寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

平家物語

2013-01-05 | Weblog
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす

おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ

平家物語の冒頭です。
源氏との戦いに敗れ 壇ノ浦で滅亡する平家

日本の歴史始まって以来の栄耀栄華を極めた
平家一門の儚さ

「すべてのものは 続かない」
「盛んな者も必ず衰える時が来る」
「春の夜の夢のようにはかない」
「風の前の塵のように軽いもの」

哀れな平家一門の物語。
そして平家を滅ぼした源氏も三十年ほどで滅ぶ栄華と滅亡

歴史は繰り返される
「諸行無常」は歴史が証明する真実

私たちも、短い人生の中で
平家の興亡のミニチュア版を繰り返している

「諸行は無常だ」と、真正面に見つめたあとどこに価値観を
置いて生きるかで人生は大きく変わってくる