熊本から気ままに山と自転車のブログ

西南戦争山鹿戦跡

西南戦争野戦病院跡の長源寺・光専寺
2022/3/13(日) 曇

今日の最高気温予想23°今日は曇。10時過ぎから山鹿市方面へポタリングに出る。
目的を、山鹿市(太田・年山・中・薬師堂)の六地蔵としたが、その延長上に西南戦争史跡があった。

薬師堂を後にして、六地蔵が鎮座すると云うWeb情報を頼りに長源寺(写真15参照)を訪れてみた。
六地蔵は見ることはできなかったが、楼門右側に「史跡西南の役薩軍野戦病院跡」の石碑があった。


お寺を間違えたのだろうかと、近くの光専寺(写真16参照)を訪れてみた。こちらのお寺も野戦病院になったようだ。


楼門右側に建つ説明板(写真17参照)には、「西南の役において山鹿口の戦と田原坂の戦は最も激戦であった。山鹿は久留米から兼松を経て植木、熊本に南下する道路の中間にあたり重要な拠点であったので、薩軍は桐野利秋が総師として、最強の四番大隊を主軸とする軍団と熊本協同隊、飫肥隊を率いて攻勢防禦の体制をとった。それに対して官軍は三浦梧楼の率いる第三旅団であった。
二月二十六日から三月二十一日までに両軍相会戦すること五回、鍋田原を中心として北は正円寺から南は志々岐・長岩に至る間に激戦が展開された。中でも三月十二日と十五日の鍋田原の戦いは戦列を極めた。その間官軍の戦死者は三二五名、薩軍の戦死者は二百数十名であった。
この寺は、会戦頭初は薩軍の兵站基地であったが後、野戦病院に使用された。本堂に屍体が運び込まれて会葬され、庫裡には負傷者を収容して看護された。
又会戦中、山鹿の町に熊本協同体の有志によって民権体制がしかれた時、この寺は民生長官となった野満長太郎の檀那寺であったため、彼は寺の一室を借りて同志の会合を行ったと云うことである。
田原坂が陥ちると山鹿口の薩軍も隈府方面に退却したが、去るに及んで彼等は「我々は負けていない。」と残念がり、本寺の庫裡の天井や鴨居を槍や刀で突き破って無念の情を表したという。その時の痕跡が今も鴨居の一部に残っている。」とある。先の長源寺の石碑にも同主旨の文言が刻んであった。



西南戦争村田三介戦死の地碑
2020/10/2(金) 晴

降水確率0%快晴、最高気温予想29°。今週はストレスの多い一週間だったので、少し遅い出発になったが正午0時から西福寺古墳群を目的地にポタリングに出る。

熊鹿ロードを終点まで走り国道443を横断、岩野川沿いを走り、一つ目の「ちぶさん橋」を渡る。そのまま西進し二つ目の交差点が西福寺古墳群の入り口になる。
その道の反対側に、西南戦争山鹿口の戦い村田三介戦死の地碑(写真4参照)がある。


碑文(写真5参照)では、西南戦争山鹿口の戦いは田原坂に次ぐ激戦地で、その中でもここ鍋田台地が主戦場であった。村田三介は植木の戦いで乃木少佐を破ったことで有名である。ここでの薩軍の死者は200名を越、その御魂を慰霊する碑を建立するとある。長文で全文書き起こしたいところだが、それは後日としたいと思う。



西南戦争山鹿官軍墓地
2020/7/16(木) 曇/晴

天候は曇り、予想最高気温28°湿度70%前後、曇天の下、午前10時前から山鹿市熊入、日輪寺方面を目的地としてポタリングに出る。
往路は熊鹿ロードを北進し、植木町宮原から国道3を北進する。

熊入神社、日輪寺を巡り、帰路は再度旧豊前街道を通り、西南戦争山鹿官軍墓地(写真7参照)に立ち寄る。


標柱の説明文にあるように、山鹿市老人福祉センター建設に伴い、墓標はこの慰霊碑(写真8参照)に整理されている。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)→34km善行寺30km→熊本(自宅)
所要時間6.5時間(実3時間) 総計64km 走行累計34,728km


西南戦争山鹿戦跡
2017/12/15(金) 晴

今日は、空気は冷たいが気持ち良い快晴の日に、西南戦争史跡の手掛かりを求めて山鹿市立博物館に向かう。
来年のNHK大河ドラマは、「西郷どん」
西南戦争史跡を数回のシリーズとして探訪しようと思い立った。
例によって熊鹿ロードを北へ走る。

途中、昼食を食べ午後1時半無事博物館に到着。
博物館進入路には、西南戦争関係資料が設置してある。
西南の役戦没者慰霊碑(写真2参照)。


西南の役山鹿口の戦い、明治10年2月23日から3月20日までの経緯を書いた石盤(写真3参照)がある。


隣には、そのことを地図上で説明した「戦闘状況図」(写真4参照)がある。


そして、戦闘状況を描いた錦絵が3枚(写真5・6・7)掲示してある。


2枚目錦絵右側一群の薩軍兵士は女性。袴は履かず着物の裾を翻し長刀を手にして奮戦いる。



自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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