ASTRO PORT公式サイトを公開して、本日で16年です。
僕はASTRO PORTを始めるまで同人活動はほとんどしてきませんでした。
コミケに行ったのも晴海の時代に一度だけ。
オーダンはダークヘルカンパニー時代にフリーゲームを色々出していたので、僕の大先輩になります。
ASTRO PORTが目指すカラーは「アマチュアリズム」です。
16年間続けていればプロっぽくなりそうなのに、ずっとアマチュア。
僕が熱を入れていた創作活動に、アマチュア特撮映画があります。
自分で映画を撮るだけではなく、頻繁に上映会にも行ってました。
アマチュア映画にもいろいろなジャンルがありますが、僕が好んだのは低予算バカ特撮映画です。
特に安っぽさを逆手に取ったネタで、ゲラゲラ笑わせてくれる作品が大好物。
高校生の頃、池袋の映画館で観た怪獣映画「フウト」は衝撃でした。
愛して止まない映画は、なにわ天閣監督の「SPACE GO」です。

自宅のベランダで撮った怪獣映画
考えてみると、僕はローカルヒーローショーで声優や悪の将軍を演ってましたが、これもアマチュア活動です。
僕が所属してた団体は、スーツもアクションも本格的なのに、ショーはプロ志向ではなく各メンバーの趣味を強く押し出した、ユルい雰囲気でした。

ローカルヒーローの先駆け「ユウセイダー」
特にバルカイザーやメグリロはアマチュア特撮映画や、ローカルヒーローのノリです。
もちろん、今の話は僕個人の考えと体験で、オーダンの考えは入っていません(彼は自主制作ゲーム専門)。
でも、スタンスは一緒じゃないかと思います。
ゲーム制作で意見が割れる事はあっても、サークルのあり方で意見が割れた事は16年間一度も無かったからです。
ああ、なるほど。
僕とオーダンは、好きなゲームジャンルや理想の難易度はけっこう違います。
でも、16年続いたのは、理想のサークル像がほぼ同じだったからですね。