『 歪んだ日本 』

日本は歪んでる。
マスコミ、日教組、自治労、創価、反日団体の支持母体が小沢・民主党。そして中川昭一大臣が辞任した…

党首討論を全文できちんと読み解く④

2008-11-29 14:01:36 | 麻生、小沢党首討論

 

党首討論全文その4です…

 

【党首討論】(4完)麻生首相「発言に気をつけ総理の職務全うしたい」


 小沢氏

 

 「あのー、総理が今もお話になったことは、その1次補正でもって大丈夫、今年、年末に向けて乗り切れると、こういうお話をさっきからなさっておった。そして2次補正は来年まわしでも大丈夫だとこういうことで、おっしゃいましたから、2次補正は出さないと。そんならば、それこそまさに、政治の空白そのものじゃないですか。


 私はそういう意味で経済対策にはスピードが大事だ、総選挙よりも景気対策だ、そして2次補正も出すんだ、こう言ってこられた1次補正で十分だ、2次補正は来年でいいんだと、言うんならば、当初の総理の所信通りトニー・ブレア等の例を出しましたけれども、2年半のうちで、3人総理がころころ変わって、選挙もしないという例はあまり聞いたことないと思います」

 


 

 「従いまして、この12月の期間があるんですから、総理が1次補正でも十分だとおっしゃるならば、ぜひ解散・総選挙をやって、さっきも申し上げましたように、総理だってやりやすいでしょう。選挙で勝たれれば、それで強力な内閣ができるわけですから、それはどちらにとっても選挙で勝つことによって、国民の信を背景にして、政策を実行するということでなければね、これは本当の強い、強力な思い切った政策が実行できないですよ。私はそのことを申し上げたいとさっきからいってるわけです」


 

 「それでもう時間ありませんのでね、時間ないので、ちょっと申し上げますけれども、総理のね、総理のお話があまりにもころころ変わり過ぎる。あるいは、非常に不適切な話が多すぎる。そういうことであります。


 

 この間も、医者は社会的常識の欠落している者が多いとか、また、たらたら飲んで食べて何もしない人の医療費をなんでオレが払うのか、という話もなさったと漏れ聞いております。いずれにしても、いずれにしても、私は総理の言葉というのは、もっともっと重いものだと思います。昔からの言葉に、綸言(りんげん)汗のごとしという言葉もあります。どうかそういう意味でね、本当に総理が今後きちんと自分自身の発言に責任を持って、やっていただきたいということを最後に申し上げて総理の見解があればお聞きして、終わります」


 

 麻生総理


 

 「2次補正につきましては、来年、あの、1月早々に出させていただきます。従いまして、これには当然のこととして、補正予算を執行するために、関連法案が出てまいりますので、この関連法案の審議を、先ほどお言葉をいただきましたんで、われわれとしては、早急にこれを積み上げるべく、私どもとしては減額補正含めてきちんと対応させていただきたいと思っております。ぜひそのときはそういった協議を、また、こういった党首討論を含めまして、いろいろなお話し合いをさせて頂ければと、心から期待をいたしております」


 

 「最後になりましたけれども、今あの、もう一点あの、言葉に重みがないというご忠告をいただきありがとうございました。あの、総理として言葉にもっと重さができるように、今後とも努力をしてまいりたいと思っております。あの、いろいろ私の発言等々で一部誤解を与えたということに対しては、私どもとしておわびを申し上げたところでもあります。ぜひ、そういう点を含めまして私どもは発言に関しましては、今後とも気をつけて、総理としての職務を全うしてまいりたいと思っております」

 


 「ぜひとも、こういった党首討論含めまして、今後ともこういった機会を与えていただいて、双方で意見の違いを明確にさしていただいたり、また、合うところは合うんであれば、ぜひ、われわれとしては、しかるべき担当を出しますので、双方できちんとした話を詰めさせていただき、細部につきましての政党間協議、ならびに政策協議が大臣とそちらのネクストキャビネットの方々で、ぜひやれるような機会を与えていただきますと。本予算の審議におきましても非常に私どもとしては、建設的な話し合いができるもんだと、私どもは心から期待をしておりますので、重ねてご理解とお力添えのほどをお願い申し上げておきたいと損じます。ありがとうございました」


