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旭川デザイン協議会のブログ

ASAHIKAWA DESIGN ASSOCIATION

工事始まりました

2009-09-17 17:25:22 | 蔵囲夢
ギャラリー裏の道路工事が本日より始まりました
駐車場部分のアスファルトをガリガリと剥がしていく作業。


アスファルトを剥がすと石畳が隠れていました。


この堅い石畳を砕くときには、かなりの振動が予想されます
決して若くない建物達ですので、どうぞお手柔らかに

以前投稿した背高植物の名前が分かりました
「ビロードモウズイカ」という名前でした。
コメントいただきましたSHIMAさん、ありがとうございました
現在、枯れて尚、直立!

育つ環境が良かったのか、2mはありそうです。

(ADA staff E)

日々

2009-09-16 15:16:27 | 蔵囲夢
一雨毎に、秋深まる今日この頃、沿道のななかまどの実はまっかっかです
すずめと場所取りを争いながら、ななかまどを撮ってみました。
まだ街中では紅葉には至っていませんが、大雪山は既に紅葉が始まっています
それどころか、今月12日には大雪山系の旭岳で、初冠雪が観測され平年より12日早く、昨年より12日早いそうです。
ということは、この冬、寒くなるのでしょうかね
9月に入ってからTVでスタッドレスタイヤや、ストーブのCMが流れています。
ちょっと待ってよ、まだ9月なのに…と毎年思ってしまうけれど、確実に冬は近づいて来ているんですね

寒い話はこれくらいにして。

コレクション館とデザインギャラリーの裏の通路がこれから整備されます。



石畳も普通のアスファルトへと舗装され、なくなってしまいます。
趣がなくなりちょっと淋しくなりますねぇ。走りやすくはなるけれど

(ADA staff E)

誰も知らない

2009-08-27 11:29:43 | 蔵囲夢
名も知らぬ植物がギャラリーの裏で育っている。

春にはこんな感じの葉っぱだった
触り心地はまるで犬の耳のよう


初夏には花が咲いた。
一斉に咲きほこるのかと思いきや、ぽつりぽつりと弾けるように。。。
ちょっと肩すかしだった。


そして現在、すくすく育った植物は、役目を終えたかのように枯れ始めた


しかし、よくぞここまでにょきにょきと伸びたものだ
今年は冷夏だったにも関わらず、遥かに私の身長を超えていた。
亜熱帯な風貌ではあるけれど、北海道で生きていけるということは、元々自生しているものなのか

どなたか、この子の名前知りませんか?

(ADA staff E)

ファン ファン

2009-07-03 16:26:14 | 蔵囲夢
7月に入り、お客様の流れが少し変わったなぁと思ったら、
ファンファン号が街なかを走っていた。
もう、そんな季節なのねぇ...と感慨深げ。

ファンファンとは、旭川の観光地をめぐる循環バスのこと
乗り放題乗車券を購入すると、ファンファンルートなら
乗り降り自由に旭川の名所をめぐることができますよ。
また、乗車券を購入するとクーポンもついてきます。
そのクーポンで、大雪地ビール館さんの「地ビール」が1杯
サービスになります
他にも、乗車券を提示すると割引になったりとお得ですよ

ちなみに、乗車券のお値段は、
1日乗車券 大人800円・小人400円
2日乗車券 大人1,000円・小人500円

旭山動物園の入園利用券とセットになった、
1日セット券 大人のみ1,500円

運行期間は、7月1日(水)~9月30日(水)


ファンファンバス停はこんなかたち

バスルートや特典などくわしくはこちらまで
http://www.asahikawa-daisetsu.jp/fanfan/index.html

(ADA staff E)

東横イン 旭川駅前宮下通

2009-06-18 13:30:00 | 蔵囲夢
蔵囲夢のお隣で、ランドマーク的存在の「東横イン」さんです。
以前は蔵囲夢の駐車場として使われていた場所に、2008年1月15日にOPENとなりました。
まだ新しいです。
1階部分は景観に配慮されていてレンガタイル張りになっています。
ホテルからの眺望は、駅や中心街が見えるお部屋と、大雪山系が見渡せるお部屋があります。
5月から6月にかけての大雪山は、残雪が綺麗ですよ。

ご近所ということで、ADAスタッフ3名で泊まらせていただきました。
もちろん部屋は別々で。
旅先で利用することはあっても、なかなか地元のホテルに泊まる機会はありませんので、
ありがたく参加させていただきました。
1月の真冬でしたが部屋は暖かく、加湿器もあり、快適に過ごしました。
まるで、本当にどこかに旅をしているみたい…。
あぁ、旅したいっ!

