投資家の目線

投資家の目線823(両国から錦糸町間で建設中の共同住宅)

 総武線(JR東日本)の両国駅と錦糸町駅間で、多くの共同住宅が建設中である。

 直接見ただけでも、

総武線南側の墨田区両国、緑と首都高速7号小松川線をはさんだ墨田区千歳、立川、江東区毛利の周辺 7階建て~14階建て 36棟程度が建設中もしくは計画中(立て看板あり)

総武線北側の墨田区亀沢、石原、太平の周辺 5階建て~12階建て 13棟が建設中もしくは計画中(立て看板あり)

という状況であった。

 タワーマンションのような大規模開発ではないが、これだけの数が建設されれば部屋数も相当のものになる。例えば1棟につき平均40戸とすると1,960戸、1棟平均30戸としても1,470戸の住宅が、予定通りに行けばここ数年のうちに増加することになる。

 密な状態は感染症の感染を拡大させる方向に働く。密な状態は地震など自然災害に対しても不利である。

 例えば、「東京都の東部5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)は洪水などの水害の恐れがある場合、約250万人が域外に避難する計画を作っている。」(「国の災害対策本部、発生前の設置可能に」  2020/8/21日本経済新聞WEB版) 。にもかかわらず、多数の共同住宅建設を許容し、いま以上に人口を増やそうとしている。それで緊急時の速やかな避難はできるのだろうか?現在の東京の都市計画は間違っていないだろうか?
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