 小沢氏


 「まだちょっとあるそうなので、で、ひとこと申し上げます。あの私は、総理の言葉が軽いと言った意味はですね、総理だけじゃなくて、みんな自戒しなくちゃいけないんですけども、その自分も含めて、自戒というのは自分も含めてのことですから、この言葉面の話ではなくして、自分がこうと思って話したことはそれはきっと貫かなくちゃいけないということだと思います。


 また、今度のことでいえば、いわゆる政党間うんぬんではなくて、国民に対して総選挙より経済対策、景気対策が大事だと言って、公約なさったんですから。それをやっぱり実行ちゃんとしないと。2次補正含めてそうおっしゃったんだからそういう意味において、私はあの特に総理は人間汗のごとしという言葉そのものに、やっぱりいちばん最高権力者ですから、その最高のリーダーがやっぱり一度自分自身でこうといったことは特に国民と約束したことは、きちんと約束を守るという態度に徹していただきたいと、そう思います」

 


 麻生首相


 「あの基本的にあの、思っている通りのことをきちんと自分の信念を、大事なことだと思います。私はそのように考えております。それは私どもも同じように考えてたぶん小沢党首も同様な考えでこれまで政治生活をしてこられたんだと存じますし、私もそのように思って政治生活をこれまで送らしていただいたんだと、私自身もそう思っております。


 従いまして、今申し上げましたように、私どもは今回は、政局よりは政策だということを最初に申し上げております。そしてその通りに実行させて頂き、1次補正の中において、少なくとも借り手側の話につきましては一応の対策はできたんだと、数字の上からもそういった感じをいたしております。


 問題は貸し手側に、というところもおありますんで、ぜひその貸し手側につきましては、審議ならびに採決をよろしく重ねてお願いを申し上げたいと存じます」

 


 「そういったうえで、この税収を見、そして年末にかけまして、われわれは年末の予算というものを考え、きちんと1次補正に続きまして2次補正、そして本予算と、きちんと1月には通常国会において提出をさせていただきたいと思いますので、ぜひ早々に出させていただきますんで、ぜひご協力のほどを重ねてお願い申し上げて、時間だと思いますんで、お答えなり、答弁に代えさせていただきますが、ぜひこういった形で、かねてからお願いいたしました党首討論がきちんとできましたことに対しまして、重ねて感謝を申し上げ、今後ともこういった形で党首討論ができて、国民の前で堂々と意見が交換できます機会があることを心からお願い申し上げて、答弁なり、私からの意見に代えさせていただきます。ありがとうございました」

 

 

ということでした…

 

 

簡単にすると…

 

 

小沢さん 「二次補正を来年にしたらそれこそ政治空白じゃないか!スピードとかいって言って内容がころころ変わるんだから解散しろ。解散して補正とおせ。 あと失言。 総理として言葉がかるいんだよ、あんた…」

 

 

麻生総理 「二次補正は一月早々だすよ。だからとっとと協力しろ。 言葉の重みね。 反省します。 今後も党首討論して話し合いをお願いしますね…」

 

小沢さん 「時間あるから…、言葉の重みって貫くことでしょ?政局より政策っていってんだからとっとと二次補正とおせ…」

 

麻生総理 「信念を貫くのは大事です。だから政局より政策として一時補正だしてるから、二次補正もちゃんとできるようにちゃんと話しあおうよ。貸し手側の対策(金融強化法)をさ…」

 

とこんな感じですか…

 

 

まず、

 

 

小沢さんの解散!とか二次補正出せ!

 

 

という主張に対して…

 

 

麻生総理の二次補正の為に金融強化法をはやく審議してよ。

 

 

という互いの主張はなんの進展もありませんでした…ハ━(´Д`;)━ァ…

 

 

 

 

あと、メディアは…

 

 

 

全文のうちほんの少しだけ取り上げて小沢の勝ち~(ノ´∀`*)♪

 

 

とかいう論調で報じていますが…

(しかも5分程度の短い時間…)

 

 

金融強化法を民主党が止めているから前に進まない…

 

 

 

という麻生総理の主張を報じた番組はありませんでした…

 

 

って、なんだこれ(;゜Д゜)ハア?

