2013年3月に宿泊しました。
一番ホテルは南米ボリビア・ラパス市内にある日本人経営のホテルです。
日本出発前とラパス到着後にラパス情報を仕入れたかったのでここを選びました。
料金はHPの公示価格通り、ツインで360ボリでした。(1ボリ=約14円)
宿のご主人はボリビア在住45年以上という日本人男性で、メールでも現地でも
ラパスの事やウユニの事など、色々と教えてくれます。
メールの文章は非常に素っ気ないし、見た感じもちょっと無愛想なのですが、
実際にはちゃんと対応してくれます。
ただ、特定されると困るので細かい内容は言えませんが、「えっ、ここまで親切にしてくれるの!?」
って事もあれば、「客相手にその言い方はないんじゃないの?」って言うような態度を
取られる事もあり、その振り幅が非常に大きいです(^^;
そのへんをどう捉えるかでこの宿の評価が分かれるかも。
対して、奥様の方は日系2世で日本語は片言程度ですが、普通に親切に対応していただきました。
フロントの様子。
奥に日本の本が色々置いてあって、無料で使えるPCもあります。
それとは別に、部屋でも無料でWiFiが使えます。

1階はフロントのみで、2階が食堂、3~5階がゲストルームになってます。

エレベーターはちょっと変わってて、自動ドアではなく、手前に引く引き戸があります。
引き戸の覗き窓からエレベーターが来た事を確認してから、ドアを手動で開きます。
一応、引き戸はエレベーターが来ていない状態では開かない仕組みになってるようです。


部屋はごく普通の中級ホテルのそれで、良くも悪くも特徴はありません。

部屋のTVはNHKが見られるそうです。

部屋の鍵はなかなか渋い作り。

バスルーム。
シャワーは固定シャワー。
最初に入った部屋がシャワールームの水はけが悪く、シャワースペースの縁から
水があふれ出しそうになったので、言ったら部屋を替えてくれました。
新しい部屋は特に排水は問題なかったです。


シャンプーと石けんがありましたが、このシャンプー(緑色のやつ)の容器が
端から破ろうとしても押し破ろうとしてもさっぱり開ける事が出来ず、結局諦めました。
ここのシャンプー使うならハサミか針のようなものが必須です(^^;
ドライヤーは部屋にはなかったけど、言えば貸してくれました。
ただし数が1つ2つしかないようで「使い終わったら返して下さい」と言われたので、
一晩中借りるような事は出来ないと思います。

室内は禁煙ですが、各階の廊下に喫煙所があるので、さほど不便は感じません。

部屋の窓からの眺め。
ホテルは中心部から少しだけ離れてますが、前の通りはバスもタクシーもよく走ってます。

ラパスの中心部であるムリリョ広場や土産物街のサガルナガ通りまでは、
車体前方に「J」のあるミニバスで1人1ボリ、ラジオタクシーだと1台15~20ボリでした。
「J」のミニバスはホテル前を通ってますので、坂を下っていく方向のバスに乗れば
ムリリョ広場方面に向かいます。
ラジオタクシーは「一番ホテル」と言えば大抵通じますが、万一通じない場合も
「Plaza Condle(コンドル広場)」と言えばホテルのすぐ近くまで行ってくれます。

宿泊料は朝食込みで、和食か洋食か選べるそうです。
私達は早朝のフライトだったので朝食はいただけなかったのですが、
その場合はパウンドケーキとコーヒーを深夜でも出してくれます。

結論。
ラパス始めボリビア情報を求める人や、言葉に不安がある人にはここが名前通り「一番」だと思います。
一方、そうでなければ同クラスでもっと安い宿もあるようですし、アクセス面でも
サガルナガ通りやメルカド(市場)に近い宿の方が街歩きには便利です。
宿のご主人のキャラクターについては好き好きって事で(笑)