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熊本から気ままに山と自転車のブログ

蓑田六地蔵・生見六地蔵・光善寺六地蔵×2・中町の六地蔵

蓑田六地蔵・生見六地蔵・光善寺×2基の六地蔵・中町六地蔵
2022/2/18(金) 晴

今日の最高気温予想12°と晴天で暖かいので、15日接種した新型コロナワクチン接種副反応に16・17日と安静にしていたが、副反応からの回復具合の様子見と明日の雨予報に12時からポタリングに出る。
目的地は、玉名市安楽寺の蓑田六地蔵・生見六地蔵とし、体調が良ければ大浜町の光善寺の2基の六地蔵・中町六地蔵とし、更に体調と時間がよければ玉名市指定天然記念物「北稜高校のソテツ群」の探訪とする。

往路は、熊鹿ロード、県道31、国道208、玉東町稲佐から右斜め方向の県道に逸れて、玉名市安楽寺に鎮座する玉名市登録有形文化財(建造物)蓑田六地蔵石幢(写真1参照)を拝する。


龕部の像(写真2参照)は、彫刻も深く立派である。が、顔部は人為的に損傷されている。


直ぐ脇に追分石(写真3参照)がある。三池往還と、何処との追分か知りたいものである。


蓑田六地蔵石幢を後にして、玉名市指定重要有形文化財(建造物)の生見六地蔵(写真4参照)に移動する。


こちらの六地蔵石幢は、中台に彫刻(写真5参照)が見える。


六地蔵の道向うに石祠(写真6参照)がある。ご神体とされている拳大の石が五・六個鎮座する。古墳の葺石だったか。


生見六地蔵石幢を後にして、大浜町の光善寺に移動する。大浜町の六地蔵石幢は、三基とも玉名市の文化財一覧表には掲載されていない。
光善寺山門から本堂(写真7参照)を見る。本堂の高い屋根は集落の外からも一際目を引き、それを目印に走って来た。本堂左右に見事な大株のソテツがある。


境内に、六地蔵石幢(写真8参照)が二基鎮座する。


左の六地蔵(写真9・10参照)の方が新しいように見える。


右の六地蔵(写真11・12参照)が右より大きい。中台が二段になっていて、石粉をとった穿った穴がある。


光善寺を後にして、外嶋住吉神社の角を右折し次の小路を左折すると、正面に中町の六地蔵
(写真13参照)が鎮座する。竿石は無く、組石になっている。


龕部(写真14参照)は風化か、像の形は無いが笠・宝珠を新設し、六地蔵龕部を大切に祀ってある。


中町六地蔵を後にして、時間に余裕があり疲労感もないので北稜高校のソテツに移動する。

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

コメント一覧

asotakadakedake1592
Re:shinshindohさんへ コメント有難うございます。
古くは852年小野篁が京都紀伊郡六地蔵村の木幡の里大善寺に祀った。後白河天皇の勅命により平清盛が京都六街道口に六体の地蔵菩薩像を分置したのが「京都六地蔵」と呼ぶ。後、室町地代に民間信仰として六地蔵信仰が広まったと、Wikipediaにありました。
自治体が文化財に指定しているものは、歴史が古く製作年等がはっきりしているようです。放牛石仏は享保年間ですが、六地蔵は製作年にも幅があり地域の広がりもあるので、それぞれ個体に特徴があります。両方とも道祖神としても村落の入り口にあることが多いようです。
取敢えずはカテゴリーで括っていますので、データベースとして利用いただければ幸いです。自転車くま
shinshindoh
毎日拝見していますが、六地蔵さんのデザインの多様さに魅了されています。先日ある会合で方牛石仏を守る会の野口会長と話をしましたが、六地蔵さんも400以上確認していると仰っていました。
又、追分石の所在も居っておられるようですが、なかなか情報が集まらないとの事でした。
データベースを作って後世に残したいものです。
まだまだ寒いですが、御風邪を召しませんようにお気を付けください。
asotakadakedake1592
Re:のぶさんへ こんにちは、いつもコメントご教示有難うございます。
自転車を走らせて運動をするというのが基本にあって、楽しく走りるための動機として古墳から初めた探訪も、自治体指定文化財は粗方探訪しました。さて次のテーマを何にするか考えているときに、六地蔵のご教示を頂き感謝いたします。当面は「六地蔵」で走れそうです。ただ、最近は平均10km/h位でしか走れなくなりましたので、片道30km、所要時間6時間が限界値と思っています。
のぶさんには、馬頭観音をテーマして走っておられるようで、参考になります。自転車くま
のぶ
こんにちは。
昨日は玉名方面でしたか。先程、六地蔵探訪一覧を拝見しましたが、玉名市の六地蔵は、かなり訪問されたようですね。わたしが知っているのはあと数カ所くらいかな。それにしても、自転車くまさん、すごいペースです!
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