身体の健康と髪の毛の健康のつながり。

髪の毛や身体の健康は自分で守らなければ!

太古から戦っている紫外線にタンニンは抗菌作用&抗酸化作用で臨んでいる・・。

2020-09-12 14:35:38 | 日記


タンニンは物質名ではないので、
ポリフェノールの仲間と
言った方が正しいようです。

さてポリフェノールの抗酸化作用は
生活習慣病の予防となるため
注目されています。

どうしてこのような作用があるのでしょうか?
さて虹は、
光の波長の違いから
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の
7つ色からなります。

そして、
赤より波長が長いと赤外線、
紫より波長が短いと紫外線です。
さらに紫外線はUV-A・UV-B・UV-C
の3つに分けられ、
UV-Aは日常受けている紫外線、
UV-Bは海水浴やテニスなど日焼けする紫外線、
UV-Cは殺菌灯に使われる紫外線です。

この紫外線を受けると、
体の水分と反応して
活性酸素ができます。

“活性”と聞くと
“元気の出る物質”
のように思われますが、
とんでもありません。

酸素そのものは、
ヒトが生きるうえで重要な物質です。

しかし、
鉄クギを空中で放置すると酸化され
錆び始めますが、
ヒトの細胞も
錆びるのです。

現在、
老化や9割以上の病気は、
活性酸素によって
起こると言われています。

活性酸素により
体の細胞が傷つけられ
病気になるのです。

水中は
紫外線が通らないので、
太古の昔では、
すべての生物が
海中に住んでいました。

しかし
ラン藻類の光合成により
酸素が作られ始め、
大気中にも存在するようになりました。

さらに
酸素が増えオゾン層が形成され、
紫外線(UV-C)はカットされ
生物は
地上で進化し始めました。

ところが
オゾンホールが出現し、
再び紫外線(UV-C)が
地上に降り注ぐようになりました。

その結果、
活性酸素により
皮膚ガンや白内障になると
警告されています。

さて動物は、
体を動かせ
紫外線から
逃げることができますが、
植物はできません。

そこで植物は、
紫外線を反射したり、
吸収し
活性酸素を除去する
物質を作り出します。

これが抗酸化物質であり、
体内の錆取り物質
と考えればわかりやすいでしょう。

また花や果実の色である
カロチンやアントシアニンなどは、
この日除け物質です。

だから
UVカットの温室で
果実を栽培すると、
紫外線を受けないため
色が悪くなります。

ちなみにビタミンCも
同様ですが、
ヒトでは作り出せないので

ミカンを食べることで、
肌の老化防止になるのです。

このようなメカニズムで
タンニンは、
抗菌作用・抗酸化作用を
持っていたのです。

ところでタンニンの
抗菌性とフッ化物の歯質強化作用を期待して作られたのが
HY剤含有の歯のセメントで
歯垢の付着を
抑制する効果がある事が
分ったようです。





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