2023/4/12(水) 晴
今日は、最高気温23°黄砂が舞う。健康に悪いので自転車は止めて、マスクを付けて16時から成道寺まで熊本市指定文化財の板碑・五輪塔に歩いて参詣する。
成道寺進入路右側に自然石(写真1参照)が建っている。文字が刻んであるが当初は読めなかった。目線を下げて見ると「成道寺」の文字が浮かんできた。ピカピカの研いた物も良いが、自然石も風情があって素晴らしいと思った。
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塀の内側に五輪塔(写真2参照)が建立されている。帰宅して調べたら、市指定文化財の五輪塔写真と大きさも違う。比較的新しい五輪塔であるから沢村家のどなたかの墓石であろうと思う。
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五輪塔墓所の入口右側に笠石をのせた大きな板碑(写真3・4参照)が建立されている。
「熊本市指定文化財等」のページの説明文には、「成道寺の境内、延徳4年の六地蔵塔の傍らに4基の板碑がある。本県に多い板碑は、片面の平たい自然石に種子(趣旨?)や願文を刻み、供養塔としたもので自然石板碑と呼ばれ、安山岩製のものがほとんどである。成道寺のものも全部安山岩で、一番東のものは笠石をのせ、正面中央に地蔵像を刻み、享禄3年(1530)の紀年銘をもち、成道寺の包仲をはじめ多くの奉讃者名が刻まれている。・・・」とある。
線刻の仏像は、手に丸いもの(薬壺?)を乗せているいるので薬師如来像ではないかと思う。帰宅してから分かったことだが、残り3躯は入口左側にあった。
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日に一回は汗をかいたが良いだろうと出かけたが、マスクはしていたが喉がいがらっぽい。自宅でジッとしていた方が良かったか。
成道寺の二基の六地蔵
2022/4/6(水) 晴
今日の最高気温予想22°目的地を宇土市走潟町の六地蔵を最終地として熊本市内六地蔵の巡礼と、11時から所用を兼ねたポタリングに出る。
久しぶりに訪ねた成道寺(写真1参照)は、若葉紅葉の薄緑の光中にあった。
熊本市指定文化財の六地蔵は、門前に二基鎮座する。二基とも凝灰岩製で、風化が進み建立年の文字は見えない。
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左側の六地蔵(写真2・3参照)は、龕部中央がくびれている。当初からのデザインか。
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右側の六地蔵(写真4・5参照)は、笠が大きく幢身が太い。龕部は、仏像が僅かに拝める。
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説明板(写真6参照)には、「成道寺。応永三十三年(1426)十二月八日、寰中元志和尚によって開かれました。その日が釈迦成道の日であったのでそれが寺名の由来になったと言われています。
菊池家第十九代持朝の厚い保護を受け栄えましたが、菊池氏滅亡後は、次第に衰退していきました。その後、肥後領主となった加藤家、細川家の保護を受け、さらには細川家家老沢村家の菩提寺となり寺勢を回復しました。
自然山水の見事な庭園は、泉石の閑寂さで有名なほか、六地蔵塔、五輪塔、板碑群、肥後三名筆のひとつ紙本墨書成道記などの貴重な有形文化財が残っています。」とある。
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成道寺の二基の六地蔵を拝して、池亀の六地蔵に移動する。