ニコニコ動画(-どうが、Nico Nico Douga、Niconico Video)とは、株式会社ドワンゴが2006年12月12日から運営・提供している動画共有サービスである。
概要
通称「ニコ動」「ニコニコ」。再生中の動画上にコメントを付加し、共有することができるユニークな機能を持つ。
ニコニコ動画がどのような動画共有サービスであるかを理解するためには無駄に長い文章を読むことよりも、投稿されている動画を一本見るほうがはるかに効率が良い。
例として、以下のニコニコ動画上の動画を提示する。
<iframe class="nicovideo lazy-contents-iframe" src="https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%B3%E5%8B%95%E7%94%BB" width="312" height="176" frameborder="0" scrolling="no" data-src="https://ext.nicovideo.jp/thumb/sm9"></iframe>
動画を見てお分りいただけたように、ニコニコ動画は「動画の画面上にコメントができる」という特色により独特の文化を構築している。
開始当初はサービス全体の総称が「ニコニコ動画」であったが、2012年5月1日からはサービス総称を「niconico」へと改名したので、その通称、またはniconicoに内包される動画サービスの名称という位置づけとなった。これは動画以外のサービスの扱いが大きくなったことや、海外進出を考えるとわかりにくいということが理由とされている。この改称の為、言葉としての「ニコニコ動画」はniconico内の動画サービスのみを表す言葉としての側面と、ニコニコのサービス総称の通称としての側面の二つを持った。その為、ネットニュース等ではニコニコ生放送で中継することを「ニコニコ動画で生中継」などと表記する場合がある。
その後2020年10月27日にはサービス総称がカタカナの「ニコニコ」へと変更され、現在では「ニコニコ」に内包される動画サービスの名称という位置づけとなっている。
受賞歴
「ネット上でのテレビのポジションを獲得し、既存大手ポータルと並ぶサイトになること」を目標に掲げており、現在までに以下のような賞を受賞している。
- 2007年度グッドデザイン賞(評価せざるをえなかった、とのこと)
- 日本オタク大賞2007オタク大賞(動画共有サイト。主にニコニコ動画)
- Web of the Year 2007
ネットレイティングス賞
- 2008年度アルス・エレクトロニカ「デジタルコミュニティ部門」において栄誉賞「Honorary Mentions」
名前の由来
「かっこいいサービス名ではなく、肩のチカラが抜けた名称がいい。たとえばニコニコ動画とか」という、企画会議の参加者の発言によりわずか数秒で決定(この時点ではまだ正式な名前ではなく、あくまでも仮の名前として付けられた)。
これは本当の事ですよね!!