 

今回の討論で唯一、新たな事実が発覚したところだろうが(゜Д゜)ノ!

 

 

かみ合わない討論と偏ったマスコミ…

 

 

それが路程しただけの党首討論ということですか…

 

 

日本の最高討論とその報道…

 

 

なさけねえ…(_ _|||) ハァ…

 

 

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党首討論を全文できちんと読み解く③

2008-11-29 13:23:23 | 麻生、小沢党首討論

 

 

麻生総理と小沢代表党首討論全文その3です・・・

 

小沢氏


 「あの、さっきも申し上げましたように、金融機能強化法につきましては、私どもの主張もありますので、その点を、参議院では野党が多数でもありますから、その参議院でも、修正の審議に、協議に応じていただきたいと。そしてその上で、協議はしないとおっしゃってるらしいんで、そこは総裁からいっていただいて、そして協議して、速やかに成立できるようにしたらいいと、私は思っております」

 

 年末の選挙っちゅうのは、往々にしてよく行われてきたことでもあります。従いまして、その(金融)機能強化法のことは、それはそれとしてきちんと整理しながら、年末この12月に、解散・総選挙を断行して、そして麻生総理、あなたが国民の支持を得られたら、それこそ、総理の思う通りの政策を実行したらいいじゃないですか。いかがですか」


 

 「それから、これもまた繰り返しになりますから言いませんけれども、本当に総理はこの1次補正の、これだけで、この11月から12月、年末にかけての危機を乗り越えることができると、そうお考えなのでしょうか。私は本当に、さっきも申し上げましたが、倒産件数も10月も14%増。11月、12月はもっともっと増えてくると思います。


 

 それから、職を失う人も大勢増えてくると思います。ですからそういう意味において、本当に総理が、総選挙よりも景気だ、政局よりも経済だと言ってこられた、それが総理の本当のお考えならばね、やはりここで2次補正を出して、本当に国民の生活の安定を図っていくというのが、私は総理の話の筋道だというふうに思います。


 

 ま、しかし、今年はもう1次補正だけでいいと。来年にまわすという答えのようでございますので、これ以上は繰り返しませんけれども、私どもは本当にしんどい厳しい、私は、年末を迎えることになるんじゃないかと。そのように考えております」


 

 「それから、その方法は採らないっちゅうことですから、いや、2次補正を出すという方法は採らないという結論ですから、もう1つです。それは、もう1つの方法はですね、総理の初心に帰ることだと思います。総理は、就任する直前から、とにかく国民の、主権者の審判、選挙の洗礼を仰ぐというお考えを持っていたやに伺っております。


 

 私は、それは正しい考え方だと思います。今、大変失礼な、総理に、ことを申し上げて恐縮ですが、何の問題でも、今日言ったことと明日言ったこと、また結論が違ってくる。そういう迷走を繰り返しているのも、結局は選挙の洗礼、国民の審判を受けて、その国民の支援の背景のもとに、総理がリーダーシップを発揮するというのが、私は、民主主義のあり方だと思います。多分、総理もそのようにお考えになっていたんだろうと思います」

 


 「私は今ね、こうして来年に補正予算も送るということならばですよ、今、直ちにですね、解散・総選挙して、そして国民の審判を仰いでいいじゃないですか。私はそういう意味で、2次補正…、経済対策、景気対策が急務だ、急務だ、選挙やってる暇なんてねぇんだといいながら、来年に2次補正を送ってるわけですから。


 現実、金融機能強化法の問題は、それはそれでちゃんとしなきゃいけませんけれども、12月に十分、選挙できるじゃないですか。私の初当選も、昭和44年の12月…、私の初当選も昭和44年の12月27日でした。


 



 麻生総理

 



 「まず、2次補正のお話をいただきましたけれども、2次補正に対しましては、先ほどお答えを申し上げました通り、私どもは1次、2次、そして本予算と、この3段ロケットでもって、きちんとやると。同じご質問いただきましたので、同じ答弁をさせていただいた次第です。そしてそのうえで、今、先ほど最初にご質問をいただきましたけれども、解散をして、というお話でしたし、私も解散というのは1つの手段だと、当初思っておりました。その通りです。私もその通りで思っておりました。そう申し上げます」