ということで、「蔵囲夢」へは東横インさんを目印にお越しください。
1条通にも東横インさんがございますのでお間違いなく。
お車の方は、地ビール館さんの隣に有料駐車場がございますので、こちらをご利用ください。


東横イン 旭川駅前宮下通
http://www.toyoko-inn.com/hotel/00173/index.html

(ADA staff E)

デザインギャラリー

2009-06-16 12:44:00 | 蔵囲夢
最後にご紹介のこちらの建物は、明治43年(1910年)に建築されました。
平成9年10月、デザインギャラリーとして開設されました。
建物の内壁はコンクリート仕上げ、床はフローリング張りです。展示するための備品は、展示パネル、展示台、
ワイヤーなど常備しています。
こちらは、コレクション館の常設展示とは違い、地域で活動するプロのデザイナーの発表の場としてはもちろん、
内外の優れたデザインを紹介する企画展などにも活用されています。また、学生や市民の方々の幅広いジャンルの
作品発表の場としても活用されており、ほぼ週替わりで使用されています。
ジャンルとしては、生け花・フラワーデザイン・書道・写真・ステンドグラス・絵画・陶芸・クラフトなどなど様々です。
毎回展示作品を拝見して、みなさんの「熱」を感じます!触発されます!エネルギーをもらっています!

今年のデザインマンスSTARTは「第39回旭川工芸デザイン協会展」で、6月16日(火)~28日(日)まで開催します。
旭川・近郊で制作活動をされているみなさんの作品発表ですので、どうぞ作品たちをご覧ください!
また、お気に入りがありましたら購入もできますので、ご旅行のかたはお土産にいかがでしょうか。

(ADA staff E)

コレクション館 チェアーズ・ギャラリー

2009-06-16 12:39:27 | 蔵囲夢
旭川デザイン協議会事務局のあるこちらの倉庫は、明治36年(1903年)、
リハーサルホールについで2番目に古い建物です。

旭川生活文化展開事業運営協議会により、コレクション館として平成9年1月20日に開設しました。
常設展示を主体とし、第1期は額縁メーカーが所有する14世紀以降の額縁などを展示。
その後、「ヘルマン・ヘッセ水彩画展」を経て、平成10年9月より現在の「チェアーズ・ギャラリー」となり、
運営管理母体も平成11年に旭川デザイン協議会へと引き継がれました。
「チェアーズ・ギャラリー」はその名のとおり、「椅子」を展示しています。
個人では世界最大規模の椅子蒐集家であり研究家でもある、東海大学芸術工学部教授 織田憲嗣氏のコレクションを、
毎回テーマを決めて公開しています。
イームズやウェグナー、ヤコブセンなどなど有名無名にかかわらず、世界各国の優れたデザインの椅子たちが、
織田さんのもとへ集まり現在1,200脚を越えたとか
ファッション誌やCM、ドラマなどでよく見かけるデザイナーズ チェアが、ギャラリーの中に50脚ほど並んでいる
さまは、椅子好きにとっては思わずにんまりしてしまいます。
よくお客様から販売はしていないのですか?とか、旭川家具ですか?と聞かれますが、
残念ながら、個人所有ですので販売はしていません。旭川家具でもないのです。まだまだギャラリーの認知度が低い
からでしょうね。

そして、コレクション館でもう一つ目を引くものがあります。大テーブルとカウンター、そして椅子です。

明治44年(1911年)から昭和33年(1958年)まで旧旭川市役所庁舎の「梁」に使われていた樹齢約100年の
アカエゾマツで作られていますので、部材どうしを組んでいた跡がみられます。倉庫に使われている梁などの部材も
そうですが、一本ものなので、今では国内調達は難しいでしょうね。廃棄されず、こういったかたちでも再利用されて
よかった。

旭川デザイン協議会
http://potato.hokkai.net/~ada/index.html

(ADA staff E)

リハーサルホール

2009-06-16 12:37:38 | 蔵囲夢
蔵囲夢の中では一番小さい倉庫ですが、年代は一番古い明治33年(1900年)なのです。
西暦で見るとなんだか凄い歴史を感じます。ひたすらに。

こちらの運営管轄は、旭川市教育委員会です。
ホールはフローリングの床、鏡張りの壁面、ピアノ、音響も揃っており、毎日様々なレッスンに使われています。
私の知る限り情報ですが、タップダンスやフラ、合唱、バンド練習、よさこいチームの練習場となっています。

夏になると、ドアや窓が開け放たれ、ハワイアンのなんともゆったりした音楽が流れてきます。
目をつむるともうそこはHAWAII…といった感じ。
妄想はこれくらいにして。

何かのレッスンでホールを利用したことはないのですが、コレクション館やデザインギャラリーでセミナーなど
のイベントがある時に椅子をお借りしています。
いつも有難うございます!
もちろんホールを利用するように届出は必要です。

レッスン場をお探しの方は、リハーサルホールさんはいかがですか?

