遠いんです、水戸。

水戸ホーリーホック等の観戦日記。

青梅FC vs. T.F.S.C.(東京社会人サッカーチャンピオンシップ3回戦)

2013-02-24 | 青梅FC

本日2月24日(日)は、駒沢補助競技場にて東京カップ9時半キックオフの青梅FCの試合が、
14時からはカシマサッカースタジアムで茨城サッカーフェスティバルという名の
鹿島アントラーズとの茨城ダービーがある。






どちらを観に行くか?

















「両方でしょ」



東京都社会人サッカーチャンピオンシップ
3回戦 青梅FC vs. T.F.S.C.



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実は2回戦の青梅FC vs. OFA(青梅市社会人選抜)の
青梅ダービーも観に行っているのですが、
当日はサポーターの方にタイムキーパーを仰せつかってました。


当日の様子/青梅FC 2/17東京カップゴールチャント

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この日の対戦は昨年末に大宮で見た東京都1部カップの決勝戦と同じカードに。

過去を思い返すに「道に迷った」
「TFSCの中央の選手がエライ効いてた」
「津久井選手の突破に惚れ惚れした」の三本立てだった試合が舞台を駒沢に変えて再戦となったわけです。





しかしこの駒沢補助競技場。
なかなか凄い。

①ピッチが近いというかピッチと客席がイコールだ。

敷居みたいな段差だけです(マジで


②ピッチも近けりゃ選手も近い。

真ん中の半裸の集団は選手です。選手です。



③梅も咲いてた、青梅の試合だけに(ドヤァ…






青梅FCはコールリーダーの方から教えていただいたところによると、
3-4-3のシステムで試合に臨んでいる模様。
MFがフラットに4人並んでいるタイプ。

素人なりの理解としては…
・3トップで、左右はウィング的にもシャドーにもなる。
・サイドハーフが大変(トップの選手を追い越したり、守備時にはサイドをケアしたり)
・とにかく守備時にはみんながんばらんといかん。



…的な印象。むかしむかしの知識の総動員ですよ!総動員!








青梅FC 0-1 T.F.S.C.




カウンターで一発というやつでした、まさに。


前半はじめはリベロや最終ラインからのロングフィードと、
中盤でのショートパスを絡めて3トップが機能していましたが、
次第にT.F.S.C.の球際の強さと組織的な守備にボールが詰まって、
カウンターを受ける場面が多くなり、最後はロングボールからのカウンターで失点。

とにかくラインを高く設定していて、
トップの岩田選手が何度もミドルシュートでラインを下げさせようとしたのですが、
強気と攻め気を最後まで保って、コンパクトに人数をかけてきてました。

中盤では人数の多さでプレスを、
サイドではややマンツーマン気味に栗島選手や津久井選手を封じ込める。
後半に入ると中盤のボランチの位置で須貝選手や
坂本選手が何とかT.F.S.C.の波状攻撃を留めるので精一杯になりボールが収まらず。

またGKの櫻木選手のスーパーなプレーがなければあわやという
被決定機も3度ほど。ぐぬぬ。

最後に岩田選手がペナルティエリアで交錯し、倒れましたが笛はならず、
タイムアップ。





とかく悔しいです。
青梅FCの敗戦を見るのはまだ2戦目。

前回は、選手の悔しそうな、本当に悔しそうな様子に胸を打たれて
試合を観に行く強い動機づけになったわけでしたが、
今回はやや質が違う。




むちゃくちゃ悔しい、俺が。



あかんな、どっぷりですよこれは。
水戸の負け試合後に近い感じです。


次はリーグ戦。日程はよ。
また行きたいので。

青梅FCを観に行ってきました③/東京都1部リーグカップ決勝(12/2)