 


 「ただし、その後起きております今の状況というものは、少なくとも世界のなかで、少なくとも100年に1度といわれるほどの…、100年に1度といわれるほどの、金融災害、というような言葉が使われるほどの大きな問題なんです。世界中、それの対応に必死になっている中で、私どもは政治空白をつくるというような状況は、少なくとも今のアメリカの中におきましても、そのようなことになっている。アメリカも今、非常に厳しいことになっておると思っておりまして、なかなか、最終決断者が誰なのか難しい、という話をよくいわれております。


 そういったことを、われわれは第2の経済大国としてすべきであろうと思いませんし、私どもは、それに応えるべく、きちんとした対応をするためには、きちんとやっていくべきだと、今の問題で思っております」


 「また、今3人目の党首討論…、3回目の党首討論、ああ、総理大臣か。総理大臣、というお話をいただきましたけれども、これはあの、議会制民主主義のルールですから。われわれは大統領制と違います。少なくとも議会民主主義におきまして、少なくとも(英国は)トニーブレアという人からゴードン・ブラウンに代わりましてまだ1回も選挙やったことないと、私は記憶いたしますので、そういった意味ではこれは別に瑕疵(かし)があるわけではない。


 それははっきりしてると思います。議会制民主主義のルールにのっとって、ルールの通りにやらしていただいておる…、やらしていただいております。いかにもなんか問題があるかのように言われますと、議会制民主主義というルールですから。その通りに合わせて、やらせていただいていると思っております」

 


 「従って、今の状況の中において、雇用の問題、倒産の問題、その通りです。従って、私どもはいろいろな形で、雇用対策含めて、いろいろな問題を解決すべく、いろいろ対策を練らせていただき、私のほうから各担当大臣に、この雇用対策については、若者支援含めていろんなことはすでに、いろいろやっておりますけども、これが早急にできるように、さらなる対策をする必要を検討しろというところも、命じたところでもあります。


 また、倒産件数につきましては、世界中の不況の中にありまして、われわれもそれに対する対策を考えねばならぬことは当然ですが、ぜひその点に関しましては、借り手の問題としては今申し上げました通り、改めて申し上げますが、貸し手のほうにつきましても、その対応ができますように、参議院で早急な対応をしていただき、そしてわれわれはこういった形で参議院で協議を、というお話をいただきました」


 「私どもも、参議院で協議を、というお話をいただきましが、こういった問題に関して、政党間で協議ができるというのは喜ばしいことだと思っております。ぜひ、そういった意味で政党間協議が出せますように、いずれ(平成21年度)本予算等々はやらせていただくことになるんですが、その場におきましても、ぜひネクストキャビネットはじめ、いろいろ対策をしている方もいらっしゃるんだと思います。


 で、われわれも担当大臣、また幹事長、政調会長というものと、そういった論議ができるような場を与えていただければ、そういった話をきちんとさせていただいて、いろいろな協議ができることこそ、私はこのねじれ国会の中での建設的な答えが出せるものだと、国民の期待しているところだとも思って、もしその点のお力添えを、本予算において、いろいろさらにまた、協議をせねばならん事態になるやもしれませんので、ぜひ合わせてお力添え、指導力をお願いを申し上げておきたいと存じます」

 

 

という内容です…

 

簡単に読み解くとこんな感じですかね…

 

小沢さん 「金融強化法はこっちでも議論しるってば…、ホント年末を一時補正でいいんだね、しらないよ?  だったら、解散はどう? あなたは言っていることが一貫してないでしょ?だった国民の審判あおぎましょうよ… 」

 

麻生総理 「なんども言ってるだろ?1時補正、2時補正、本会議の3段対策でいくんだよ。 あ、解散ね、確かに一つの手段だけど今世界がやばいんだって!空白作ってどうする。 あと党首討論は議会制度なんだから何度やったとか意味ないから…。 とにかく経済やばいっていうんなら参議院の金融強化法とおしてよ… あなた達が協力しないと話しがすすまないのよ? 」

