YADOMEGURI~Ancient Blue Annex~

HP「Ancient Blue」のアネックス(別館)です。宿情報はこちらにUPします。

Le Relais Saint Michel

2013-01-27 00:04:33 | ヨーロッパ
2013年1月に宿泊しました。



ルレ・サンミッシェルはフランスのモンサンミッシェル対岸にあるホテルです。
モンサンミッシェル自体は本土から堤防で2kmほど離れた島にあり、
その中にもホテルはあるのですが、やはり外から眺めてこそ美しさが分かるモンサンミッシェル、
ホテルの窓からその眺めが見えるホテルとして数年前から「モンサンミッシェルに行くなら
絶対ここに泊まる!」と決めてました。
このホテルの存在を知った当時はまだ日本国内では知られていませんでしたが、
今ではすっかり有名になって、JTBの団体さんとかも宿泊してました。
というか、日本人ゲストだらけのホテルでした(^^;

夜に着いた時の外観。
んー、ピンクのネオンがちとアレですね(苦笑)
建物自体も冒頭の写真で分かるとおり、わりと近代的な作りで、思い描いていたイメージとは
ちょっとかけ離れてました・・・



建物に入ってみると、フロントや廊下は無難な作りだったのでちょっと安心しました(笑)

 

部屋も無難なヨーロピアンデザインです。



ベッドはハリウッドツインタイプ。



トイレはこういったホテルには珍しく独立式。



バスタブも十分な広さ。
お湯がかなりの勢いで出るので、余裕でバスタブに溜める事が出来ます。
ただ、湯温が日本人の感覚だとかなりぬるめなのが残念。



洗面台はそこそこの広さ、アメニティは写真には写ってませんが、歯ミガキセットから
シャワーキャップやひげそりまで、海外のホテルにしてはかなり充実してる方だと思います。
 

ドライヤーが固定式なのはちょっとマイナスポイント。



なかなか快適な滞在でしたが、やはりこのホテルの最大の魅力はモンサンミッシェルが見えるテラス!



夜、朝、昼と移り変わる光景を部屋から眺められるのは最高の贅沢です。
これだけでもここに泊まった価値がありました♪








ちなみに部屋は2階のデラックスルーム117号室でした。
チェックインの時に「グッドビューな部屋を用意したわよ」と言われたけど、
周りの景色を見る限り、多少部屋が違っても眺めはそれほど変わらない気がします。
ただ、1階のスタンダードだと低木が多少邪魔になるかもしれないので、
出来ればデラックスがお勧めです。



結論。
部屋自体も十分快適な作りですが、何よりもこの眺望だけで十分価値のあるホテルです。
ただ、私が某海外ホテルサイトで予約した時は、素泊まりで150ユーロとかなりお得なプランが
出てたのですが、今見ると2食付きで40,000円前後とかなり割高になってました。
それでも泊まる価値はあると思いますが、出来れば割安なプランで泊まりたいものです。。。


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Residence Grand Place

2013-01-26 00:43:15 | ヨーロッパ
2013年1月に宿泊しました。



えーと、まず最初に断っておきますが、冒頭の写真はホテルの外観ではありません。
このブログではなるべく、冒頭の写真にホテルの外観、ビルディングタイプではなく外観写真がない場合は
ホテルの看板を載せるようにしているのですが、今回の宿には外観写真も看板写真もありません。
理由は追って説明していきます。。。

で、冒頭写真は何かと言うとベルギーの首都・ブリュッセルにある広場、グランプラスです。
「世界で最も美しい広場」と言われ、ユネスコ認定観光地世界遺産にも指定されています。
今回のフランス・ベルギー旅行で是非行きたかった場所のひとつです。
行くならやはりグランプラスの夜景も見たい。
ならばブリュッセルに1泊しちゃおう!
て事でグランプラス周辺のホテルを探していると・・・
なんと部屋の窓からグランプラスを眺められるアパートメントホテルがある!
即決です。
それがこのレジデンス・グランプラスでした。
宿泊料金は海外ホテルサイトで135ユーロでした。

口コミ情報でホテルの入り口が分かりにくい&お店の2階にあると聞いていたので、
事前に地図であたりをつけておいて、その周辺を探しました。
が、全くみつからない・・・(汗)
なのでこちらのお店でレジにいるお兄さんに尋ねたところ、
「ここがそうだよ」
えええ、こりゃ確かに見つからないわ・・・
でもよーく見るとお店の入り口を入ったところにもうひとつ木製のドアがあって、
そこがホテルへの入り口なんですね(^^;



んで、「どこがレセプション?」と聞いたら「ここだよ」
・・・っていやいや、ただのレジなんですけど(笑)

