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熊本から気ままに山と自転車のブログ

門前川眼鏡橋

人銘板の橋梁周回
2023/10/31(火)晴

最高気温24°晴天の秋日和に、午前9時半過ぎからポタリングに出る。
ブログ「くまもと自転車紀行」の「のぶ」さんの「人名のつく橋めぐり」の頁を見て、追体験を思い立ち、目的地を「江津斉藤橋」「木倉太郎兵衛橋」「太郎兵衛橋」「次郎兵衛橋」とする。

斉藤橋から御船町の木倉太郎兵衛橋に移動の途中、御船町市街地に入った所で人名がついた橋ではないが「門前川眼鏡橋」(写真5・6参照)を観る。
説明板には、「江戸時代、日向往還の要路として架橋されたものである。長い間架橋年代、石工とも不明であったが近年(平成十年)、文化五年(1808)理平の弟子利左衛門が石工と判明した。御船川眼鑑橋(昭和六十三年、流失)が弘化四年(1847)の架橋であることから、それより四十年近く古い。植木町の豊岡橋、享和二年(1802)等、数例しかない楔(くさび)石工法で築かれている。特徴は切石の一つ一つを丁寧に川石でつなぎ、石には番号が記されている。橋の長さは七メートル、幅二十六メートル、水面からの高さ四・六メートル、である。現存する県内の楔石工法の中では豊岡橋について二番目に古い。
昭和初期、県道改良工事にあたり本来の位置から移される事になったが、当時の松村熊喜村長らが計画の変更を申し入れている。当初の計画では眼鏡橋を取り壊し、西往還から来た道路を直線で現、木倉小学校入口まで伸ばすことになっていた。
現在は、松村村長らの要望にそって新しい橋がかけられ、二本の道路が川をはさんで平行に走っており、眼鏡橋は歩道として残され、今も利用されている。」とある。



門前川眼鏡橋
2021/12/30(木) 晴/曇

今日は、最高気温予想10°、週間最高気温予報も10°前後と寒い日が続く。炬燵に丸まっているだけの生活では体が鈍るので、様子見に御船町まで13時前からポタリングに出る。

「旧日向往還四里木跡の碑」のその先右側に、門前川眼鏡橋(写真6・7参照)がある。肥後の石橋のなかでは、初期のもので輪石に楔石がある。


この後、木倉六地蔵に移動する。


門前川眼鏡橋
2017/1/11(水) 晴

今回は中2日のポタリング。
熊本市街地を抜け、下江津湖広木公園横を通り、加勢川西牟田橋を渡り、益城町、御船町の麦畑が広がる中を走り、御船町木倉を目指す。
木倉の門前川眼鏡橋(写真1参照)に立ち寄る。ここは旧日向街道の一部である。
架設は、肥後では植木町豊岡橋に次ぐ古さという。


橋は、地震の影響か欄干が痛んでいる。
よく見ると欄干の石に臍が穿ってある(写真2参照)。


反対側を見ると突起が付いている(写真3参照)。
楔石工法といい、この細工といい、丁寧な仕事がしてある。



2014/5/21(水) 晴
門前川眼鏡橋

初夏の爽やかな風に誘われて、昼からサイクリングに出かける。
御船町木倉地区に、美しい形の石の楔形石工法の門前川眼鏡橋(写真1参照)があった。
日向往還の一部として1808年に架設されたとのこと。
この工法による橋としては、植木町の豊岡橋(1802年架設)に次ぐ県下では2番目の古さとのこと。


帰路は国道445号を西進し、高速道路御船インター過ぎた辺りから金峰山を目標に麦秋の田園のなかを走る。
嘉島町の田園のなかを走るときいつも思うのだが、西の金峰山と東の飯田山は熊本平野の両雄であろう。
熊本の人であれば両山の背比べの話はよくご存知であろうと思うのだが、その山容は実によく目立つ。
目新しい風物を堪能できたことを天に感謝。自然に感謝。
熊本(自宅)27km→御船町足水地区24km→熊本(自宅) 所要時間6時間(実5時間)
総計51km 走行累計6,082km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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