 

って感じですか…

 

これが・・・

 

日本の党首討論ですか・・・

 

 

かみ合ってないし、進展もない・・・

 

 

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党首討論を全文できちんと読み解く②

2008-11-29 01:36:49 | 麻生、小沢党首討論

党首討論全文その二です。

 

全く意見がかみ合っていない二人のやりとりのように見えます…

 

小沢氏    

小沢氏「えー、総理の今の答弁を簡単に結論を言うと、1次補正で十分、年末大丈夫だという、そういうお話だったと思いますが、私が今の総理のお話を聞いてですね、本当に今になって、そのような言い方をなさるということは、一国の総理大臣として非常におかしい、筋の通っていないことだと思います。

まず、一番最初、私、びっくりしましたことは、1次補正の審議が行われていないうちに2次補正の話が、政府与党から出てまいりました」

  「私の経験で言いますと、一つの予算案が通る前に、むしろ審議もしていない前ですな、今度は。通る前に、次の予算の話をするということは、聞いたことありませんけれども、しかしながら、いずれにしても、1次補正ではそれでは十分でないと、そういうふうに判断されたからこそ10月30日に、総理も若干お話になりましたけども、信用保証枠30兆、20兆円に拡大する。  

政府関係の融資10兆円を拡大する、目標30兆円というものを含めまして、2兆円の例の問題、あるいは1兆円の交付の問題等々、いろいろな話がありましたけれど、いずれにしろ、1次補正ではまだ足りないからということで、積極的に2次補正を10月の30日に、この国会で出すというお話をなさったのではないでしょうか」  

  「今になって来年でいいんだということになりますと、ちょっと今までの総理のご発言の趣旨から言うと、筋道が通らないように、これは私だけじゃなく、国民のみなさんも思うんじゃないでしょうか」  

 

麻生総理  

麻生首相「1次補正を作りました8月の末、それ以後、例のリーマン・ブラザーズという大きな事件が起きました。もうご存じの通りであります。

このときにものすごく、大きな問題がでてきたのはもうご存じの通りであります。従って、状況としてはどのような形でこれが、さらに悪化していくか、ということに関しては、私は多くの方々が不安に思われたことは確かなことだと思います。

従いまして、私は総裁に当選をさせていただきました後、10月の末に、いわゆる生活対策ということで、きちんとしたものを作っておかないと、少なくともこの状況がさらに悪化していく可能性というものも、考えねばならんと思っておりましたので、2次補正の必要があると申し上げておるんであります」  

「幸いにして今の所のあれを見ていますと、今、月々中小企業、もしくは小規模企業の資金繰りというものを見ますと、少なくともこのところの貸し出している量を比べてみますと、今の段階でこの2日間では1000億台に乗りましたけれどもで、それまでは100億台、そういった形でかりに営業日が30日ありましたとしても、そこそこ、少なくともこの問題に関しましては、対応はできる」    

「もう一点は貸し手側の話でありまして、この貸し手側のこの銀行が貸し渋り、貸しはがしをせざるを得ないような自己資本比率が、下がっておるという今の状況を考えますと、貸し手側のことも考えて対応する必要があるので、金融機能強化法という法案を、政府としては提出させていただいております。  

従って、早急に、今ほとんど審議が終わったように伺っておりますが、これを採決していただくということが、貸し手側としては、非常に自己資本比率の問題含めまして、いろいろな問題を考えなければならない、というのはもう、貸し手側は誰でも分かっていると思いますが、これで迷惑を受けるのはまた借り手側ということになりますので、その意味ではぜひ、この問題につきましては、小沢党首のリーダーシップで早急に参議院でこの結論を下していただきますよう、重ねてお願い申し上げたいと思いますが、この点についてはいかがお考えかと、おっしゃっていただければと思います。  

 

小沢氏  「あの、先程来から、法律の話を総理はなさっておりますけれども、私どもは総理との会談の時も申し上げましたように、意図的に審議を延ばして、ということは、意図的に審議を引き延ばすことをしないということを申し上げましたし、十分な常識的な範囲で、総理が聞こえないそうですから、ちょっと、常識的な範囲で審議を尽くして、そして結論を出すということを申し上げております」  

