遠いんです、水戸。

水戸ホーリーホック等の観戦日記。

青梅FCを観に行ってきました②/関東社会人サッカー大会準決勝(11/24)

2012-11-27 | 青梅FC

師走付近、リアルに走り回る毎日です ('A`)



入試やら定期試験やら…



それでも日曜になるとサッカーが観たくてお出かけする日々。
前回に引き続き青梅FCの試合を。

11月24日は関東社会人サッカー大会の準々決勝。

各都道府県リーグの優勝チームが、
J1→J2→JFL→関東リーグ1部→同2部とJ1から数えること5部に
相当する関東リーグ2部への昇格を争う大会…とのこと


青梅FCは東京都1部リーグの優勝チームとして参戦。


リーグ戦を優勝し、なおこの大会で勝ち進んで、
さらに地域リーグの結果次第でしか昇格の切符をつかめない非常に狭き門…とのこと


実はよく分かってません、勉強不足。

関東社会人サッカー大会準決勝@熊谷スポーツ文化公園

青梅FC vs. 坂戸シティFC



会場がでかい(小並感)。
聞けば大宮アルディージャの試合も行えるJ1規格とか…




この日はジュニアチームも応援に来ていたとのことで、実ににぎやか。
青梅FCのカラーリングがほどこされたフラッグをぶんぶん振るちびっ子たち




水戸サポの方が大旗を振っておられたこともあり、
声を出して応援する方々の近くで観戦。




とてもいい陽気でした。



青梅FCの段幕。



やや遠くなってしまっていますが、坂戸シティFCの段幕。


試合は一進一退そのものの実に白熱した展開。

テクニカルにパスをつないで攻めようとする青梅FCに対して、
堅い守備からシンプルなポストプレーでカウンターを仕掛ける坂戸シティの構図。

中盤やサイドのいたるところで激しいコンタクトが続き、
見ごたえのある展開でした。


試合中に唯一撮れた一枚(濃緑:青梅/空色:坂戸)。
ホント試合中はダメですね、カメラを起動する暇がない



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試合経過についてはもっといいサイトがあるので、
ぜひ以下でどうぞ!
写真も『水に浸かっても乱暴に扱っても壊れない』ことがウリと
電気屋で教えてもらったデジカメの
ウン倍すばらしいものがアップされとります!

ここからJリーグ.net

坂戸シティFC vs.青梅FC 観戦レポート

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前半終了間際に青梅FCの岩田朗選手(No.10)が得点するも、
後半、坂戸シティFCの怒涛の攻勢が続き、コーナーキックから2失点。
坂戸は特に、矢内徹選手(No.7)の力強いプレーが印象的でした。




試合終了を告げるホイッスルと同時に、GKの櫻木選手は泣き崩れ、ピッチに倒れこむ選手も。

他の選手を支えるように青梅サポーターの席の前までやってきた
キャプテンの福井選手も、挨拶後にその場に泣き崩れてしまう。

観戦するのは2試合目の自分ですら、
いかに青梅FCの選手がこの大会に賭けていたかを感じて、目頭が熱くなりました。


非常に不謹慎かもしれませんが、こういう感情を共有できる瞬間が好きです。

水戸の試合でも選手の悔しそうな表情や笑顔を観ることが、
『たまらない』ので通い詰めている部分があります。



敗戦後、選手同士の感情がぶつかり合うような場面も、
「もっと見せてええんやで?」と思ってます。



そういう意味で、もっと見たいなと本当に重ねて思わされてしまいますね。
シーズンオフになったからできた発見かもしれませんが、
機会があるうちに観に行こうと思います・・・・で、見に行ったわけです




誰(かにとって)得(になったらいいなあという)サッカーに関する論文紹介開始

2012-11-26 | サッカーに関する論文紹介

だいたい酔っている時に
ウェブログを書くとこうなるという典型。


学生時代からCiNiiというサイトにお世話になっています。
このCiNiiですが、日本で発表されている雑誌の記事や
論文と呼ばれるような研究レポートの検索サイトです。


「論文とかめんどくさそう?」


確かに内容によっては統計やら数式やら英語やらがあふれて
実にとっつきにくいものもあります。

でもこんなのもあるんですよ?


