F.C.TOKYO esaltare

FC東京を愛する者のひとりごと

現時点での今年の東京へのイメージ

2017-05-22 03:41:18 | F.C.TOKYO
以下は、柏戦後に書いた記事です。
upしようと思ったのですが、ためらって寝かしていました。

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FC東京 1-2 柏レイソル


今シーズンは全く味スタには行っていなくて、
ダゾーンで出来るだけ見るようにしています。

大型補強でどこまでイケるか!?
と期待しましたが、
ここまで見る限りでは、
やっぱりいつもの東京か...という思いが強いです。

今日の試合に限らず、
思ったことをいくつか述べます。



・攻撃の形が見えない

得点を上げているとはいえ、
相手守備を崩してのものはそれほど見えず。

コースケが戻って来て、
セットプレーからの得点が増えたのはもちろんいいことなのですが、
それはプラスアルファであって欲しくて。

今日の柏戦でも、
東京はポゼッションはしてますが、
それはディフェンスラインとボランチまでのもので、
楔のパスを入れて、そのサイドを駆け上がって...
というような動きは少なく、
ただ回していることが多く、
ボールを奪われてカウンター...という形を何度も見ました。

一方、柏はボールを奪って収まると、
サイドの選手は駆け上がり、そこに斜めのパスを出す形がしっかりありました。

試合終盤ではウタカがポスト役になって左右に叩いたり、
楔のパスが入ってPA付近でショートパスで崩そうとする動きもありましたが、
チーム戦術としてというより、
個人のひらめきでやっているように見えました。



・マークが緩い

特にMFの寄せの甘さが気になります。
相手ハーフに自由な時間を与え過ぎてしまっている。
結果、ミドルシュートを打たれたり、
左右に自由に叩かれたりする。

個々ではプレスに行っているのですが、
決まりがあるのかないのか、連動性が見られないのです。



・リードされても取り返そうとする意志の強さ

ガムシャラさ...というのは今日もあまり感じられなくて。
大久保はそういう資質を持っていると思うのですが、
彼は糸が切れてしまうと不貞腐れてしまい、
今日も良くない方に転がっているように見えました。

高萩は...プレーで引っ張るタイプなのか。

行き過ぎもワンマンチームになってしまうので良くないですが、
やはり大人しいチームを牽引する資質を持ったプレイヤーが出て来てほしいです。


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と、ここまでが柏戦後に書いたことです。


神戸戦は後半途中に追いつかれたところまで、
ダゾーンで見たのですが、
思ったことはあまり変わらなかったです。

戦術的にもっと詳しくレベルの高い記事を書いている方はたくさんいらっしゃって、
私もいくつか見させていただいているのですが、
やはり「東京は能力の高い選手たちのアドリブで点を取っているが、
チームによるチャンスを増やすための動きのパターンや狙いはあまり見られない」
という評価をしていました。

柏などはそういうチームでの狙いがハッキリしていて、
しかもかなりのレベルであると感じます。
(ただハマらなかった時にはどうしようもなくなる可能性もありますが)



勝ち点はそこそこ積み重ねていますが、
果たして未来に繋がるか、と問うと??です。

ポポヴィッチ、マッシモの4年間で積み上げたものを、
この2年間で失ってしまっている気がしてならないとのです。



最後に、神戸戦でカズマのゴールで追いつかれる直前、
スルーパスを受けて抜け出した東が、
PA内右45度あたりで相手GKと1対1になったシーンで、
シュートを打たずに左サイドへのクロスを選択し、
結局ゴールキックになりました。

あの場面でシュートを打たないということが、
今の東京の「甘さ」だと私は思っています。