「ただ、金融機能強化法案につきましては、私どもも政府案と別な主張がございます。従いまして、その点につきましては、ぜひ参議院でも修正の協議に自民党も応じてもらいたい。今、自民党は全くそれに応じようとしていないのです。ぜひ、それは総裁の方からも指示をしていただいてもらいたいと、そのように考えています」  

 「それから、もう一つの、それに関連しての話ですが、貸し出す側の問題もこれ、ちゃんと手厚くしなきゃならないということですけども、本当にですね、総理のご認識が、こないだの1次補正でもって、大丈夫、この年末を越えられる、というご認識のようですけれども、いろいろな調査を見ますと、もうすでに10月では倒産件数、前年比14%増。それから雇用も、非正規の雇用者みんな打ち切りになってきている状況です」

 「まさに、正社員にまでその、いわゆる俗にいえば首切りの、雇用の停止、中止が求められている。そういう状況であります。ですから特に、中小零細企業のみなさんの資金繰りが厳しいっていうこと、倒産が多いってことは、だからこそ総理も、信用枠を30…20兆円にしましょう、公庫のあれを10兆円にしましょうと、そう言ったわけでしょ? 

それをまさに、今どうして、この国会に出さないのかということがね、これは誰が考えても、分からないことじゃないでしょうか。  

それから、もう1つの理由としてですね、例えば歳入欠陥の、大幅な歳入欠陥のお話が理由に挙げられることありますけども、これはこれでまた別の話でございまして、それほどの不景気だからこそ、補正予算を早くしなきゃいけないんでしょうよ」    

「ですから、私はそういう意味におきまして、えー、今、今まで、総理の言ってこられたことと、最近になりまして、総理のおっしゃってることは、全く論理一貫しない。私は筋道の通らない話だと思います。

もう1度お伺いしますけども、補正予算の件についても、こないだの会談でも申し上げましたが、常識的な範囲できちんと、結論を得るようにいたしますと、またここでも繰り返しますけども、補正を出す意思は、全くないということですか」  

 

麻生総理  「まず、まず最初に、こないだの申し込みに来られました、官邸にご足労いただきましたけれども、あのときにいただきました、審議に、えー、できる限りって言われましたっけ、審議に応じるという話をいただきましたが、今こういった公開の席で、こういった形でお受けをいただきましたことは誠にありがたく、私どもとしては大変ありがたく思っております。

まずこれは今後、いろいろ審議をしていくうえで、非常に大事なことだと思いますんで、こういったことが実行されていきますリーダーシップはお持ちでありますんで、そういった意味で、基本的にわれわれとしては大変、感激をしております。感謝申し上げます」

 「そのうえで申し上げますけれども、2次補正につきましては、先ほども申し上げました通りに、われわれとしては、少なくとも今の段階で、今この国会の中で審議をされていません、この金融機能強化法はまだ採決されておりません。

これすごく1次補正とも関係する、すごく大事なところでありまして、金融機能強化法というものに関しましては、衆議院で一部これは修正をしたうえで、このような形で通過して、参議院に送られてきたと、私はそのように記憶しております。  

従いまして、衆議院で採決されて、修正に応じて採決をされて、参議院に来ておりまして、ぜひこの分に関しましても、早急にこれを採決していただきませんと、貸し出し側のほうに大きな影響が出るということを申し上げいるんでして。

これ、借り手側と貸し手側と両方の話ができませんと、この資金というものは、資金繰りというものはできないというのは、これは商売をしていれば、誰でもそういうものだと知っております」    

「従いましてこの問題もあわせて解決していただくと。それが私どもとしては一番大事なとこだと。これは1次補正ですよ。1次補正の話。これは1次補正の話ですから。

従って2次補正に関しましては今申し上げましたように、先ほど申し上げた答弁の繰り返しになるようで恐縮ですけれども、この1次…、2次補正の中には、2次補正の問題として、いわゆる、大きく20兆になります、  資金繰りの元になります貸出枠5000億の話、いわゆる生活対策の問題とか、金融機能強化法というものが仮にこれが通りましたと、それに対応いたしまして、そこの2兆円をさらに増やさねばならないと。それが2つ」    

