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東京パリ日記

パリ日記第2章、終了。東京生活、再開。

霧の知床

2012-08-22 22:25:13 | 

「霧の摩周湖」の方がメジャーだけど。

北海道には昨年も行ってるんだけど、知床は小学生の時の家族旅行以来。
前回があまりに昔すぎて、覚えてるのは知床の遊覧船で船酔いしたことくらい…(ごめんよ両親)
でも観光施設や遊歩道など、できたの最近だよね?っていうきれいっぷりでびっくりした。
世界遺産にもなってたのね。

晴れると日差しが強く、曇ると冷風で寒いくらいの時もあり、
ヨーロッパの夏みたい。さすが同じ位の緯度。


あちこちにクマさん注意の看板などがあって、
クマさんたちのお住まいにおじゃましまーすっていう気分。
遊歩道では、「ほら!あそこの木の下にいるでしょ黒いのが!」なんて声も聞こえたけど、
私には見つけられませんでした、クマさん。
でもシカさんたちはいっぱい見た!


あ、そういえば見たな、熊…岩。

(こちらに説明があった。熊岩

美しい自然と景色があり、温泉もあり、おいしいものもあり、
やめられないなー北海道!って言いながら帰ってきた(笑)。
夏しか行ったことがないので真冬も体験してみたい。

ジャポネらしからぬ?

2012-05-27 00:59:15 | 
前回インド旅行のこと書いた時には、人懐っこくてフレンドリーなインド人、
という風に書いたんだけど、もちろんそういう人ばかりじゃない。
商魂たくましいというか、「まったくもう!」ってなることも当然あった。
ホテルの人、オートリキシャの運転手、観光客相手の土産物屋、etc… 概して外国人観光客相手の人たち。

タクシーやオートリキシャは乗る前の値段交渉が必須で、
「その値段でいいからxxxに寄る」って言う運ちゃんがいた。
「xxx」ってつまり土産物屋なんだな、客を連れて行ってマージンをもらうんだろうな。

土産物店の人はいかに素晴らしい技術で作られているか、品質がいいかとあれこれ説明をして、
「これはアートだ。要る要らないではない。だから買え」みたいな論理を展開する。
そんなこと言ったら買わなきゃいけないものだらけになっちゃうじゃんね!

言われっぱなしは癪だからこちらも必ず言い返す。
買うまでは返さないぞみたいな、次々時間も取られるしちょっといらいらしてくる。
「大きすぎるからいらない」と言えば、「そんなことはない、この大きさがちょうどいい」と言ってくる。
「でもあなたは私たちのうちを知らないでしょ?」と言うと、「たしかに…」となった。
そして、

「日本人じゃないだろう。いや、日本に住んでないだろう。日本から来たんじゃないはずだ」

っておじさんなにそれどういう展開!
これまでどれだけ多くの日本人観光客がおじさんの売り文句を聞き丸めこまれてきたんだろう…。
いちいち言い返す人はあんまりいなかったのかな…。

でも私、今回のインド旅行で、たとえ言語がフランス語じゃなくてもフランス人モードに切り替わる自分を自覚しました(笑)。

語学力がつたなかろうと言われっぱなしにしない、言えるだけのことはきっちり言う。
そういう前提の「気持ちの問題」がまず大きいこと、
フランス・フランス語を通じてそこは確実に鍛えられたなと、何度も思った、インドで。

常にまわりに気を使い、他人に迷惑をかけないようにと生きる村社会ではなかなか経験できない、
言いたいことは言っていい社会、言ったり言われたりを許容し合う社会ってのは、
実は結構暮らしやすいと思うのだけどね。

旅行者との距離、インドの場合

2012-05-21 23:27:46 | 
インドに行って思ったのは、ここでは自分は、
「ええ、外国人です。はい、日本人です」丸出しでいいんだーっていう開き直り感。

例えばパリの場合、一目で日本人旅行者とわかるような立ち振る舞いは避けたいし、
安全のためにも避けた方がいい。
住んでる人だって財布をすられたり携帯やiPhoneを盗られたりする。
でも見た目がアジア人でも、フランス人に道を聞かれたりもする。区別がない。または少ない。

でもインドだと、現地の人に馴染もうと思ってもそれは無理。
とにかく違う。あいまいさがない。
でも、スリや強盗に襲われるかもというような危険な気配はヨーロッパほど感じず、
むしろ、インド人の人懐っこさが印象的だった。

渋滞で停まったオートリキシャから撮った道端の兄ちゃんたち。


オートリキシャの運ちゃんが寄ったガソリンスタンドの店員さん。


笑顔がめちゃくちゃ癒し系のレストランの店員さん。


衣装がばっちり決まってるドアマンのおじさん。


夜の街の路上ですれちがった兄ちゃんたち。


みーんな写真撮ると喜んでくれて。
そんなことでこんなに親しく笑いあえる、そういうあったかさがあるインド。

いやもちろん、良い人も悪い人もいるはずで、私はほんの数日インドにいただけ。
次にインドに行ったら、全然違う印象を持つかもしれない。
でも今のところ、私の中のインドは、旅行者を金づるとしか見てない一部の人はともかくとして、人懐っこい人たちの国。
連絡先を交換した人たちもいるし、一気に身近な国になったのでした。

ガンジス川へ

2012-05-17 17:13:52 | 

インド旅行はいろんな刺激があったので、少し詳しめに記録。
時系列に沿っていくととんでもなく長くなりそうなので、インパクトのデカかったところからさっそく。

振り返って印象深かったのはやはり、ガンガー(ガンジス川)のあるバナーラス。
街の名前がいろんな呼び方(発音の仕方)があってなかなか覚えられなかったよ!
バナーラス、バラナシ、ワラナシ、ベナレスetc...バナーラスで統一ということで。(いまだにあやうい)

ガンジス川と言えば、沐浴。
聖なるガンガーに祈るだけでなく、身体も洗い、泳いで遊び、洗濯もし、埋葬もする。
その底しれぬ深さっていうのかしら。いや物理的な水位の話じゃなくて。
すべてを飲み込む悠久のガンガー。

実際のガンガーは乾季だったので、川幅や水位はさほどでもなかったんだけど、
8月9月頃には中州も消え、なみなみとしたガンガーになるとのこと。

写真を撮りながらぶらぶら歩いてると、地元のおじさん2名が、
「この先はカメラしまって」と声をかけてきた。(写真NGのエリアがあることは知ってた)
後から考えると『引き返すなら今』だったんだよなあ。
おじさんが近づいて来て、説明を始めた。火葬場の。
そしてどんどん奥へと連れて行かれた。火葬場の。真っ只中に。

いやいやいや、ここ入っちゃだめでしょ部外者は!!
というか入りたくないです本当は!!

詳細は省きますが、かなり、相当、詳細な説明を受けてしまいました。
灰や煙も浴びまくりました。
熱さと煙でつらかったので(精神的にも)おじさんに移動したいと言っても、

「恐れることはありません。家族はみんなハッピーなのです」

いや私の話をしてるんだが……っていうね。
どうにもディープな体験。ガンガーおそるべし。
そしてもちろん寄付(と言う名の…)もさせていただきましたよ。

しかしそのおじさんに教えてもらったルーフトップレストラン、これはよかった!
地上の喧騒を離れ、火葬場のことも忘れ(いやそう簡単には忘れられないけど)のんびりと陽が暮れるのを待つ。
そうそうこういう時間ですよ、私がガンガーに求めてたのは。
気に入ったので翌日の夕方も別のルーフトップレストランでだらだらしちゃった。


毎晩行われているというアールティという火を捧げる儀式。
まるでお祭り。毎日がお祭り。すごい人口密集度。


街中の猛烈な喧騒と、ゆったり流れるガンガー。
ガンガーが聖地なのもなんかわかる気がするなあ。
人も牛も犬も同じ街を分け合って境目なく暮らしてる感じ。

今回のインド旅行では4つの街に行ったけど、バナーラスのガンガーとその周辺は、
他とは違う、独特の空気があるように思いました。

インド、旅の記録

2012-05-14 14:27:57 | 
インド旅行から帰国して丸1週間、少しずつ写真の整理をしてるんだけど、多すぎ!
写真多すぎ!

今回カメラ2台体制だったのでなおさら。
でも写真を見てると、まだ新しい旅の記憶があれこれ蘇って、
やっぱり旅っていいわーって思うのであった。

日本は素晴らしいとかもう終わったとかそう話は置いておいて、単純に、
世界にはいろんな国があり、多様な文化があり、いろんな暮らしをしてる人がいる。いろんな習慣や価値観がある。
その中の1つとして日本もある。
自分たちのとはちがう文化や暮らしに触れるのが刺激的でおもしろくてしょうがない。

