「STG最強の自機は何か?」と聞かれたら、僕はすぐに「ZANAC」(の自機)と答えます。
この最強の定義は難しいんですが、ここでは、開発されたテクノロジーの差等の設定は抜きで、自機の使い勝手で判断します。
「ソルバルウは核攻撃に耐える」等の設定を考えると収拾つかなくなりますし。
STGの自機は、1機で編隊を組める「ビックバイパー」や、無敵のフォースを持つ「R-9」、闇雲に耐久力の高い「宇宙戦艦ゴモラ」等、強力な機体が沢山ありますが、その中で「ザナック」は間違いなく最強レベルを誇るのは間違いありません。
話は変わりますが、概ねSTGで非常にお得な装備は「バリア」です。
グラディウスでも、ダライアスでも「バリア」を張るとひとまず安心できます。
当然、ザナックにもサブウェポンの一つとして「フィールドシャッター」が存在します。後方に死角がありますが、敵弾に50発も耐えてしまう強烈な防御力を誇り、更にウェポンレベルを上げると全防御状態になります。
まさに掟破りのバリアです。
ところが、ザナックが更に凄いのは、この優秀なバリアが、どちらかというと「使えない装備」になっている事です。
「プラズマフラッシュ」というサブウェポンも強力です。一発敵弾に当てると、画面上の敵と弾が全て消滅します。
ウェポンレベルを上げると、ボタンを押しただけで敵が消滅! こんなボムが20発も装備されます。もちろん使い切る前に補充も可能。
威力は無いとはいえ、ボム数十発使いたい放題ですよ!
ところが、ザナックが更に凄いのは、この優秀なボムが、どちらかというと「無くても良い装備」になっている事なのです。
ZANACの自機には、バリアやボム以上の能力を持ったウェポンが多数あるため、これらは相対的に必要性が薄いのです。
なにせ、ほとんどのサブウェポンは激烈な攻撃力を持ち、更に敵弾の破壊が可能なのですから。
光の球が自機を高速で回転し、敵や弾からガードしてくれる攻防一体型の「サーキュラー」は、バリア以上の安定感があります。
高速で前方に発射される光弾「ハイスピード」は自機をちょっと動かすだけで、敵の弾幕を一掃します。
まさに「ずっとボム」状態。
自機が破壊されても、パワーカプセルはほぼ常に画面上から補充されており、復活時のサポート体制は万全。
そして、肝心の残機は、ボスを破壊すれば、2機以上増える事もざらという超量産体制。
残機が1機でも諦めずに頑張れば、いつのまにか8機9機と増えていきます。
兵器の強さを考える時は、単体の能力だけでは無く、補給(整備)が楽で生産性が高い事が重要なわけです。
そんな最強の自機航空団に襲いかかる敵は、ファミコンSTG史上屈指の強さを誇ります。
最強の自機に対して、普通の敵ではただの虐めにしかなりません。
最強の自機と最強の敵がぶつかり合うからこそ、火花を散らす男の戦いのドラマが生まれるのです。
敵味方が反則みたいな攻撃をたたみかけるわけですから、こういうゲームは大味で退屈なものになりがちです。
ところが、ザナックは「死亡→復活→さらに隠しショットで最強状態→死亡」「死亡→死亡→死亡→死亡→ボス破壊→自機3機増加」等の起伏が常にあります。
様々な局面で、変化する敵の攻撃に対してサブウェポンの使い方を考える戦術性もあります。
サブウェポンは強力な反面、クセが強く、使いこなすにはちょっとした技量が必要なものが多いです。
一見使えない装備でも、うまく使えば逆転の鍵になる。
バリアはいらないと書きましたが、実は自機が破壊された時、たまたまバリアが前方にあれば、それは救世主に思えるのです。
最強であることで、さらに「最大級の撃つ快感」「避ける快感」「駆け引きの快感」を引き出す名機、ザナック。
僕のベスト自機は間違いなくこいつです。
この最強の定義は難しいんですが、ここでは、開発されたテクノロジーの差等の設定は抜きで、自機の使い勝手で判断します。
「ソルバルウは核攻撃に耐える」等の設定を考えると収拾つかなくなりますし。
STGの自機は、1機で編隊を組める「ビックバイパー」や、無敵のフォースを持つ「R-9」、闇雲に耐久力の高い「宇宙戦艦ゴモラ」等、強力な機体が沢山ありますが、その中で「ザナック」は間違いなく最強レベルを誇るのは間違いありません。
話は変わりますが、概ねSTGで非常にお得な装備は「バリア」です。
グラディウスでも、ダライアスでも「バリア」を張るとひとまず安心できます。
当然、ザナックにもサブウェポンの一つとして「フィールドシャッター」が存在します。後方に死角がありますが、敵弾に50発も耐えてしまう強烈な防御力を誇り、更にウェポンレベルを上げると全防御状態になります。
まさに掟破りのバリアです。
ところが、ザナックが更に凄いのは、この優秀なバリアが、どちらかというと「使えない装備」になっている事です。
「プラズマフラッシュ」というサブウェポンも強力です。一発敵弾に当てると、画面上の敵と弾が全て消滅します。
ウェポンレベルを上げると、ボタンを押しただけで敵が消滅! こんなボムが20発も装備されます。もちろん使い切る前に補充も可能。
威力は無いとはいえ、ボム数十発使いたい放題ですよ!
ところが、ザナックが更に凄いのは、この優秀なボムが、どちらかというと「無くても良い装備」になっている事なのです。
ZANACの自機には、バリアやボム以上の能力を持ったウェポンが多数あるため、これらは相対的に必要性が薄いのです。
なにせ、ほとんどのサブウェポンは激烈な攻撃力を持ち、更に敵弾の破壊が可能なのですから。
光の球が自機を高速で回転し、敵や弾からガードしてくれる攻防一体型の「サーキュラー」は、バリア以上の安定感があります。
高速で前方に発射される光弾「ハイスピード」は自機をちょっと動かすだけで、敵の弾幕を一掃します。
まさに「ずっとボム」状態。
自機が破壊されても、パワーカプセルはほぼ常に画面上から補充されており、復活時のサポート体制は万全。
そして、肝心の残機は、ボスを破壊すれば、2機以上増える事もざらという超量産体制。
残機が1機でも諦めずに頑張れば、いつのまにか8機9機と増えていきます。
兵器の強さを考える時は、単体の能力だけでは無く、補給(整備)が楽で生産性が高い事が重要なわけです。
そんな最強の自機航空団に襲いかかる敵は、ファミコンSTG史上屈指の強さを誇ります。
最強の自機に対して、普通の敵ではただの虐めにしかなりません。
最強の自機と最強の敵がぶつかり合うからこそ、火花を散らす男の戦いのドラマが生まれるのです。
敵味方が反則みたいな攻撃をたたみかけるわけですから、こういうゲームは大味で退屈なものになりがちです。
ところが、ザナックは「死亡→復活→さらに隠しショットで最強状態→死亡」「死亡→死亡→死亡→死亡→ボス破壊→自機3機増加」等の起伏が常にあります。
様々な局面で、変化する敵の攻撃に対してサブウェポンの使い方を考える戦術性もあります。
サブウェポンは強力な反面、クセが強く、使いこなすにはちょっとした技量が必要なものが多いです。
一見使えない装備でも、うまく使えば逆転の鍵になる。
バリアはいらないと書きましたが、実は自機が破壊された時、たまたまバリアが前方にあれば、それは救世主に思えるのです。
最強であることで、さらに「最大級の撃つ快感」「避ける快感」「駆け引きの快感」を引き出す名機、ザナック。
僕のベスト自機は間違いなくこいつです。