鳥と暮らすことは遺伝です。

セキセイ羽・ボタンインコ1羽・マメリルハ1羽・金魚・メダカ…。
春になったらビオトープもどきをしています。

セキセイ1羽飼いの保温 我が家版

2018-01-27 | インコ
うちの成鳥セキセイの飼育温度は15℃~27℃ですが
今回は無難な冬の飼育温度として20℃~28℃がよいと思います。
保温で大切なのはインコの立っている場所が適正な温度であることと
インコが自分の好きな温度帯に行けるようにしておくことです。
人間と同じでインコも個体差や日々の体調で快適な温度は変わります。
温度計だけをあてにせず、インコが膨らんでいるなら寒いのです。
翼をあげてワキワキしたり開口呼吸でハーハ―してたら暑すぎるのです。
また完全に密閉状態にならないようにして空気が少しづづ入れ替わるように工夫します。
1羽だけの保温ができるように簡単で大抵の用途(病気など)に使える保温ボックスを作ってあります。
ケージの大きさやヒーターの大きさによって工夫してください。
ビニールの止め方はご自分のやりやすい方法でよいと思います。
また、もっとよりよく工夫されれば良いと思います。



●必要なもの  パネル数枚(100均にあります)
        結束バンド(100均にあります)
        目玉クリップ(100均)
        ビニールクロス(透明でテーブルにかけるようなものです。使用前に洗って匂いを取ってください。




取り敢えず完成するとこうなります。
横幅がやや狭くなってしまいました。ヒーターと外枠がくっつかない横幅でお作り下さい。




ヒーターで内部の温度が上がってからインコをいれてください。



●作り方
パネルを結束バンドで繋ぎ、以下のような形にします。











前面以外にビニールクロスをかけます。









前面の面積より大き目のビニールクロスをつけます。
温度や換気の調整はここでできますが全面上部から空気が逃げるようにすることも出来ます。
前面以外を厚手のビニールクロスにしたり、2重にすると熱が逃げにくくなります。
またフリースなどのひざ掛けをかけたりします。




温度計をつけます。(病気などの時は数個の温度計を上下左右につけます)
いつもいる場所のそばにつけます。(ケージの外側、インコが齧らないように)


保温に慣れるまではサーモスタットなどを使われると良いと思います。


   *我が家は一日の温度差をつけるためにはサーモスタットを使いません。







愛のパワハラめし

2018-01-23 | インコ

ピー:「・・・・・



飼い主:「おはようピーちゃん


ピーちゃんのための3分クッキング~~~
 (過発情防止対策のひとつ)





天敵いない、住むところ快適、いつでもゴハンが食べられる=やることないから発情、
そうして病気になる。
この連鎖を断ち切るのが愛なのです💕
愛のパワハラめしで健康でいてくださいね。




愛のパワハラめし! ミルフィーユ風
シードを2mmほど嫌いなペレットの粉末で埋めます
*斜め右下のエサ入れがピーちゃん用です





本日は大サービスで粉末ペレットの上にオーチャードグラスのせました




包丁も研ぎましたよ





野菜はポイポイできないように小っちゃく小っちゃく切りました




仕上げに粟穂をくずしてパラパラ




さぁ! 掘りながらシードを探しましょう!






行ってはいけない病院

2018-01-12 | インコ
ピー:「おかあちゃん頑張って!」




50年振りのインコブームで用品やエサ、鳥専病院も増えました。

ただ地域によっては鳥専病院や鳥に詳しい獣医師がいないところも多く飼い主様がご苦労されていることと思います。


このままインコブームが続けば国内に鳥専病院あるいは鳥に詳しい獣医師が増えるのかも知れません。

我が家は片道2時間程度なら選べるほど鳥専病院のある地域です。
とても恵まれたことと思っていました。
15年ほど前に初めて行った鳥専病院の先生が素晴らしい医師だったので
鳥専の看板を出しているところなら大きな差はないだろうと思っていましたが、
年々、疑問が増え、ついには2度と行かない決意にいたる病院もあります。

2件の鳥専病院で同じような不信感を抱きました。
、病院選びは人間の時と同じです。
病院の大小にかかわらず最低限の医療設備と的確な診断と知識を持ち治療できるのかです。


あくまで個人の見解ですが、以下のような場合は別の病院にも診てもらったほうがよいと思います。
・インコが病気で膨らんでいることすらわからない
・竜骨の触診がよくわかっていない
・原因がわからないと言いながら診療費加算のために必要性の疑われることをする
・医師が一人で保定できない
・飼い主の前で出来るはずのことを奥の部屋に移動してやるため、何をどのようにしたのか不信感が消えない
・行われた処置、出された薬や量などに比べ料金が高すぎる
・原因がわからないのにまた来てくださいと言う
・患鳥より病院側の従業員の方が多い。
思い出そうとすればまだありますが・・・
インコブームで関連する用品も企業も医療も増えました。
増えた分だけ飼い主は見極める力が必要になってきました。


忘れてならないのは飼い主にとってかけがえのない1羽のインコの命は、
鳥で儲けるということしか考えていない人たちにはどうでもよいものなのです。

激噛み世にはばかる…タラちゃん天国に逝く

2018-01-07 | インコ

ピー:「腹が減りましたーーー!」
ベニ:「はやくエサをいれてくれーーー!」




飼い主:「・・・((◞‸◟)・・・;_;)・・・」




ピー:「お母様どうなさったの?」
ベニ:「何かあったのですか・」




飼い主:「(´;ω;`)ウゥゥ」




ピー:「エ、ベニさん何か知ってるの」
ベニ:「あのね、あなたのライバルのタラさんが病気で昨年末に天国に逝ったのだって」






ピー:「いい鳥でしたね・・・」





ベニ:「お母様、ずっと看病してましたね」





タラちゃんは小柄で疥癬症になったりメガバクがでたりして病院通いの多い子でした。
そして飼い主に恋をしている仔でした。





1件目の病院では原因不明と言われました。
2件目の病院で持続発情により軟卵が詰り肝臓が悪くなっていることがわかりました。
外見では卵詰まりは判らずレントゲンで薄らと殻のない卵らしきものが見えました。
殻が出来た卵詰まりより厄介なケースということでした。
詰まっていた軟卵は糞のような状態で排泄しましたが
肝臓の悪化は酷く体の衰弱は止まらないのでした。
タラちゃんは生きることを最後の日まであきらめませんでした。
思うように動かない体でも餌を食べ薬入りの水も飲んでいました。
わたしに出来ることは医師の指示通りことをすることと
飼い主大好きタラちゃんのいる保温ケースの前に毎日いることでした。
最後の呼吸を終えたタラちゃんは笑顔でした。