2012-12-10 | 青梅FC

風邪気味のところで週末に思いっ切り羽目を外した結果、
声が全く出なくなって本業に支障をきたす日々。

マイク越しで話すのは実に苦手です。
常に独り言チックなことが漏れているので拾われるのは実によろしくない。



さて、青梅FCの試合観戦、第3弾。
東京都1部リーグカップ戦の決勝戦の観戦記ですよ。

青梅FC vs. T.F.S.C @日立ビルシステム大宮




日立ビルシステム大宮


@日立ビルシステム大宮


@日立ビルシステム大宮




と、東京都1部リーグの試合、ですよね…?
住所が「埼玉県さいたま市西区西遊馬2431」なんですが。



最寄り駅は「指扇駅(さしおうぎ駅)」という初見殺しな読みの駅。
個人的には「大角豆(ささぎ)」と五分を張るレベルでしたね。



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さて、ここからは当日の私が試合会場までたどり着く徒歩15分間を
写真を通じて体験していただければと思います。




指扇駅から右手に曲がり、道なりに進む。
大宮アルディージャのペナントが飾ってあるのがいいですね!



…だんだんと郊外に向かう道路を道なりに歩いて10分ほど。
手元に印刷してきた地図によればこの道なんですが、どう見ても私道。



上の写真の奥の部分からの風景。
もはやこの時点で「あー、だめだ、今回も迷ったわ」と諦めの心境。



土手を登って自転車専用道路で呆然とする。
道行く野球少年に尋ねたところ、この先らしい。



きれいです、柿(逃避)。



実家付近の風景にそっくりでした(白目)




そして…





(; ゜д゜)


(つд⊂)ゴシゴシ



(;゜д゜)




グ ラ ウ ン ド 到 着 ?





マジで数十秒間は固まりました。



しかしながら耳を澄ませばどこかからボールを蹴る音。
そして野太い男達の歓声が聞こえてくる………


!?


青梅FCの段幕だあああああああ!!
あれだあああああ!!



最後はこんな道を通って



今度こそ到着!






ホント、着いて青梅FCのサポーターの方々の姿が見えたときには、
こんな気持ちでした。






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さて、ようやくサッカー!サッカーですよ、サッカー!



熊谷での試合以来の青梅FCの選手の方々。

八王子は小吹の観戦で強烈な印象を残してくれたGKの櫻木選手(31)に加えて、
熊谷での観戦を経て平松選手(88)も識別できるように。
やっぱり試合を見たり、エピソードを教えてもらうと違いますね。

…岩田選手(10)、キャプテンの福井選手は欠場?



サポーターの方のお邪魔にならないように観戦。


試合展開は…実にヒヤヒヤでした。


前半の15分ぐらいまでは青梅FCのペースで
サイドからも中央からもゴリゴリボールが進んでいた印象だったのですが、
フィニッシュが定まらない。



携帯のメモによれば、前半30分過ぎに平松選手のゴールで先制!
凍てつくような寒さだったのですが、大フラッグとともに歓声のあがるサポの皆様。
なお、直後にも平松選手の追加点で2-0に。



ところがどっこい前半終了間際に失点。
写真は別シーンですが、奇跡的にそれっぽく撮れていた一枚。


後半はT.F.S.C.がエンジンをかけなおしてきたかのように、
実に激しく青梅FCの選手のトラップの際やショートパスの出し手をブロックし、
早めに前線に蹴り出す感じの速攻が際立つように。

特に、T.F.S.C.の41番の選手(鎌田政利選手?)が前線から中盤まで豊富な運動量で
青梅FCのボランチ~センターバック間をずっと脅かしていた印象でした。


対する青梅FCでは、後半、目の前を何度も突破していった
右サイド、26番の津久井弘伸選手のパワフルさに夢中に。

やっぱりサイドバック贔屓です。

熊谷での試合の印象ではショートパス主体でつないで攻める印象があった青梅FCですが、
この日は津久井選手はじめ、サイドからの突破が目立っていて、
実にピッチサイドでの観戦は迫力のあるものでした。

後半終了間際にセットプレーから失点、
さらにはGKの櫻木選手が失点前のプレーでの交錯後に交代するなどハラハラドキドキ。

もはや居てもたってもいられず、3戦目では失礼かなーと控えていたはずが、
いつの間にやら声を出している始末。


青梅FC 3-1 T.F.S.C.