レジ・・・じゃなかった、レセプションのお兄さんに鍵をひとつもらいました。
お兄さん曰く「マジックキー」だそうで、これひとつでお店の入り口の鍵、
その先のホテルへの入り口の鍵、部屋の鍵を兼ね備えてるんだとか。
これで夜遊びして、お店が閉まった後も宿の中に入れるって訳ですね。
(ちなみにお店の入り口と店内の間にはシャッターがあって、ホテルゲストが深夜の
店内に入れないようになってます。上手く出来てますね。。。)
私達は翌日早朝出発だったので、鍵はお店入り口とホテル入り口の間にある
メールボックスに入れておくように言われました。
しかし早朝出発の対応は分かったんですが、深夜到着にはどう対応してるんでしょう?
お店は21時か22時あたりに閉まるようでしたが・・・
まさかゲストが来るまでずっと待ってる?
連絡なしに到着が遅れたりした場合はもしかしてホテルの場所が分からず、
分かったところで入れず、路頭に迷う?
考えただけで恐ろしいです(--;

さて、ホテルの入り口から中に入ってみると、
やたらと狭い廊下とやたらと狭くて急な階段が待ってました。

 

階段は狭くて急な上に、手すりの位置が中途半端だったり、安定が悪かったりで、
かなり上り下りに難儀します。
部屋は中2階のような場所に2室、その上にまた2室、最後に1室の計5部屋でしたが、
私達は運の悪い事に最上階でした。
短期旅行だったのでリュックタイプや肩掛けタイプの荷物だけでしたが、
重いスーツケースとか持ってるとかなり大変でしょうねえ・・・
当然足腰の悪い方やお年寄りなんかにもお勧め出来ません。

部屋の入り口は部屋番号が書いてるだけの地味な作り。
アパートメントホテルって初めて泊まったけど、こんなもんなのかな?



部屋に入ったところ。
かなり手作り感のあるお部屋です。



んー、この絵のセンスは個人的には×かなあ・・・



入って最初にダイニング&キッチンスペースがあります。
長期滞在にはいいかも。



その奥がベッドスペース。



最上階だけなのかもしれませんが、天井が高いです。
ただ木組みといい、色の塗り方といい、素人が趣味で作った感が強いです(^^;



バススペースは入ってすぐ右にシャワーブース、突き当たりがトイレ、
その右側が洗面台になってます。
シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの切り替え式だったのですが、
水の勢いがやたらと弱い上に、切り替えるとすぐに水温が下がったりして
非常に使い勝手が悪かったです。



洗面台は結構狭く、アメニティはシャンプーとシャワージェル程度。
ドライヤーはあります。



バススペースの入り口は裏側が鏡になっており、座って用を足していると真っ正面にその姿が映ります。
トイレのすぐ左側にも洗面台の鏡がありますので、そちらにも映ります。
これはなんの羞恥プレイでしょうか?(--;



部屋の中には2台だか3台だかのオイルヒーターがあるのですが、
これが何故か全然温まらない・・・
室内は凍えるとまではいかないけど薄ら寒く、帰国してから風邪引いたのは
雨に濡れただけでなくこの日の夜も原因かも・・・
逆に上の写真にあるバススペースのオイルヒーターはやたらと効きががよくて暑いくらいで、
ここで寝ようかと半分本気で考えたくらいです。



で、肝心のグランプラスの眺めですが、ホテルの位置が実際には広場から僅かながら
逸れた位置にあるので、真っ正面から眺めるという感じではなく、斜め向こうに
グランプラスが見えるって感じです。
ただし、これは事前の口コミ情報と地図で確認済みだったので織り込み済みでしたが。。。
それでも窓からグランプラスが眺められる事に変わりはありません。



結論。
アパートメントタイプは初めてだったので、こーいうもんかなと思わなくもないですが・・・
階段やら暖房やらシャワーやらトイレの鏡やら・・・マイナス要素があまりにも多すぎます。
それでいて135ユーロというそれなりなお値段。
ヨーロッパなので値段が多少張るのはやむを得ないのですが、それでもこの後の日記で書く
Le Relais Saint Michelが150ユーロでちゃんとした設備だったのと比べると、やはり割高感があります。
多少欠点があってもそれを凌駕する長所(眺望とか部屋のデザインとか)がある個性的な宿は大好きですが、
ここは欠点が長所を凌駕してます。
まあ一度泊まる分にはネタにもなるしいいですが、仮にグランプラスにもう一度行く事があっても、
ここには泊まらないでしょうね。
一回でもうお腹いっぱいです(苦笑)

まあ強いてオシャレな言い方をすれば「世界遺産の街で暮らすように泊まる」というのに
憧れるのならいいのかもしれませんが、、、、
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