北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

ATI か nVIDIA か・・・オタク的ですが

2009-06-20 18:32:58 | PC
[この記事は Doblog に 2005-07-12 22:06:38 付で載せていたものです]

なべちゃんさん(*1)が Gateway 製 712JP を購入され,
IEEE 1394 接続の外付けハードディスクに動画ファイルを保存し
楽しもうとなさったところ,再生に不具合あり・・・
との記事を書かれていました.

(*1)なべちゃんさんの関連ブログ:
  http://www.doblog.com/weblog/myblog/15478/1588345#1588345
  【2009-06-20 追記】
    上の URL は参照できません.
    Doblog は 2009年5月30日に閉鎖されたためです.

ネット上で(ブログを仲立ちとして)たまたま,なべちゃんさんを知り,
私の故郷に近いところにお住まいのようで,
また話題がPCのことだったので,
調子に乗ってコメントなどを付けさせて頂きました.

さて,なべちゃんさんが Gateway テクニカルサポートから受け取られた回答では,
ATI 社製ビデオカード RADEON X600 と他のハードウェアの相性が問題であり,
X600 のドライバが改良されたら直る可能性もある・・・とか.

私自身,数年前に ATI 社の RADEON 9600 Pro とかいうビデオカードに換えており,
その前の nVIDIA 社の GeForce xxx よりも高速描画してくれる(*2)ものの,
私には不具合と思われる点もあるので,
ちょっとオタク的な記事を書きます.

・・・長いので,ご興味のある方しか読んで頂けないと思うと
・・・ちょっとカナシイ.

さて,RADEON 9600 Pro. の(私にとっての)不具合は,次のとおりです.
CRT(ブラウン管)モニタに,BNC(*3)ケーブルで接続すると,
リフレッシュレート(*4)が 60 Hz 程度に固定されるのです.

中古モニタですが,自宅で常用しているモニタは21インチのCRTです.
このモニタに ATI 製 RADEON カードから画像信号を送り,
それがBNCケーブル接続だと,
リフレッシュ・レートが 60 Hz 程度になります.

60 Hz 程度ですと,暗い画面では気になりませんが,
白い部分では明らかにチラツキが感じられます.

・・・新しいビデオカードを買えないので,諦めてはいますが,
画面がチラつくのは身体に悪いです.
眼が疲れます.

老眼鏡を作らざるをえなかったのは,ATIのせいだっ!
・・・これは言いすぎです.

まぁ,BNCケーブルで接続しないで,
一般的な D-SUB で接続するとか,
以前の nVIDIA 製のビデオカードに戻すとか,
リフレッシュ・レートを 70 Hz 以上にする方法はあるのですが,
速いものには勝てないというわけで・・・
年末まではATI 製を使い続けます.

(*2) RADEON 9600 Pro が GeForce xxx(型式を忘れました)よりも高速:
   これは当然でして,一言でいえば時代の差です.
   つまり RADEON のほうが数年新しい製品だから,です.

(*3) BNC:
   5本のケーブルでモニタに接続するタイプです.
   なぜ5本なのかといえば,
   色成分であるR(赤)・G(緑)・B(青)の3本と
   H(水平同期)用とV(垂直同期)用のケーブルが
   分離しているからです.
   最近はもう見られなくなったタイプです.(高品質なんですが・・)   
   ・・・最近は,D-SUB 15ピン(これは昔からありました),
   あるいは,デジタルのDVI-Dタイプしか見かけません.
   ご興味のある方は次の URL(ケーブル&コネクタ図鑑)をご参照下さい. 
   いろいろ,雑学(?)が身につきますよ・・・
   http://www.atmarkit.co.jp/fpc/cableconnecter/indexpage/

(*4) リフレッシュ・レート:
   モニタ(ディスプレイ)に送る画像信号の時間間隔・・・描画間隔です. 
   CRTに対して,この間隔が長い(リフレッシュ・レートが低い)と,
   人によっては チラツキを感じます.
   私でも 60 Hz ならチラツキがはっきりと分かります.
   70 Hz 以上になるとチラツキが分からなくなります.
   なので,私は 72 とか 75 Hz 以上に設定しないと,
   画面がチラついて嫌なのです
   CRT(Cathode-Ray Tube,陰極線管,ブラウン管)は,
   いま主流のLCD(Liquid Crystal Display)と異なり,
   残光が短いです.
   ピカッと光ってから暗くなるまでが速いのです.
   # LCDはCRTと比べ長残光なので,長く光り続けます・・・
     なので,リフレッシュ・レートが低くてもチラツキを感じることは
     ありません.
     が,LCDは長残光なので,動きの速い映像では画面が汚い
     (残像が残る)と言われていました.
     最近はかなり改善されているようです.

おおっ,なべちゃんさんの話題から,えらく遠いところにきたようです.
なべちゃんさん,お読み頂いているでしょうか・・・

ええっと ATI 社製 RADEON X600 シリーズの(ビデオ)ドライバが
新しくなれば現在の不具合も解消する可能性あり,
というのが Gateway の返事でした.

で,現在の最新ドライバ(+アルファ)は 'CATALYST 5.6' です.
説明下手で申し訳ないのですが,
ATI 社は自社製ビデオ(グラフィック)カードのドライバ(+アルファ)に
CATALYST(キャタリスト?,触媒)という名前を付けています.
ドライバだけではなく,ユーティリティの類も一緒になった状態で
ダウンロードできます.
(下の URL です)
https://support.ati.com/ics/support/default.asp?deptID=894&task=knowledge&folderID=27
 【2009-06-20 追記】
   上の URL はまだ健在でした.

・・・私はこのような抱き合わせ商品は好みではありませんが,
それ以外に入手方法を知らないので,やむなし.

なべちゃんさん同様,
私も自分のPC(ハードウェアとかソフトウェア)の状態を知るために,
Sandra という(診断?)ソフトを使うことがあります.
私の持っているのは Sandra Pro.
(バージョンは 2005.2.10.50)です.

悪くはないのですが,PCの中身を調べてくれるのに時間がかかることと,
かなり知識がないと使いこなせない(表示されたことの意味が分からない)のが
難点です.

Sandra に調べてもらって,RADEON X600 のドライバ・バージョンを確認され,
もし,CATALYST 5.6 よりも古いなら,
上記 URL よりダウンロード&インストールなさるのもよいかな,とも思います.

ただし,英語も多く,テクニカルな内容になってくるので,
お近くに頼りになる方がおられないなら,オススメしません.

原因は私の推測していたことではなかったようですが,
現実的な解は,以前に書いたのと同じで,
IEEE 1394 接続のハードディスクの用途を限定することだと思います.
ムービー再生には使わず,あくまでバックアップ用ディスクとして利用する.

160GBのディスクですから,
バックアップ用途としては(当面は)大丈夫だと思います.

・・・ご清聴?ありがとうございました.
・・・いやぁ,長かったです (^.^;

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