炊飯米に対する本みりんの添加効果について(1990年)
   →要約:お米を炊くときに本みりんを入れると旨い。




予想される反応:「せやからどないやっちゅーねん」





…ここはサッカーに関する記事を選ばなくては!


サッカーにおけるシュート地点とゴールイン地点の傾向に関する分析
 :「2010年度 Jリーグディビジョン1」 得点ランキングトップ10のJリーガーにおいて(2012年)


Jリーグクラブの順位と選手年俸・収入のパネル分析 (2011年)


茨城県鹿嶋市における鹿島アントラーズと地域社会との関係(2010年)


サッカークラブの経営資源に関する研究 -JFL及び地域リーグに所属するクラブを対象にして-(2009年)



とりあえずタイトルだけでも「何が書いてあるんやろ?」みたいな感じになったりしたらいいなあ。
学生時代に、大学の図書館から100本強のこういったのを集めて、
酔っ払った時にごろりと横になりながら読んでました。



しばらく水戸ホーリーホックの試合がないオフの期間は、
(俺以外の)誰(かにとって)得(になったらいいなあ)論文のざっくりとしたまとめを
ここでやっていきたいと思います。


ちょこちょこツイッターでは漏れ出してるんですが、
140文字以内だとさすがにまとめきれないものもや、
短くしすぎると誤解が生まれそうなものが非常に多いので、
何かしら反応があったり、観に行ったことのあるチームが出てきたり、
単純に気に入っているものについては、ここでちょっとだけ詳しくやりたいと思います。






      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゛ヽ |、 ここは俺の日記帳だ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゛='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  適当にやりたい放題やるから許してくれ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゛ ,  な!
::::::俺::::::::::::::::::N. ゛、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
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しかしニッチだ。

11/18 トリプルヘッダー:第1試合/青梅FCを観てきました

2012-11-18 | 青梅FC

トリプルヘッダーとばかりに
11月18日は3試合ほどサッカーを観てきました。


ついカッとなってやった。今も反省していない。チャンスがあればまたやる。


もともと今日は水戸と川崎フロンターレの練習試合を観て、
帰宅後、家から程近くの赤羽スポーツの森でスペリオ城北の試合を見るつもりでした。

つまりダブルヘッダーの予定だったのです。







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↑を早朝に拝見するまでは。




電車のコースをちょっと変えればいいんや・・・!


  ・本来のコース
      昼前に自宅出発→池袋→新宿→柿生(水戸vs.川崎@13時)→新宿→池袋→自宅(スペリオ城北の試合@19時)

  ・ちょっと変えたコース
      朝に自宅出発→池袋→新宿   柿生(水戸vs.川崎@13時)→新宿→池袋→自宅(スペリオ城北の試合@19時)
                      ↓           ↑
                    八王子―――――→町田
                (青梅FCの試合@11時) 
 


うむ、何の問題も無い(キリッ



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余談ですが、後日に東京在住経験のある水戸サポの方に
上記のコースについてお話したたところ、






…といったご評価を賜りました。
変態ちゃうんや、ちょっとサッカーが好きなだけなんや(震え声)


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というわけで1試合目。

青梅FC vs. V.F.C 1st(東京都社会人サッカーリーグ1部カップ戦)


なお、事前の知識はゼロでした(後に後悔)。
青梅FCについては、ツイッターでサポーターの方をフォローしており、
『試合のフォトギャラリーが充実しまくっている』ことを知っていたのみ。

実に新鮮な気分でお散歩(最寄りの八王子駅から徒歩60分)がてら、
試合会場の戸吹スポーツ公園へ。




二度と
徒歩では
行かない(真顔)





迷子になった挙句、親切なタクシーのおじさんに道を教えてもらい、
挙句の果てにちょっとだけ乗せてもらいました(無料で)。
本当にありがたい限りです。




人工芝ながら新しい施設で実にキレイな会場



びっくりするぐらいしっかりな段幕



寄せ書きのあるものもありました




前半はサポーターの方とは少し離れた客席で観戦。
ノンアルコールで ちょっと気恥ずかしかったのもありますが、
ベンチと客席がごっちゃになっていて実に面白そうな状況だったのです。



こんな感じ。なお、2つ隣には青梅FCのベンチ外な選手の方々が座っておられました。


ここまで近いとピッチ上でガシガシやりあっている音はもちろん、
ベンチで話している声まで丸聞こえ。

臨場感たっぷり…というより、臨場そのもの。

選手同士なのでプレーに対する評価が辛い辛い!
そして、熱い熱い!!

