https://www.asahi.com/articles/ASQ2156YWQ21UTIL02P.html
石原慎太郎都知事の問題発言
発言内容
「三国人(さんごくじん)、外国人が凶悪な犯罪を繰 り返しており、大きな災害では騒擾(そうじょう)事件すら想定される。警察の力に 限りがあるので、みなさんに出動していただき、治安の維持も大きな目的として遂行 してほしい」(2000年4月9日 陸上自衛隊練馬駐屯地で開かれた「創隊記念式 典」にて)
発言の目的
自衛隊の軍隊化
発言の問題点
「三国人」
「日本統治下にあった在日朝鮮・韓国人や台湾人を指す言葉として敗戦直後に使われ、独立民族としての地位をあいまいにする差別語とされている。」(出典 朝日新聞)
「敵」のイメージと一致する
「同知事は今年二月の 都議会答弁でも『三国人』という言葉を使い、直後に都側が議 会側に申し入れて議事録を「外国人」と訂正していたことが十一日、わかった。」出典 2000年4月10日の読売新聞)
関東大震災との酷似
「1923年の関東大震災の直後には、『朝鮮人と社会主義者が暴動を起 こしている』というデマがもとで、関東地方を中心に朝鮮人が軍隊や警察、自警団に よって虐殺された。その数は6000人を超えるとされる。」(出典 朝日新聞)
根拠に関する疑問
1995年の日本人と外国人の犯罪率はほぼ同じだった(出典 Tokyo Observer 22)
今までそういう「騒擾(そうじょう)事件」(事件などを起こして社会の秩序を乱すこと)があったか
石原につけたい薬
視点を変えて、他人の立場に立って物事を考えようとする心と想像力
南京事件(1937年)は「中国人が作り上げたうそだ」(出典 1990年11月11日の中国新聞)
重度の障害者を見て、「ああいう人ってのは 人格あるのかね」(出典 1999年9月18日の朝日新聞)
「環境庁長官時代、水俣病問題解決の手掛かりをつかむため現地に入った際、患者らが手渡した抗議文について『これを書いた人はIQが低い人たち』と発言、総すかんを食った。」(出典 産経新聞)
89歳で亡くなった石原慎太郎氏は作家、国会議員、東京都知事として、常にその言動が注目されていた。主な発言は以下の通り。
石原慎太郎・元東京都知事が死去 89歳、運輸相などを歴任
◇
「議員として、まずやりたいことは核の問題。政治家として国民の核アレルギーを変えていきたい」(1968年7月、参院選全国区で初当選)
「都政の現状はまさに崩壊寸前で、東京はやがて死に等しい破綻(はたん)をきたすだろう」(75年3月、東京都知事選への出馬表明)
「国民の政治不信を招いたのは自らの罪である。いまの国家は去勢された宦官(かんがん)のようなものだ」(95年4月、衆院本会議で行った議員勤続25周年表彰で議員辞職を表明)
「石原裕次郎の兄であります。都民、国民を代表して、一種の革命をやってやろうと思う」(99年3月、都知事選への出馬表明会見)
「私は国のことをするために東京のことをする。首都東京は一つしかない」(同年4月、都知事選に当選して)
「ああいう人ってのは人格あるのかね」(同年9月、重い障害のある人たちの治療にあたる病院を視察した感想を記者会見で)
「三国人、外国人が凶悪な犯罪…
「ああいう人ってのは人格あるのかね」(同年9月、重い障害のある人たちの治療にあたる病院を視察した感想を記者会見で)
障碍者を冒涜しているなんて、全くの捏造でありますよ。