発生後72時間を過ぎ生存率が急激
に下がる状況で救助は十分なのか
ミャンマーの政情が懸念の種です。
妻の職場のミャンマー人達の家族
は無事だったそうで安心しました。
よく聞くと、驚いたことに実家は
震源地の直ぐ近くだったそうです。
支援物資を送ろうかと妻が提案し
たそうですが軍事政権が全部没収
してしまって家族に届かないから
必要ないとの事でした。
中国が支援する国軍がクーデター
でアウン・サン・スーチー女史の
率いる民主化政権を2021年に倒し
て以降は国民生活が酷くなる一方
だそうです。1度帰国すると再び
日本に戻ってこられるか分からない
ので、5年間の滞在期間中に在留許可
が延長出来るよう資格取得の勉強と
仕事にと一生懸命日々励んでいるそう
です。見た目は今の日本の若者と
違わず明るい笑顔で対応してくれ
ましたが、我々が想像すら出来ない
国家体制で生きて往かねばならない
のですから、その必死な姿に頭が下
がる思いです。
私は20代の頃にタイのカンボジア
国境近くにある農村を訪れた事が
ありました。そこの生活は水道も
ない様な貧しい農村でした。当時の
タイはクーデターが頻発する軍事
政権でしたが、都会と比べると全
く違う環境でした。当時のビルマの
頃と今のミャンマーで生活レベルは
余り変わっていないのではないのか
とテレビの映像を見て思いました。
私は遺伝学的にこの辺の国々の人種
にルーツがあると勝手に思っていま
すが、もう2度とあんな場所へ訪れ
る機会はないと思います。