早い時間帯に交代があったのですが、監督と選手の会話や
アップ中のやり取りなど、これまでに体験したことの鮮烈な体験でした。



でもって後半はツイッターで試合情報を教えていただいた方にご挨拶し、
青梅FCのサポーターの方々の後ろで観戦。


青梅FCのチームカラーは白と緑。
この日、私はたまたま相手のV.F.C.のチームカラーと同じオレンジ色の上着だったので、
実に申し訳ない思いでした。あ、脱がされませんでしたよ?



この日、強烈に印象に残ったのは青梅FCのGK、No.30の櫻木選手。



とにかくコーチングが熱い!
そしてちょっとだけユーモラス!

「3、2、1、はい!3秒経ったよ、蹴れよーーー!!!」


途中からはもう彼に夢中でした。



試合は4-1で青梅FCが勝利。
実は乗り継ぎの問題で、後半20分までしか観戦できず、
1得点目の岩田選手(No.10)のえっらいかっこいいボレー
得点しか観れませんでした。


実にホットな応援と、臨場そのものな観客席との距離、
櫻木選手の熱いコーチングを体験させていただき、第1試合からは撤退。

単純に「もっと観てたいな」と思わせる環境であり、
応援している方々であり、選手であり、試合でした。

退団のニュースが3日続く。

2012-11-15 | 水戸ホーリーホック



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11/12に吉原宏太選手がツイッターで退団を発表。
翌13日には吉原選手に加えて、オフィシャルより金久保彩選手・代健司選手の退団が発表に。



さらに14日には、岡田佑樹選手・村田翔選手の退団が。


そして今日、市川大祐選手の退団が発表されました。





     |        |        |   |
     |        | ∧_∧ |   | ポイ
     |        |( ´・ω・)つ ミ |
     |        |/ ⊃  ノ |   |  【寂しいという感情】
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |   




つらい季節ですね、本当に。



vs. カターレ富山

2012-11-12 | 水戸ホーリーホック



※お察しください


実際、富山戦の後はすっかりおなじみになった『反省会』をしつつ、
銭湯→飲み屋で上記な感じで飲んだくれて夜行バスで帰ってきました。


せ、せっかくだし観光した写真なんぞ…(逃避)



新宿→長野まで前日夜にバスで移動し、
ホテルで一泊後、始発電車でまずは日本アルプス沿いに北上開始。


紅葉がぐう綺麗でした。


日本アルプスの山々は雪化粧。
テンションが上がる



直江津で乗り換えて今度は日本海に沿って西へ。


やってきました富山駅、そして駅を出てすぐに「カターレステーション」なるスポットが!



よし、水戸駅にもぜひ設置しよう(提案)




実にサービス精神旺盛。
水戸サポに囲まれてもめっちゃポーズ決めてくれたライカ君。




ふう…そろそろ限界みてえだ(逃避が



vs.カターレ富山




試合前の時点で、残留はほぼ決定していましたが、
富山サポーターの方々は「勝って残留を!」とメインの入り口で呼びかけてました。




対する水戸サポ側。
最終節ゆえか富山という遠隔地、さらには雨予報にも関わらず見知った方がたくさん。



泣いても笑っても最終節。
2012シーズンの最後の90分間。


水戸ホーリーホック 1 - 3 カターレ富山



アウェイでの白星を見ることは今期かないませんでした ('A`)



※カターレ富山の印象。



守備的に行くとか
思われてるぞ?        ( ゜д゜)っ
                  (彡 r タッタッタタ・・・・・
.                   i_ノ┘

     ⊂( ゜д゜ )   (゜ω゜ ) っ  よし、プレス行くぞ!
.      ヽ ηミ)  (彡η r ≡=- サッ
タッタッ・・・(⌒) |     .しu   ≡=-

