確定申告と税務調査

「○○株式会社の確定申告書と決算書についてご質問があるのですが・・・・」
と某税務署から電話がありました。

内容については守秘義務がありますので記載できませんが、３点のごく簡単な質問にお答えして用件は完了しました。
質問の対象となった○○株式会社の確定申告書を某税務署に提出したのは今年の５月。そして今は１０月です。

確定申告をされる方の中には、
【確定申告書を税務署に提出して収受されれば、その申告内容に問題がないと認められた。】
と誤解をする方がいらっしゃいますが、さにあらず。
税務署の窓口では、申告書類が“形式的に”充足していれば、申告書を収受します。
申告内容自体が正当かどうかという判断は、その後に担当部署が行うことになります。
その結果によって、“税務調査”が行われる場合もあれば、そうでない場合もあります。

“税務調査”というと映画“マルサの女”のイメージを描かれがちですが、悪質な脱税の場合はともかく通常の税務調査の場合には原則としてあらかじめ税務署から日程等の連絡があります。
また、今回のように電話確認だけで終了する場合もあります。

いずれにしても、決算処理や確定申告書の作成にあたっては、時間が経過しても説明ができるように書類をきちんと整備しておくことが非常に大切です。

おかげさまで６周年！

１０月１日は、Ａｗｉｎｇ丹羽和子税理士事務所の開業記念日です。
早いもので、６周年。
今日から７年目に突入です！
これまでお世話になりました皆様に心より感謝いたします。
お陰様で今年も無事にこの日を迎えることができました。

Ｂｌｏｇをご覧いただいている皆様、今後ともよろしくお付き合いくださいね。