物かもしれませんね。
これらの作品のモチーフは「植物」だそうです。
すごく植物感を感じるのですが、何故なんでしょうね。
私たちは何から「植物らしさ」を感じているのか。
そんなことを考えさせられる作品です。
こちらの作品も奥が深い。
観る角度によって表情が変わるんです!
左から観るのと右から観るのとでは全く表情が違います。
素材の底力を感じさせられる作品。
嶋津さんは魅力的な素材を見つけると、その素材について徹底的に研究されるのだそうです。
そしてその素材の魅力を最も引き出せる方法を探すのだとか。
「つながりあう世界」というテーマを最も感じる作品。
ひとつひとつの輪の中に世界はあって、その世界は他の世界とどこかでつながっていて、知らず知らずの間にお互いに作用し合っている。
何だかこの世界そのものだなと。
すごく深いテーマなのですが、すっと入ってくる。
本当に素敵な作品です。
会場すべてで「つながりあう世界」が表現されています。
会期は3月30日まで。
あぁ、また観に行きたい。