(ADA staff E)

INTERNI(インテリーニ)

2009-06-16 12:34:35 | 蔵囲夢
宮下通に面して建っている1号倉庫が「インテリーニ」さんです。
倉庫は明治37年(1904年)に建てられましたが、インテリーニさんは2008年3月にOPENした、
蔵囲夢の中ではまだ新しいお店です。

住宅メーカーでインテリアに関する仕事をされた経験を活かし、ショップでは住空間の
トータルインテリアコーディネートを中心に、ファブリックをはじめ、旭川家具やクラフト製品、
インテリア小物販売も行なっています。
すっきりと落ち着いた店内では、旭川・近郊で製作活動をされている若手作家の作品も展示販売していたり、
まるでギャラリーのようです。

併設された「サロン・ド・テ」では、紅茶やフレーバーティが楽しめます。
単に紅茶と言ってもそこはインテリーニさん、世界各国から厳選された茶葉を取り扱っていますので、
なんとも奥深い味わいのある紅茶なのです。
茶葉の販売もしていますので、ご自宅でも楽しめますが、お店が持っている、そして倉庫が醸し出す雰囲気は
ご購入できませんので、是非時間を気にせずゆったりとお寛ぎください。

インテリーニ
http://interni.tv/

(ADA staff E)

大雪地ビール館

2009-06-16 12:16:12 | 蔵囲夢
こちらの倉庫が建てられたのは、上川倉庫事務所と同じく大正2年(1913年)。
倉庫群の中では一番若く、面積も一番広いのです。
その広さを活かして現在は、地ビールの製造工場とレストランへ姿を変えて、
多くのお客様が地ビールとお料理を堪能されています。
代表的なビールは、ピルスナータイプの「大雪ピルスナー」とエールタイプの「ケラ・ピルカ」。
また、季節によってもビールの種類が変わります。
お料理も、地場の食材を使ったメニューが目白押し。

私が利用させていただくのはもっぱらランチです。(ディナータイムや宴会もオススメです!)
イチ押しのメニューはたくさんありますが、やっぱり旭川だけに「地ビール屋さんの特製醤油ラーメン」でしょう!
ちょっと堅めに茹でられたちぢれ麺にスープがよく絡まります。
具はシンプルに、シナチクにねぎ、チャーシューです。基本です。
これにご飯、ドリンクが付いています。最近、塩ラーメンも登場!
私はご飯なしで十分満足です。満足度は、自分のおなか基準ですのであしからず。
定食などのメニューは、日替わりや季節によって変わりますので飽きることはありません。
2階ホールではジンギスカン専用コーナーがあります。
特上生ラムを焼き、特製しょうゆだれにつけていただきます。タレに漬け込んだジンギスカンに慣れていたので、
最初は「お?」と思いましたが、今はこちらが大好きです。
旭川以外からもリピーターが増え、おみやげや、地方発送もしているので是非お問い合わせを。
食べ物の話ばかりになりましたが、実はお酒に弱い私は、残念ながら違いがわかりません。
役不足…。
地ビール館さんでは、アットホームなカジュアルウェディングも人気です。
ウェディングを担当するのは、「ハートフル ウェディング スタイル クローバー」。

雰囲気良し、地ビール良し、お料理良しと大人気の三拍子です。
皆さんも、どうぞ三拍子をご堪能ください。

大雪地ビール館
http://www.ji-beer.com/

ハートフル ウェディング スタイル クローバー
http://www.hws-clover.com/

(ADA staff E)

上川倉庫事務所

2009-06-13 14:14:07 | 蔵囲夢
倉庫の前に大切な上川倉庫事務所さんのご紹介。

旭川駅前、宮下通に面して建っている洋風建築。
蔵囲夢の中で唯一の木造建築が上川倉庫事務所です。
歴史を感じるこの建物は、大正2年(1913年)の建築。
下見板張りの外壁、切妻屋根の妻側破風に施された装飾。
以前は2階正面にバルコニーがあり、中央のアーチ型の窓は出入り口となっていました。
現在では1階部分が増築され、バルコニーは下屋へと変わりました。
しかし、多くの部分は当時のまま残されています。
写真は、事務所落成と、同時期に建築していた倉庫の棟上式の時のもの。

建物も貴重ですが、この写真もかなり貴重です!

活気あふれた時代から時は流れ、倉庫としての使命を終えた頃「消滅させるか、生かすか」を
考えられたそうだ。
結論は「また新しい生命を吹き込むこと」。
ちょうどその頃、日本建築学会会長 清家清 氏より、歴史を伝える貴重な建築物として倉庫群と
事務所の保存要請も受け、
現在の活用に至ったのでありました。

社長の「残す」というご決断のおかげで、私たちは貴重な歴史にふれることができ、
こうしたデザインイベントを行なえるのです。

感謝感謝です。

自然災害が少ないといわれる旭川ですが、これからも風雪に耐え、いつまでもそこにあり続けてください。
私たちも大切に使わせていただきます。


<旭川の歴史的建物の保存を考える会会報より一部抜粋>

(ADA staff E)

蔵囲夢(くらいむ)

2009-06-11 14:35:43 | 蔵囲夢
チェアーズギャラリーやデザインギャラリーのある「蔵囲夢」のご紹介。

旭川駅から歩いて5分程のところにあるレンガ倉庫群「蔵囲夢」。
6棟ある内の5棟が、現在レストランやショップ、ギャラリーなどに活用されています。
この倉庫群は、明治23年の旭川開村からわずか10年余り、明治30年代に建てられました。
主に、穀物倉庫として使用され、鉄道を介して北海道各地へ米をはじめとするたくさんの商品、
資材などが行き交いました。

平成へと移り変わった今、穀物倉庫は様々なかたちへ変化し、
平成13年12月4日、文部科学省より「文化財登録」に指定されました。

次回は、各倉庫のご紹介

(ADA staff E)