昨日は母校の校報誌が届きました。
ネットには合格者の内訳も出てい
ました。医学部合格者数が全体の
25%以上と相変わらず多い気がし
ました。一方で財務省など官僚に
なる所へは銀行の普通預金の金利
程度しかないので、昔は兎にも角
にも東大進学率を上げろと躍起だ
った事を思うと変化を感じます。
女子生徒を募集するようになって
早慶合格者数も増えている気がし
ました。私が卒業した半世紀以上
前と比較して今の校風がどのよう
になっているのか、知る由もあり
ません。校報誌に9歳後輩の現役
外交官の寄稿があって読みました。
この頃までなら私が在校していた
頃の空気も感じられます。大谷選手
のような世界的スーパースターは
まだ一人も輩出していませんが、
私が知らないだけで、世界で活躍し
ている無名の卒業生も大勢いるので
しょう。カソリックが母体の学校で
は何かしら限界があるのかも知れな
いと私は感じていますが、医療に携
わる卒業生が多いと云うのは人への
奉仕と云う崇高な職へ従事しようと
するキリスト教的博愛精神の発露な
のかも知れません。私はそういう面
では挫折した人間です。かと言って
後悔もしていません。人それぞれに
自己犠牲の道はあります。