アマチュア天文家のひとり言

アマチュア天文家のつぶやきや、できるだけ最新の天体ニュースなどを掲載してまいります。

存在しないも同然の宇宙

2008-11-13 20:02:34 | Weblog
存在しないも同然の宇宙

宇宙から宇宙が生まれるときの様子を、キノコが生えてくるようだと表現しましたが、
キノコのかさの部分が宇宙だとすると、元の宇宙から新しい宇宙が発生する途中、
茎のように伸びた構造になってつながっていると考えられています。

この茎のような細い管の空間を「ワームホール」といいます。
しかし、ワームホールは非常に短い時間だけつながっており、たちまち消えてし
まうので、情報を知ることはできなくなってしまうそうです。
 
つまり、チャイルド・ユニバースはマザー・ユニバースにとって、
まるっきり存在しないのと同じ状態となり、
それぞれが存在しないも同然の宇宙だということになってしまうと
考えられています。

2009年7月22日には日食が起こります。

2008-11-13 00:26:38 | Weblog
2009年7月22日には日食が起こります。

日本では、全国で部分日食を観察することができます。

また奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部など、
皆既日食帯と呼ばれる細長くのびた地域・海域内では、
皆既日食を観察することができます。

皆既日食になると、太陽のまわりにはコロナが広がって見られます。
また太陽表面から吹き出ている赤いプロミネンスなども観察することができます。
空は、程度は日食ごとに違いますが、夕方・明け方の薄明中のように暗くなり、
明るい星ならば見ることができます。
地平線近くは、夕焼け(朝焼け)のように空が赤く染まって見られます。

日本の陸地に限ると、皆既日食が観察できるのは1963年7月21日の北海道東部で
見られた皆既日食以来、実に46年ぶりです。

次回も2035年9月2日の北陸・北関東などで見られる皆既日食まで26年間
起こりません。非常に珍しい現象と言えるでしょう。