Nanaの旅立ちの朝は雨でした。
涙雨?
むつみ病院で紹介して頂いたお別れの場まで父さんと向かいました。
冷たい雨の中、Nanaが天昇する煙を見るのは心にも雨が・・・
「ありがとう。Nana」
「もう点滴もなく美味しい物一杯食べてね」
「足も首も痛くないから一杯走って遊んでね」
今にも起きてきそう
今にも抱っこ抱っこって膝にきそう
相変わらず可愛く美人のNanaですね!
Nanaって刺繍の入った首輪、父さんのサーキット友達の愛情ある首輪、あちらに行っても
首輪目印におじいちゃん達、Nanaを見つけてね。
もう抱っこは出来ませんが父さん母さんの心にはNanaは生きていますよ。
一緒に見送ってくださって方々が本当に優しい方ばかりで泣かずにいる事が出来ました。
ひたすらNanaの最後を見届け全てぜーんぶの骨を持ち一緒に帰宅
その時、空が嘘のように青空になり陽がさし「nana!ここにいるよ!」って
Nanaからのメッセージのようでした。
これを綴る事が出来たのは5ヶ月後・・・2020年4月18日
Momoの調子が悪くなり・・・なんとかNanaの短い病床を残したいと
出会いがあれば別れはあるのは重々承知です。
大切な人達との別れを知っていますがNanaとの別れは少し違います。
Shipyとの別れもNanaとの別れとも少し違うような気がします。
みんな感謝の気持ちは一緒ですが
部屋に一人いるとフッと寂しく自然に涙が
笑顔が絶えずいるのはMomoとNanaのお陰でした。
Nana!お願い!Momoをもう少し呼ばないでくださいね。
もう少しMomoが母さんに甘える時間くださいね。
もう少し母さんがMomoに甘える時間くださいね!