今日は皆さん笑顔。
これだけでも来た甲斐があったというものです。



選手を代表して挨拶していた津久井選手の
「サポーターが一緒に悔しい思いをしてくれて嬉しかった」という言葉。
すごい言葉ですね、本当に。


悔しい試合だからこそ現地応援していてよかったなあ、という謎の感想が残ることが
今季は水戸のアウェイゲームでは多かったんですが、そこにも通じるものが。

勝ち試合はもちろん嬉しいんですけどね、ここらへんは複雑。



しかし、白熱したいい試合でした。
リーグのディヴィジョンや試合会場の差もあるとは思いますが、
とにかく近い。

息遣いや接触プレー時の打音が聞こえるぐらいの距離で、
選手の意地が思いっ切り正面に出ている試合を
青梅FCの試合観戦では目にすることができています。

これで都リーグもシーズンオフと相成りましたが、
来期も様々な事情が許せばぜひ通い詰めたいところ…会場までの道中も楽しみです(ニッコリ




帰りに買った指扇の地酒。
うふふ…いろんな意味で、サッカー観戦最高や!(酒グビー

青梅FCを観に行ってきました②/関東社会人サッカー大会準決勝(11/24)

2012-11-27 | 青梅FC

師走付近、リアルに走り回る毎日です ('A`)



入試やら定期試験やら…



それでも日曜になるとサッカーが観たくてお出かけする日々。
前回に引き続き青梅FCの試合を。

11月24日は関東社会人サッカー大会の準々決勝。

各都道府県リーグの優勝チームが、
J1→J2→JFL→関東リーグ1部→同2部とJ1から数えること5部に
相当する関東リーグ2部への昇格を争う大会…とのこと


青梅FCは東京都1部リーグの優勝チームとして参戦。


リーグ戦を優勝し、なおこの大会で勝ち進んで、
さらに地域リーグの結果次第でしか昇格の切符をつかめない非常に狭き門…とのこと


実はよく分かってません、勉強不足。

関東社会人サッカー大会準決勝@熊谷スポーツ文化公園

青梅FC vs. 坂戸シティFC



会場がでかい(小並感)。
聞けば大宮アルディージャの試合も行えるJ1規格とか…




この日はジュニアチームも応援に来ていたとのことで、実ににぎやか。
青梅FCのカラーリングがほどこされたフラッグをぶんぶん振るちびっ子たち




水戸サポの方が大旗を振っておられたこともあり、
声を出して応援する方々の近くで観戦。




とてもいい陽気でした。



青梅FCの段幕。



やや遠くなってしまっていますが、坂戸シティFCの段幕。


試合は一進一退そのものの実に白熱した展開。

テクニカルにパスをつないで攻めようとする青梅FCに対して、
堅い守備からシンプルなポストプレーでカウンターを仕掛ける坂戸シティの構図。

中盤やサイドのいたるところで激しいコンタクトが続き、
見ごたえのある展開でした。


試合中に唯一撮れた一枚(濃緑:青梅/空色:坂戸)。
ホント試合中はダメですね、カメラを起動する暇がない



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試合経過についてはもっといいサイトがあるので、
ぜひ以下でどうぞ!
写真も『水に浸かっても乱暴に扱っても壊れない』ことがウリと
電気屋で教えてもらったデジカメの
ウン倍すばらしいものがアップされとります!

ここからJリーグ.net

坂戸シティFC vs.青梅FC 観戦レポート

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前半終了間際に青梅FCの岩田朗選手(No.10)が得点するも、
後半、坂戸シティFCの怒涛の攻勢が続き、コーナーキックから2失点。
坂戸は特に、矢内徹選手(No.7)の力強いプレーが印象的でした。




試合終了を告げるホイッスルと同時に、GKの櫻木選手は泣き崩れ、ピッチに倒れこむ選手も。

他の選手を支えるように青梅サポーターの席の前までやってきた
キャプテンの福井選手も、挨拶後にその場に泣き崩れてしまう。

観戦するのは2試合目の自分ですら、
いかに青梅FCの選手がこの大会に賭けていたかを感じて、目頭が熱くなりました。


非常に不謹慎かもしれませんが、こういう感情を共有できる瞬間が好きです。

水戸の試合でも選手の悔しそうな表情や笑顔を観ることが、
『たまらない』ので通い詰めている部分があります。



敗戦後、選手同士の感情がぶつかり合うような場面も、
「もっと見せてええんやで?」と思ってます。



そういう意味で、もっと見たいなと本当に重ねて思わされてしまいますね。
シーズンオフになったからできた発見かもしれませんが、
機会があるうちに観に行こうと思います・・・・で、見に行ったわけです




