小正月に、
正月の締め飾りなどを焼く「どんど焼き」と呼ばれる行事は、
少なくとも平安時代から、
日本各地で継承されてきました。
その一つに、
信州のあちらこちらで行われ、
松本地方では「三九郎」、
南信州では「おんべ」と呼ばれて市街地でも行われます。
野沢温泉の道祖神祭りもその一つですが、
壮大な規模で行われることで有名ですね。
日本三大火祭りの一つに数えられて、
国の重要無形民族文化財に指定されています。
火祭りは海外では珍しく、
この道祖神祭りは外国人に絶大な人気で、
白馬にスキーに来ている外国人がバスで見に来ているようです。
この頃、
新型コロナウィルスが入り込んでいたら
大騒ぎになっていたかもしれません。
やはり日本は神の国かもしれません。(^0^)
13日に、
御柱祭のように、
山から高さ20メートルもあるブナの木を運び、
前日の14日のお昼頃に組み立てられて
15日までに社殿が作られます。
15日の19時頃、
火打ち石で採火した火を、
松明につけて運び、
20時に花火が打ち上がり、
火祭りが始まり、
社殿に火をつけようとする側と、
守ろうとする側との白熱した攻防戦ですよね。
社殿に火が入って
燃え上がり22時半過ぎには、
祭りは最高潮に達するようです。
社殿は一晩で全部燃やされるようです。
その昔、
アーティストの故岡本太郎さんが
道祖神祭りを気に入って毎年のように見に来られたようです。
たくさんのお酒が振る舞い酒として出されるのも特徴で、
さすが酔っ払う人が多いようですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます