もうこの年令になって、時間がとても貴重に感じる。
ところがものをつくっているとき
若い頃よりずっと自由に発想ができる。これ不思議。
ピアノを弾いていてもどんどん指が動く
音がピンポンのように心のなかを弾き飛ぶ
楽器が本来の音を奏で始める
技術的には不完全でも
その不完全さも
味になる
自分に対する絶対的な信頼
自分の考えだすものはそれだけで価値がある
自分の創りだすものは常に世界に唯一つのもの
神様が
自由に創造しなさいと
時間をくれている
この貴重な時間
生きてることが
有難い
今日はたまたま
岡本太郎氏の「壁を破る言葉」
を手にして、やはりそうか
岡本太郎も真剣にものづくりに
とりくんでいた
ものすごいものを
私達に残した
さらに彼の言葉は
僕の心につきささる
「芸術は単に見るもの、味わうものではなく、
作るもの、いや創らなければならないものだ」
岡本太郎
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