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安倍総理御苦労さまでした。

2017-07-19 11:29:06 | 日本国家
 平成29年7月18日、安倍総理は、総理大臣官邸で、自らの危険を顧みず人命救助に尽力された方々に対して内閣総理大臣感謝状を授与しました。

 総理は、挨拶の中で次のように述べました。

「人命救助に関する感謝状の授与に当たり、一言御挨拶申し上げます。まず、本日、受賞された皆様に、心から感謝を申し上げたいと思います。
 皆さんは、偶然、遭遇された事故現場で、自らも命を落とす危険を顧みず、貴重な人命、未来ある幼い命を救われました。こうした現場に遭遇した際、咄嗟(とっさ)の判断で行動を起こすことは、実際にはなかなかできることではありません。
 皆さんの勇気と行動力に、内閣総理大臣として心から敬意を表します。私たちの社会は、皆さんのような、他者を思いやる勇気ある人々によって支えられている。皆さんを前に、そのことを改めて認識しているところです。
 残念ながら、毎年、火災や水難事故など不慮の事故で、4万人近くもの方々が亡くなっています。政府としても、こうした事故で亡くなる方を一人でも減らすため、引き続き火災予防や水難防止等の様々な対策に、強力に取り組んでまいります。
 結びに、受賞者の皆さんにおかれましては、今後も、それぞれの地域、立場で、引き続き御活躍されますことを御祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきます。」

詐欺師の籠池

2017-07-10 16:26:33 | 日本国家

《籠池氏への質問を行うのは大阪維新の会、自民党、公明党の3会派。各会派15分ずつの持ち時間が与えられている。はじめに質問に立ったのは維新の笹川理府議。府の補助金や寄付金について問いただした》

 笹川氏「大阪府私学課の書類審査や補助金申請のチェックは甘いとお考えか」

 籠池泰典氏「粛々と出された書類に基づき審査をされていたと思う」

 笹川氏「書類審査について偽装や虚偽、不正はあったのか、なかったのか」

 籠池氏「すでに申請書の前段階で何回も大阪府の方にはおじゃましておりますから、疑義があるならそのつど言われている。何ら問題はなかったのではと思っております」

 《森友学園の問題では小学校設置認可の申請にはじまり、国や大阪府などへの補助金申請でも、提出書類にさまざまな虚偽の疑いが浮上。強制捜査の対象にもなっているが、籠池氏はあくまで『問題なし』と言い切った》

 笹川氏「小学校を設置するには、資金集めでも苦労していたのではないか」

 籠池氏「私学課にお伝えしていた寄付金集め、自己資本比率を高めることに尽きる」

 《私立小学校の設置にあたっては、経営の安定を確保する観点から、借金に頼りすぎない経営が求められる。そのために自己資本比率を高める必要があった》

 笹川氏「この学校法人の経営状態や財務指標に疑念の目を持たれていることについて、お答えいただきたい。府から幼稚園の園長は専任であるということで補助金が出ている」

 《専任教員に支給される補助金を兼任で得ていた疑惑も強制捜査の対象。笹川氏の質問はこの点に関することだ》

 籠池氏「その点につきましては資料が検察の方に持っていかれている。そのことが分かっていながら、質問する議員には多少疑問の念を持っております」

 《刑事事件に関連する質問に露骨な不快感を示した籠池氏。対する笹川府議も森友問題の核心である補助金不正受給について質問を続ける》

 笹川氏「存在が不明な職員についての補助金不正受給の疑いもあるが」

 籠池氏「申し訳ないですが、先ほど申し上げましたように、すべて資料が検察当局に行っている。そして刑事訴追を受ける内容だ。同じ質問は時間の無駄だと思う」

 《籠池氏はいらだちを隠そうともせず『無駄だ』と吐き捨てた。これを受けて笹川氏もこう突き放した》

 笹川氏「これ以上、不正受給について府議会で追及するのは無駄。後はしっかりと司法の判断に委ねるのが大阪維新のスタンスだ」

 《続いて笹川氏が小学校の校舎建設をめぐり、金額の異なる3通りの工事契約書を国や大阪府に提出していた問題を追及した》

 笹川氏「3つの金額について、本当の金額はいくらなのか」

 籠池氏「先ほども申し上げたが、そのことは刑事事件に関わってくると思われる。答えるわけにはいかない。同じことを何回も言わせないでもらいたい」

 《質疑はかみ合わず、傍聴席からは失笑が漏れた。笹川氏はテーマを変え、籠池氏が『安部晋三記念小学校』の名前で寄付金集めをしていた問題について聞いた》

 笹川氏「国会でもあったが、安倍晋三総理の名前で寄付金が集められていたと聞いている。大阪府私学課に申請書類が出る前に、いくつか校名の候補があったが、その時点で私学課が『安倍晋三』の名前がついていたら政治的中立性が保てないと言っていた。その記憶はあるか」

 籠池氏「議員お示しの通り『安倍晋三記念小学院という名前でいきますよ』と申請し、私学課もそれを認識していた」

 「私学課から政治的中立性があるやなしやという見解をうかがったことは一度もない。それと安倍昭恵夫人から『ぜひどうぞ』と、総理も『ぜひ』ということを聞いていたので、そのようにさせていただいた」

 《小学校に名前を冠されることについて、安部首相は断ったと国会答弁などで繰り返し否定している。籠池氏の答弁は首相の認識と真っ向から対立する内容だ》

 笹川氏「寄付金の集め方について、安倍総理の名前を使った方が多く集められるのではないかという考えがあったのでは。夫人を名誉校長に使った理由は」

 籠池氏「私の教育信条は歴史と教育、文化、天皇国日本で、安倍晋三総理の教育基本法の改正と私の教育理念が合致していたからだ」

 《持ち時間が迫り、笹川氏が総括の質疑に入る》

 笹川氏「さまざまな疑惑は、経営状態を良く見せたいという思惑があり、行き過ぎた偽装を招いたのではないか」

 籠池氏「お言葉を返すようですが、そんなことは全くありません」

 笹川氏「私学行政のチェック体制が甘かったのは事実だと思う。設置認可について、さらにチェックを厳しくする点があれば参考に聞かせてもらいたい」

 籠池氏「やはり私学の審査というのは長いスパン。その変化の中で行政が作動していくかに尽きる。開校したら寄付金が集まり、潤沢な資金が増えていく。その辺を見据えて認可をしていくべきだと思う。産業廃棄物がなんじゃとか、いろいろと松井(一郎)知事は言っていたが、あまりにも否定的なことを国民市民の前でいうと、なかなか私学というのものが発展し、花開いていかないと思う」

 《籠池氏の恨み節が本会議場に響いた》