「そして3つ目が、減額補正の問題。3つの分をまとめて提出するというのが、私どもとしては基本的に正しいと。国民にもそのほうがご納得をいただけると。それが大きな理由であります。

また年末に対してはどうか、というお話でしたけれども、現実、貸し出しをずっと見てます、このところでありますと、少なくとも、借り手側に対する貸し出しは、1日約…、昨日、今日で約1000億円台でありますから、営業日数を計算しましても、今回の9兆円で年末は一応できるのではないかと。借り手側から見ますと、そのようなことになっております」

 

というやりとりですか…

 

小沢さん 「一時補正で不十分だから二次補正くんだんだろが!今になって年内一時補正で十分で筋が違うだろボケ」

 

麻生総理 「いやいや、二次補正は今後の悪化にたいしてあの時作っておかないと1月にも間に合わないから…、でちゃんとした法案作るから金融強化法とか早く参議院通せや、」

 

小沢さん 「金融強化法はこっちでもつくってるから、審議引き延ばしとかじゃないから…、ていうか一時補正で年内乗り切るって本気で言ってるの、あなた?」

 

麻生総理 「だから、金融強化法もまだなのに二次補正審議はいれないでしょ?貸し手とかみると年内は大丈夫でしょうよ」

 

 

って感じです。

 

 

はい全くかみ合ってません…

 

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党首討論をきちんと読み解く

2008-11-29 01:02:20 | 麻生、小沢党首討論

遂に、麻生総理と小沢代表の党首討論が実施されました。

 

国民みんなが関心があるこの討論・・・

 

 

ま、どうせマスコミは偏った論調で都合のいいことしか報道しないでしょうから、思い切って全文乗せます・・・

 

4つに分けますんで見てってください。

 

【党首討論】(1)小沢代表「補正予算案を出さないのは背信行為だ」   麻生太郎首相は28日午後、民主党の小沢一郎代表との党首討論行った。党首討論の詳報は以下の通り。    

 

小沢氏の発言    

 

小沢氏「麻生総理大臣とオープンの場で、初めて対面するわけでありますので、遅まきですけれども、総理大臣就任のお祝いを申しあげます。

まあ私、2年半あまり前に民主党の代表に推されまして就任しましたけれども、今日で3人の総理大臣に3回目のお祝いを申しあげることになりました。

このままで行きますと、近いうちに4回目の就任祝いを申しあげなければならない状況になりかねない、そういう心配をいたしております」

 「しかしながら、しかしながら、私は今日の段階におきましても麻生総理ご自身の決断によってそれを避ける方法が2つあるのではないかと思っております。

その一つは、総理がずーっと言い続けておりました、『年末にかけての国民生活の安定のために』と『選挙よりは景気対策だと、経済対策だ』と。そして10月の30日でしたか、経済対策を発表になられました。

  そして、これを実際に2次補正を提案していくんだ、そういう趣旨の発言もたびたびなさってまいったと思います。

ところが、いつまでたっても、会期末が近くなりましても、そのような政府の様子が見えないもんですから、先だって失礼も顧みず総理に直談判を申しあげたわけであります」    

「しかしながら、結局、幹事長を通じまして、今度の臨時国会には提出しないという話が伝えられました。

私は、これは本当に麻生内閣として、総理としてですね、本当に筋道の通らない、そして国民に対する背信行為だと思います。  

そういう意味で私は今からでも遅くない、会期も延長なさるようでございますし、今日、今すぐとは申しませんけれども、可及的速やかに、この補正予算案を提出するということが麻生内閣の、そして総理大臣自身のですね、論理的な結論であり、筋道ではないだろうかというふうに私は考えます」    

「その意味におきまして、先だって党を通じて2次補正は来年に提案するという話がございましたが、なぜ今まで国民のみなさんに、総選挙も先送りして景気対策だ、経済対策だ、と。

2次補正出すんだといっておられたにもかかわらず、来年に回さないといけないのか。なぜ今年出せないのか。なぜ、今国会で出せないのか。そのことをまずお伺いしたい」  

 

