桜ふる路
英語をツールに、できることをしたい。
踏み出しつつふだん感じ、考えたこと。
 




前回からつづき)


薬師寺の次に(というか順番はどちらでもいいけど)、行くべきところと言ったら、それはもう、唐招提寺(とうしょうだいじ)でしょう!
というわけで、唐招提寺です。トップ写真は境内の一角。
(公式サイト→唐招提寺
8世紀、失明しながらも日本に渡航した唐の高僧鑑真(がんじん)が開いた、律宗の総本山ですね。
ここも、世界遺産です。

薬師寺の門の前から約500m。歩いて7、8分で着きました。





薬師寺からの道を来て、つきあたりで右を向くと、こんな風景。
あの左側が、きっと入口だ~




その入口、南大門
写真だと伝わりにくいけど、大きいーーっ迫力たっぷり。

ふつうお寺の門って、それこそ薬師寺のみたいな形のがほとんどですが、
これは天平様式なんですね。どことな~く、外国っぽい雰囲気。



そういう雰囲気を象徴する建物が、たぶん金堂だと思うのですが。。。
上の写真で左端、門の向こうに小さい窓のいくつかついた建物が見えますね。
それが、金堂なんです。

へ?ですよね。


実は今、金堂は来年9月までの予定で、解体修理中なんですね。
うっかりしてた。そういえばこの前、上棟式だったって聞いたような気がしていたのに。。。
修理については、↑公式サイト内の「金堂平成大修理」のページで、写真付きで見れます。


先ほどの小窓の建物(=金堂を覆っている)の中は、通り抜けるようになっていて、パネル写真や、修復への浄財勧進を募る案内などがありました。





南大門をくぐって、裏側から









赤い実と萩のピンク、鮮やかな彩り





金堂はまたいつか見ることにして、今回は前方に見えるあの塀の中から見ていくことにします。





おお、門の向こうのあれは何だろう





「戒壇」。
パンフレットによれば三段石造りで、一番上の宝塔は周辺部分と共に新しく整備されたそうです





塀の前の堀には、鮮やかな紫が目を引きました

そしてトップ写真の風景を通り過ぎたのちに、





講堂。
パンフレットによれば、「宮廷から平城宮の東朝集殿を賜って移築したもの」。中には弥勒如来像などが祀られています




講堂の中を通り抜けて外に出ると、こんな静かな一角が!
正面は「旧開山堂」、右は「東室(ひがしむろ)」。
(伽藍の解説は、↑上記公式サイト内「伽藍と名宝」ページを参照してください)

わかりづらいですが、旧開山堂の左側の階段のあたりとか、
めっちゃええ雰囲気なんです~

旧開山堂の前にあるのは、松尾芭蕉の句碑です。
画像クリックで拡大)
案内板によれば、1688年陰暦4月、芭蕉が鑑真和上像を拝した際の句、

「若葉して御目の雫拭ばや」(わかばしておんめのしずくぬぐわばや)

だそう。







東室(左側)と、礼堂(らいどう、右側)との間の通路の先に、向こうの景色が!
このような構図、天龍寺で見たあの光景を思い出します。すてき。





旧開山堂の石段から
左から東室と礼堂、舎利殿(鼓楼)、講堂。
舎利殿の後ろ、すっぽり覆われていて姿が見えないのが、金堂です


さあ、ではその、旧開山堂の脇の階段を上がりますよ~
上がりきったところで、左を向くと、





この眺め。
色づいた桜もきれい~でも、つきあたりがちょっぴり、赤っぽい?何やろ。

近づいていってみました。
すると、どうでしょう!






...

すみません、このまま書くと記事の制限字数オーバーしてしまうので、急遽ここで切ります。
この続きは、こちらへどうぞ


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