アルテリッカしんゆりブログ

川崎・しんゆり芸術祭の最新情報をお知らせします。

第6回アート講座「伝統文化の狂言の楽しみ方」

2010年02月25日 | アート講座
大蔵流狂言師山本則俊先生から初心者向けに狂言の名場面、仕草、装束、面の表情など、終始フランクな雰囲気で、丁寧にご解説いただきました。

志願した男性受講生に女性装束を着付けると、確かにしとやかな女性に変身する装束の様式美。
受講生や事務局長が大蔵流伝来の貴重な面をつけ、しずしずとすり足で舞台を往来する様は、歩き方一つにしてもそれぞれの個性あり。
同じ動作を先生が行うと、力強く流れるがごとく、その差は一目瞭然。秘曲「釣狐」では、舞い始めると確かに四つ足の動物が出現。最後の15分間、本番さながらに先生が演じ始めると一瞬にして緊張感溢れる空間に変わり、一同、すっかり狂言に魅せられた2時間でした。

当日は、午前はこども狂言教室、午後はアート講座、そして夜は大切な国立能楽堂での舞台という強行スケジュールの中、講師をお引き受けいただきました(露出不足により記録写真が現像出来ず、皆さんにご紹介出来ないことが残念でなりません)。
是非、アルテリッカ2010の公演で山本先生の生の舞台をお楽しみ下さい。

第5回アート講座「ホール運営のしくみ」

2010年02月14日 | 芸術のまち
オリンピック開会式当日、しかも粉雪舞い落ちる中、講座に足を運んでいただいた受講生の皆様に大感謝です。
「ホール運営のしくみ」と題して、テアトロジーリオにて照明テストや音合わせなど、普段みられないリハーサル風景を見学。その後、昭和音大講師角屋里子先生より、東急Bunkamuraオーチャードホール運営でのエピソードをまじえて、おもてなしの心について講義を受けました。
「お客様が気持ち良く帰っていただけるのが一番!一人一人価値観が違うので、その都度お客様の気持ちを大切に対応するように」
芸術祭でも、本講義のおもてなしの心をもって運営にあたりたいと思います。

 

昭和音大准教授石田麻子先生より、ホールの定義や世界のホールの特色などを、オペラ演目と各ホールとの相性なども含めて、多角的に解説いただきました。ジーリオツアーの後だったので、馬蹄形のホールについて、一段と興味が沸いてきました。

次回は2月21日(日)、大蔵流山本則俊先生による「狂言の楽しみ方」を予定しております。

第3回実行委員会が開かれました

2010年02月11日 | 芸術のまち
2月10日、麻生区役所にて「アルテリッカしんゆり2010」の第3回実行委員会が開かれました。
各公演の詳細もほぼ決定し、15日からの全演目チケット販売を控えて、制作・広報・販売、さまざまな側面から重要な議題が話し合われました。


 

第4回アート講座「オーケストラの楽しみ方」

2010年02月07日 | アート講座
東京交響楽団の金山茂人最高顧問による第4回アート講座「オーケストラの楽しみ方」(2月6日開催)は、長年のオーケストラ経営のご経験をもとに、オーケストラ運営の難しさや東京交響楽団の歴史について、楽屋裏の団員や指揮者の素顔に触れながら、幅広くご紹介いただきました。

 

オーケストラが安心して演奏活動に専念できる環境づくりに経営者として挑まれてきた気迫のこもった経営論を、率直で軽妙な語り口でご講義いただきました。

2月13日(土)開催の第5回アート講座は、「ホール運営のしくみ」と題して、昭和音大准教授 石田麻子先生、昭和音大講師 角屋里子先生にご担当いただきます。ご興味ある方は、事務局まで。(m)

事務局が新百合21ビルに移転

2010年02月02日 | 芸術のまち
アルテリッカ事務局の引っ越しが完了しました。
新百合21ビルの地下2階、受付を入ってすぐの第3研修室です。
チケットセンターも兼ねていますので、窓口購入および予約引き取りをご希望の方は、こちらへおこしください。