ずいぶん長い間放置してしまいました。すみません。
今日二年前にバッタリと来なくなった84歳さん(当時82歳)が来院しました。本人には言えないけど正直もうアッチの世界へと旅立たれたと思ってまして。けどメチャメチャお元気でした。
患者「体操は続けてたのよ。早くお迎え来て欲しいのだけど、健康ならあまり苦しまずに逝けるらしいから」
その一言で長年の疑問が氷解。ああ、だから意地悪な人が大往生できたりするのだなぁと。
それまでは・生き様と死に様はあまり関係無いんだな。と思ってました。いろいろ見てきたり聞いてきたりしましたから。
でもそうね、それなら納得。あと今までの経験上寿命ってあるんだと思っています。だから。
私「病気していても健康でも人間寿命が来るまで旅立てないみたいだから、そうだね元気にしていた方が良いよね」と答えときました。
書けばこれだけの事だけどすごく納得がいったのです。
私の健康状態と言えば、良いのか悪いのかよくわかりません。今日測った体重は57.8㎏。前に60㎏で下げ止まったと書きましたが、じわじわ減少中。
でも量は食べられないとはいえ食欲はありますし、お腹がすこしユルイくらいで普通に働けます。今年の正月は74㎏だったから約16㎏減。物理的にも身体が軽くなりました。
思えば私の人生このくらいの体重で過ごした期間の方が長い。これが私の健康体重なのかもしれない、と思わないとやっていけない。
履けないけど捨てなかったズボンも履けるし。けど10月くらいからすでに寒くてしようがありません、他人が寒いか暑いか判らない。今回の冬は厳しいことになりそうだぜ。
あと変った事と言えば、待合室のテレビを片付けました。理由は視る人が居ないから。二組ほど複数で来院した患者さんがいらしたのですが、一組は待っている間スマホを視てるし、もう一組は持参の本を読んでいるし。なんかそれを見ていたらテレビを出しておくのが恥ずかしくなってしまって、それにテレビの裏のコード類がホコリが付いて掃除が面倒だったりしていたのです。これも長年の懸案だったり。
これだけじゃ何なんで、もうひとつ解決した疑問を。
最近女房がテレビで「桃太郎侍」に嵌っています。先日帰宅したらちょうど「ひとつ人の世の生き血を・・・」のクライマックスの場面でポツリと「旗本退屈男のころからの疑問なんだけど、あんだけ派手な格好でよく屋敷の中に忍び込めるよな?」聞かせるでもなく疑問を呈したら其処にいた子ども(年齢は大人だけど)が「そりゃお父さん、見張りの人を買収して入ってくるのに決まってるよ」と言います。
私「え?そんな簡単に買収されちゃうの?」と言ったら。
子「だって悪人の手下だよ?それにこんだけ活躍してる桃太郎侍さんきっと有名だよ。ああ、ウチのお代官も桃太郎来ちゃったからもうおしまいだな。さしあたっての資金を貰って逃げちゃった方が良いな、って思うって」
なるほど!