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記者より

2017-02-18 07:18:04 | 病気
数年前に台湾駐在で韓国の外交官が私に連絡をしてきた。「『台湾人慰安婦』と会いたいのだが、手配してくれないか」というのだ。私は不思議に思った。しかし、私は彼のために関係団体と連絡を取り、台湾人慰安婦の実情を理解したうえで、彼にこう回答した。台湾と韓国の慰安婦の状況は異なっている、そして台湾人慰安婦を再び傷つけないため、また不必要な「反韓」「反日」の風潮を引き起こさないためにも、できればこの敏感なテーマには触れないほうがよい――と。彼は私の提案を受け入れ、慰安婦訪問を断念した。

 彼がなぜ慰安婦訪問を考えたのか、私には見当がつく。韓国政府の政策に合わせて、外交官の彼は業績を上げようとしたのだ。ただし、台湾の慰安婦問題は、韓国の場合とは大きく異なる。韓国はこの問題を政治的な道具とし、反日という民意を操作して、国家政策の後ろ盾にしようとしているのは明らか。だが台湾では、慰安婦問題どころか、反日の世論操作ですら、まったく人々の興味を引かないものなのである。

 私は個人的にこれまで、韓国の慰安婦の問題とは距離を取り続けてきた。というのも、この問題は非常に複雑であり、韓国の友人と理性的な討論ができないからである。ましてや、台湾が日本と韓国の間の第三者としての立場で論述を行うなど、根本的にできないためだ。

自業自得

2017-02-17 10:34:33 | 病気
『自業自得 改訂』
 大学の合格発表の掲示板に自分の名前を見つけた時、思わず「あった!」と叫びます。
過去の苦労がよみがえってきます。
仕事がうまくいった時、
好きな人に告白された時、
周りから評価を受けた時、
成功した時は「努力が報われた」と喜びます。
努力や苦労が一通りでなければ、その喜びも一通りではありません。
 成功者に、「何故、あなたは成功したのですか」と水を向ければ、果てしなくしゃべりまくり、ゴーストライターに自伝まで書かせます。
ここが勝負時だと思ったとか、委細にわたり、時には針小棒大に熱く語ります。
「他人のやらないことをやったから成功できた。この成功は自分の努力と苦労の結晶だ」と自負します。
もちろん、その通り。
その言葉に偽りはない。
その時の決断とその時の行動が、その人を成功に導いたことに間違いはない。
 では、失敗した時はどうでしょうか。
それがわかるのなら、成功した時だけでなく失敗した時も、その時の自分の決断とその時の自分の行動に原因を求めなければならないのではないでしょうか。
成功したのが自分の力量であると言うなら、失敗したのも自分の力量不足であると言わなければ、一貫性がありません。
成功した時は、常に自分の手柄であり、失敗した時は、いつも「あいつのせいだ。環境のせいだ。俺は悪くない」では自己本意に過ぎるのではないでしょうか。
良い時はその原因を自分に求めて、悪い時は八つ当たりしたり犯人探しを始めるとしたら、あまりにもご都合主義であり、どこかの隣国のように身勝手過ぎるのではないでしょうか。
 すべては自業自得。
スイカの種からはスイカの芽が出る。
まいたタネしか生えない。
遅速はあっても、原因があれば結果は必ず現れる。
それだけのこと。
運命でもなければ、宿命でもない。
神の御加護でもなければ、悪魔の妨害でもない。
 釈迦はこれを因果の道理として、教えています。


2017-02-10 19:02:47 | 病気
国立がん研究センター東病院は今年3月に「次世代外科・内視鏡治療開発センター(NEXT棟)」が完成するのを記念し、がん療養中の思い出や介護にまつわる経験についてのエッセーを募集する。募集対象は、患者かその家族。

 400字詰め原稿用紙5枚以内。ワード使用の場合はA4の1ページに400字(20×20)で作成する。作品の1枚目に別紙を付けて、題名、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、部門(患者か家族のいずれか)、年齢、電話番号を明記して応募する。3月15日締め切り(当日消印有効)。

 患者の部(18歳以上)と家族の部から各1人、さらに特別賞1人に賞状と副賞(図書カード3万円分)。応募先は〒277-8577 千葉県柏市柏の葉6の5の1 国立がん研究センター東病院「エッセイコンテスト」係。詳細はhttp://clk.nxlk.jp/WPbzagcG

 NEXT棟では内視鏡外科手術、ロボット手術などの最新の治療を行う。高度で先駆的な医療機器の開発と臨床現場の交流を加速させる。