Word に限らず、Excel や PowerPoint でも同じですが、
画像や図形を貼り込んだりすると、ファイルサイズが大きくなります。
画像が入っていなくても、旧型式（.doc）だとサイズが大きくなります。
ここでは Word の文書サイズを小さくする方法をご紹介・・・
もし画像を挿入しているなら、最初にやることは、画像サイズを小さくすることです。
ここで言う「画像」とは、ビットマップ (.bmp)、JPEG (.jpg)、PNG (.png) や GIF (.gif) 画像などです。
Word, Excel などで挿入する「図形」ではありません。
＃ Word, Excel などの「図形」は、ベクター・グラフィック、ベクター形式などと呼ばれ、
直線や円などを座標の集まりとして表現されています。
（ドットの集まりではありません）
ベクター形式のファイルは、画面上で拡大してもジャギーになりません（ギザギザになりません）。
これに対し、ビットマップなどの画像（ラスター形式の画像）は拡大するとジャギー、あるいは
ブラーになります（ぼやけます）。
興味のある方は「ラスター形式」、「ベクター形式」などで検索してください。
さて、デジカメなどで撮った「画像」ファイルをそのまま Word に挿入していませんか？
挿入してから、画像の縁をドラッグ＆ドロップして画像の大きさを変えていませんか？
もしそうなら、挿入する前に画像を適当な大きさに縮小し、保存してから
それを挿入してください。
Word 文書上で大きさを小さくしても、画像のサイズ自体が小さくなるわけではないので
結果として、Word 文書のサイズが大きくなりがちです。
画像を挿入していないのに、Word 文書のサイズが大きくなる・・・
もし Word 文書の拡張子が .doc なら
DOCX 形式（拡張子は .docx）で保存してください。
DOCX 形式とは、Office 2007 以降で採用されている新しい形式です。
ZIP ファイルのように圧縮されるので、ファイルサイズが小さくなります。
＃ Excel でも PowerPoint でも同様。
古い形式は .xls とか .ppt です。
新しい形式は .xlsx とか .pptx です（末尾に x が付きます）。
[ファイル] - [名前を付けて保存] で、ファイルの種類から「Word 文書(*.docx)」を選択して保存してください。
＃ 小さな表と文章だけ（画像なし）の .doc を .docx で保存したら半分ほどのサイズになりました。
画像も貼り付けたいのだが・・・という場合は、次のやり方がおススメです。
画像を「コピー＆貼り付け」しないで、「挿入」してください。
別の言い方をすれば、保存されているファイルを「挿入」してください。
＃ もちろん「挿入」する前に、適切なサイズにリサイズしておいてください。
ここで言う「サイズ」とは画素数のことです。
試しに、画素数 3840 x 2160 の JPEG ファイルを
半分の 1920 x 1080 にして保存してみました。
元の画像はこんな感じ・・・
Word や Excel に貼り付けるには 1920 x 1080 は大きい気がしますが、
貼ってから小さくするのではなく、小さくしておいてから貼るのが基本です。
繰り返しになりますが、「挿入」する前に、画像を小さくして保存してから、挿入しましょう。
コピペは避けましょう。
Word 文書のサイズを小さくするには、さらに方法があります。
画像を挿入しているなら、その画像を圧縮するのです。
保存するときに [ツール] - [図の圧縮] を選択し、
例えば［印刷用 (220 ppi): ほとんどの・・・］を選択し、[OK] します
図を圧縮した場合と、しなかった場合ではこんなにサイズが違ってきます。
これ以外にも、フォントの埋め込みをしないとか、サムネイルを保存しないとか・・・
いろいろあるのですが、大きなところでは以上を試してください。
それなりに効果があると思います。
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ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
＃ ご質問にはできる限りお答えしています。
ただし、お名前（本名の姓 and/or 名）を書いていただいた場合に限らせていただきます。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
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画像が入っていなくても、旧型式（.doc）だとサイズが大きくなります。
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ここで言う「画像」とは、ビットマップ (.bmp)、JPEG (.jpg)、PNG (.png) や GIF (.gif) 画像などです。
Word, Excel などで挿入する「図形」ではありません。
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直線や円などを座標の集まりとして表現されています。
（ドットの集まりではありません）
ベクター形式のファイルは、画面上で拡大してもジャギーになりません（ギザギザになりません）。
これに対し、ビットマップなどの画像（ラスター形式の画像）は拡大するとジャギー、あるいは
ブラーになります（ぼやけます）。
興味のある方は「ラスター形式」、「ベクター形式」などで検索してください。
さて、デジカメなどで撮った「画像」ファイルをそのまま Word に挿入していませんか？
挿入してから、画像の縁をドラッグ＆ドロップして画像の大きさを変えていませんか？
もしそうなら、挿入する前に画像を適当な大きさに縮小し、保存してから
それを挿入してください。
Word 文書上で大きさを小さくしても、画像のサイズ自体が小さくなるわけではないので
結果として、Word 文書のサイズが大きくなりがちです。
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もし Word 文書の拡張子が .doc なら
DOCX 形式（拡張子は .docx）で保存してください。
DOCX 形式とは、Office 2007 以降で採用されている新しい形式です。
ZIP ファイルのように圧縮されるので、ファイルサイズが小さくなります。
＃ Excel でも PowerPoint でも同様。
古い形式は .xls とか .ppt です。
新しい形式は .xlsx とか .pptx です（末尾に x が付きます）。
[ファイル] - [名前を付けて保存] で、ファイルの種類から「Word 文書(*.docx)」を選択して保存してください。
＃ 小さな表と文章だけ（画像なし）の .doc を .docx で保存したら半分ほどのサイズになりました。
画像も貼り付けたいのだが・・・という場合は、次のやり方がおススメです。
画像を「コピー＆貼り付け」しないで、「挿入」してください。
別の言い方をすれば、保存されているファイルを「挿入」してください。
＃ もちろん「挿入」する前に、適切なサイズにリサイズしておいてください。
ここで言う「サイズ」とは画素数のことです。
試しに、画素数 3840 x 2160 の JPEG ファイルを
半分の 1920 x 1080 にして保存してみました。
元の画像はこんな感じ・・・
Word や Excel に貼り付けるには 1920 x 1080 は大きい気がしますが、
貼ってから小さくするのではなく、小さくしておいてから貼るのが基本です。
繰り返しになりますが、「挿入」する前に、画像を小さくして保存してから、挿入しましょう。
コピペは避けましょう。
Word 文書のサイズを小さくするには、さらに方法があります。
画像を挿入しているなら、その画像を圧縮するのです。
保存するときに [ツール] - [図の圧縮] を選択し、
例えば［印刷用 (220 ppi): ほとんどの・・・］を選択し、[OK] します
図を圧縮した場合と、しなかった場合ではこんなにサイズが違ってきます。
これ以外にも、フォントの埋め込みをしないとか、サムネイルを保存しないとか・・・
いろいろあるのですが、大きなところでは以上を試してください。
それなりに効果があると思います。
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