前回の理科では、強い酸性の性質をもつ塩酸と、アルカリ性の性質をもつアンモニア水が金属を溶かすかということを確かめるための実験を行いました。予想通り、鉄もアルミニウムもあわをだして溶けました。
今日は、その水溶液から鉄やアルミを取り出す実験を行いました。子供達の予想通り、蒸発させることで、白い粉末が・・・。でもこの粉末は鉄やアルミではないのです。
今日は、その水溶液から鉄やアルミを取り出す実験を行いました。子供達の予想通り、蒸発させることで、白い粉末が・・・。でもこの粉末は鉄やアルミではないのです。
塩酸が別のものに変える働きをするなんてビックリです!!
とても危険っということがわかりましたでも最終的にあの物質は何なんだ
水素は、空気より軽く、とても燃えやすい気体です。酸素とまじると爆発しやすいので危険です。水素が燃えて酸素と結びつくと、水ができます。
塩酸にスチールウールを入れたとき出てくる気体を、試験管にとり、火に近づけると、ポンと小さい爆発の音がして、水素であることが確かめられます。
塩酸に鉄がとけると、水溶液に、とけた鉄のうすい黄色~赤色がついてきます。スチールウールがとけた塩酸を、蒸発皿に入れ、風通しのよいところで(塩酸を蒸発させると、塩化水素というしげきのあるにおいの、有毒な気体が出るため危険)
熱して水を蒸発させると、黄色の粉のような物が残ります。
この黄色の粉は、塩酸と鉄の化学変化でできた塩化鉄という物です。これに磁石を近づけても、くっつきません。また、水や塩酸にとけますが、あわは出ません。
鉄とはちがう性質をもつ、別な物に変わったのです。
驚きました
でもいったい何に?