麻生総理の発言    

麻生首相「お祝いを言っていただきまして、ありがとうございました。私の方もかねてよりお願いしていた党首討論をこういった形でお受けていただくことになりました。ありがたく感謝申しあげます。

まず最初に、ご質問のあった2次補正の話がでました。  私はこの景気対策は極めて大きなものだと思っています。少なくとも今、世界の中でいろいろな国々が景気対策、内需拡大などアメリカ、イギリス、中国、いろいろ始められているが、私どもは9月早々にこの問題を提起させていただき、おかげさまで1次補正も通して頂き、世界の先進国の中では一番早く景気対策に手を付けた国と思っている。まずその点はそう思っています」    

「そのうえで私どもは景気対策というのを考え、1次対策というものを申し上げた中では、いわゆるこの年末、12月の年末に向けて間違いなく、今、補正を1次が通っているので、その中で中小・小規模対策のいわゆる9兆円の保証枠、貸出枠などは順調にはけていまして、昨日、今日と約1000億、約1100億。毎日そのような形で使われているのは、もうご存じの通りです。その意味で、仮にこのまま継続しても、年内のものに対してはこれで対応できる。貸り手側に対しては、そう思っているが、もうひとつは貸し手側があります」    

「貸し手側の問題に関しては、金融機能強化法というのが今お願いさしていただいているが、いわゆる金融機能強化法を通していただくくことによって、貸し手側による貸しはがし、貸し渋りなどが起きないようにするという貸し手側、借り手側のもう1点の問題がまだ残っている。ぜひこの点についてはほぼ審議が参院の方で終わったようにうかがっているので、ぜひ早急に成立にするように小沢党首のお力添えも合わせてお願い申し上げたいと思っております」  

「ただ、基本的には私は今回の景気対策は1次補正というもので年末、そして2次補正はいわゆる会計年度の3月末に向けて、いわゆる3月の決算対策、いわゆる資金繰りがいることになります。

そういったものを考えると、きちんとしなければならない。かつ2次補正の中で、平成20年度の法人税などはかなり減額、減収になると思っているので、それがどれぐらいになるのかという点も見極めないといけない。  

また、金融機能強化法がまだ通っておりませんので、通るか通らないかでまた違ってくる。そういった全体像をきちんとしたうえで2次補正をきちんとお見せする方がきちんとしている」  

「加えて景気を考えるんであれば、平成21年度の本予算が一番肝心。したがって、1次、2次、そして本予算の3つが3段階、もしくは3段ロケット、いろんな表現があろうかと思いますが、そういったものを含めてきちんと対応すべき。  

従って異例ではありますが、1月早々に国会をきちんとした形で、通常国会を早めに開催をさしていただき、この問題を国民に安心を得ていただくため、安心をもっていただくための本予算も含めて提出する形にさしていただきたい。従って2次補正というものをきちんと回った上で、というのを考えているのが今申し上げているのが1月早々にださせていただく背景であります」

 

というのが、その1です…

 

 

さて、この内容について見てみると…

 

 

小沢さん 「政局よりも政策何だったらとっとと二次補正だせや…(▼▼メ)オウ?」

 

 

という質問に対して…

 

麻生総理は 「9月に一時補正を真っ先に提出した。借りて側はこれで年内もつが貸し手側についてはこれではダメだ。

だから金融機能強化法を提出している。二次補正は年内ではなく年度末までの対策なので1月国会に提出する。 

なぜならきちんとした内容を詰める為、且つ金融機能強化法が参議院で止まってるけどそれが通るのか通らないのかで変わってくるから早く参議院で法案とおせボケ(゜Д゜)ノ」

 

という感じですか…

 

 

あれ?

 

 

すいません…

 

 

金融強化法ってなに… (*'ω'*)ハテ??

 

 

それを民主党が止めている?

 

 

そんな事マスコミは一切報道してないよね、(゜Д゜≡゜Д゜)ネ?

 

 

まずは、新たな事実が発覚したってことですか…

 

ていうかちゃんとこういう事を報道しろや、マスコミいいいい!!!

 

その2に続く…

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