11/18 トリプルヘッダー:第1試合/青梅FCを観てきました

2012-11-18 | 青梅FC

トリプルヘッダーとばかりに
11月18日は3試合ほどサッカーを観てきました。


ついカッとなってやった。今も反省していない。チャンスがあればまたやる。


もともと今日は水戸と川崎フロンターレの練習試合を観て、
帰宅後、家から程近くの赤羽スポーツの森でスペリオ城北の試合を見るつもりでした。

つまりダブルヘッダーの予定だったのです。







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↑を早朝に拝見するまでは。




電車のコースをちょっと変えればいいんや・・・!


  ・本来のコース
      昼前に自宅出発→池袋→新宿→柿生(水戸vs.川崎@13時)→新宿→池袋→自宅(スペリオ城北の試合@19時)

  ・ちょっと変えたコース
      朝に自宅出発→池袋→新宿   柿生(水戸vs.川崎@13時)→新宿→池袋→自宅(スペリオ城北の試合@19時)
                      ↓           ↑
                    八王子―――――→町田
                (青梅FCの試合@11時) 
 


うむ、何の問題も無い(キリッ



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余談ですが、後日に東京在住経験のある水戸サポの方に
上記のコースについてお話したたところ、






…といったご評価を賜りました。
変態ちゃうんや、ちょっとサッカーが好きなだけなんや(震え声)


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というわけで1試合目。

青梅FC vs. V.F.C 1st(東京都社会人サッカーリーグ1部カップ戦)


なお、事前の知識はゼロでした(後に後悔)。
青梅FCについては、ツイッターでサポーターの方をフォローしており、
『試合のフォトギャラリーが充実しまくっている』ことを知っていたのみ。

実に新鮮な気分でお散歩(最寄りの八王子駅から徒歩60分)がてら、
試合会場の戸吹スポーツ公園へ。




二度と
徒歩では
行かない(真顔)





迷子になった挙句、親切なタクシーのおじさんに道を教えてもらい、
挙句の果てにちょっとだけ乗せてもらいました(無料で)。
本当にありがたい限りです。




人工芝ながら新しい施設で実にキレイな会場



びっくりするぐらいしっかりな段幕



寄せ書きのあるものもありました




前半はサポーターの方とは少し離れた客席で観戦。
ノンアルコールで ちょっと気恥ずかしかったのもありますが、
ベンチと客席がごっちゃになっていて実に面白そうな状況だったのです。



こんな感じ。なお、2つ隣には青梅FCのベンチ外な選手の方々が座っておられました。


ここまで近いとピッチ上でガシガシやりあっている音はもちろん、
ベンチで話している声まで丸聞こえ。

臨場感たっぷり…というより、臨場そのもの。

選手同士なのでプレーに対する評価が辛い辛い!
そして、熱い熱い!!

早い時間帯に交代があったのですが、監督と選手の会話や
アップ中のやり取りなど、これまでに体験したことの鮮烈な体験でした。



でもって後半はツイッターで試合情報を教えていただいた方にご挨拶し、
青梅FCのサポーターの方々の後ろで観戦。


青梅FCのチームカラーは白と緑。
この日、私はたまたま相手のV.F.C.のチームカラーと同じオレンジ色の上着だったので、
実に申し訳ない思いでした。あ、脱がされませんでしたよ?



この日、強烈に印象に残ったのは青梅FCのGK、No.30の櫻木選手。



とにかくコーチングが熱い!
そしてちょっとだけユーモラス!

「3、2、1、はい!3秒経ったよ、蹴れよーーー!!!」


途中からはもう彼に夢中でした。



試合は4-1で青梅FCが勝利。
実は乗り継ぎの問題で、後半20分までしか観戦できず、
1得点目の岩田選手(No.10)のえっらいかっこいいボレー
得点しか観れませんでした。


実にホットな応援と、臨場そのものな観客席との距離、
櫻木選手の熱いコーチングを体験させていただき、第1試合からは撤退。

単純に「もっと観てたいな」と思わせる環境であり、
応援している方々であり、選手であり、試合でした。