..           ''';;';';;'';;;,.,    タッタッタ ・・・
             ''';;';'';';''';;'';;;,.,   タッタッタ・・・
              ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
プレス!        ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
          vymyvwymyvymyvy、
      ヽ(゜д゜)vヽ(゜ω゜)yヽ(゜д゜)v(゜ω゜)っ
 ⊂( ゜д゜ ) と( ゜ω゜ ) 〃ミ ( ゜д゜ )っ ( ゜ω゜ )つ  プレスだ!
   ゝηミ ( ゜д゜ )っ ミ) ⊂( ゜ω゜ ) .(彡η r
    しu(彡η r⊂( ゜д゜ ) .ゝ.η.ミ) i_ノ┘
.       i_ノ┘  ヽ ηミ)しu
           (⌒) .|
            三`J

注意:イメージです


試合開始直後から圧巻のハイプレス。


最終ラインの池端・福田・足助あたりは、
ほぼハーフウェイラインぐらいまでラインを上げていて、
岡本達也選手が封殺状態。

富山のハイプレスで、全く中盤のスペースが潰されて
パス回しがほとんど機能しない。
特に中央では人数の多さも相まって、キープも難しく
どんどんサイドに追いやられて、最後はライン際に押し出されるか、
ボール奪取されてカウンターで苔口へ縦一本。




かといってサイドから速攻しようにも、プレスに押されてなのか、
ほとんど「ポーン」と溜めなく蹴り出すようなキックで、
正確性を欠いていたり、受け手の準備が出来おらずトラップがずれる。

ここでも富山の出足の早さが功を奏していて、
水戸の選手がパスを受けた瞬間にはマーカーがしっかり最低1人は付いていて、
前に向かうには、一度必ず1対1に勝たなければならない状況ががががが。

勝てば前に進めるが、その頃にはブロックが出来上がっていて、
パスの出しどころが無い。
また、手間取ろうものなら2人目、3人目が入ってきてライン際に押し出されるか、
ボール奪取されてカウンターで苔口へ縦一本。



実際すごかったです、気迫が。


1失点目は、相手のポストプレーに3人が一気にボール奪取に向かって、
全員交わされるという衝撃の展開後、
朝日のスーパーなミドルシュートが突き刺さっての失点。

2失点目、3失点目は状況は違えど同じ展開から。
攻めあがった状態で手薄になった時に早いカウンターを受けての失点。

本間幸司選手の奇跡的なセーブ…が毎回うまくいくわけないですよね ('A`)
それでも2本はありました。

『ハイプレスからのカウンター』がはっきりと苦手に見えますねぇ…



すごく残念だったのはスプリントしない/できないプレーが何度も見られたことです。
富山の選手が常に全力疾走だったので対比できてしまって悲しかった。
モチベーションの差異はいかんともしがたいものがあったんでしょうけど…
2失点目の直前のプレーで流したのを見た瞬間、あたしゃ悲しかったよ…>フランク選手。





この日は相手DJが「天気は何とかもちました!」と高らかに宣言した直後から
雨が降り出し、もともと強かった風も相まってエライ荒天に。

応援もガクブル震えながらの応援でした。


もしかしたらこの試合が水戸で最後の試合になる選手もいるかもしれない。
そもそも今季最後なんだ、と思うと応援にも熱が入りました。
でも、試合後には拍手できんかったばい。
試合結果はいいんだ、勝負だから。でも気迫負けは悲しいぜよ。


本当にオナシャス!


…実際には、J1ライセンスが得られない上に、
契約等が動き出す最後の試合、選手としては厳しいメンタルだったんでしょうけどね…


  /気合入れろーーー!(サポの絶叫)\

↑内心はこうだったのかも。


でも頼むよー、夢みちゃってるのよー!
投影しちゃってるのよー(´・ω・`)


はあ…正直、ちょいとがっかりでしたが、
このブログやツイッター、また現地でいろいろな方と顔見知りになれたことは
本当にうれしい限りです。

今季からの観戦でしたが、本当に得がたい経験ができました。
長く色々な意味で心苦しいオフシーズンがはじまりますが、
また行きたいですね、試合観戦。



試合後、電鉄富山駅の掲示板にて発見。
市川大祐選手のサポーターの方ですかね、実にあったかい気持ちになりました。