例えばパリだと、日本とヨーロッパじゃ全然違うじゃん!という見方ももちろんできるけど、
俯瞰してみると大して変わらないとも言える。
世界の振り幅はもっとデカい。

なんてことを、インド旅行の写真を見てて考えた。
さ、続きをやろう。

インドの旅、情報収集

2012-04-24 21:44:21 | 
ゴールデンウィークが近づいてきた!インド旅行が近づいてきた!
ということで、銀座にあるインド政府観光局に行ってきた。

インド政府観光局
東京都中央区銀座1-8-17 伊勢伊ビル7F

「資料そちらにありますからどうぞ」とのことでしたので、
インド全図やメジャーな街の観光地図、世界遺産や仏教遺跡の案内、ヨガ、スパイスについてなど、
いろいろいただいてきた。

というかこれ、旅行の計画の前に行く方がよかったんだろうな…。
これらを参考にして訪れる街とか日程とか立てたらいいんじゃないか。
もう遅いけど…。

例えば今度は南インドを訪れたい!と思ったらそのときはぜひ。

うん、どっちになるかな、
「また来たい!」と思うか「二度と来るか!」と思うか。(笑)

前者であることを願います。



インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)

ビザの受け取りに行ってきた

2012-04-11 21:18:18 | 
インドビザ、申請の時は思ってたよりすんなりだったけど、受け取りではやられた。

インドビザ申請センター

受取時間が平日の17時から17時半とかなり限定的。
5分ほど前に申請センターに行くと入り口外に10人ほどの列が。
時間前だけどもう入れるんだ、なんて考えた私が甘かった!!

入るときに引換証を確認されて、番号札を取って待つように言われる。
すると待合室にはぎっしり人が。椅子に座りきれず立って待つ人もぎっしり。
団体客がみんな揃って申請にでも来たのかと思ったくらい。

17時を過ぎてもどんどん新たに人がやってくる。
でも中には番号札を取らずに直接窓口に並ぶ人がいる。
あとからわかったんだけど、出来上がり予定日当日に行くと番号札で、予定日の翌日以降だと直接窓口だったのね。

というのも、その日の17時~17時半に受け取れる分というのはその直前に大使館からビザ申請センターに運ばれてくるのだ。
出来立てほやほや。
ほやほやのビザを最短で受け取ろうと思った私はまんまとこの罠にはまったのであった…。

「本日受け取りの、皆さまからお預かりしているパスポートですが、まだ大使館を出発しておりません。大使館からここまで20分ほどかかります」

そうですか。。きっとゴールデンウィークを控えて申請者が多かったんですよね、週末も挟んでるし。
待ちますよ、ええ。私の持ってる番号札70番台ですけどね、ええ。
結局、センターを出たのは6時を軽く回ってました。1時間半近く立ちっぱなしで足は棒。
でもまあ、写真の件も問題なく無事2人分もらえてよかったよかった。

学んだこと。受け取りには、受け取り開始の翌日以降に行け。

これ、ちょうどインド特集なの。「誰も知らない神秘のインド」
4月13日発売。届くのが待ち遠しい。

BiRD TRANSIT for GIRLS (バードトランジットフォーガールズ) No.2 2012年 05月号 [雑誌]

ビザの申請に行ってきた

2012-04-10 20:42:20 | 
先週インドの観光ビザ申請してきた!

準備編 ビザの申請に行く

ビザ関係って、フランスの時の経験のせいかなんだかどきどき。
ちゃんと受理してもらえるだろうか、突き返されたりしないだろうか、
あれが足りないこれが足りないなんてことにならないといいけど…

大使館とは別にビザ申請センターがあるインド。
コンビニの隣に、まったく物々しいことなく、あっさりあった。(笑)
全然敷居低いじゃないか。よかった~。

私の前に5,6人待っている部屋の中、順番待ちの番号札を取って座っていると、
受付の奥から係りの人が出てきて書類の事前チェックをしてくれた。
何か所か記入漏れがあったので追記して、ほどなく順番が来た!

担当者はインド人の方でして、夫のと2人分出したんだけど、夫の証明写真を見て一言。

「この写真ダメヨ」

たぶんそう言った。。
なので「その写真じゃダメですか?」って聞いたんだけどそれには答えることなく黙々と作業を続け、
結局ダメなのかダメじゃないのかわからぬまま、2人分お金払って、引換証をもらい、終了。
大丈夫なのかな…。(たしかにちょっと古びてたあの証明写真)

受け取りに行ったときに「ダメでした」とか言われたらいたすぎる。
この手に受け取るまでは安心できない!というのは警戒しすぎかしら。

ちなみに手数料は1人2135円でした。細かい。




フィガロ ヴォヤージュ Vol.24 インドとベトナムへ。(エキゾチックなアジアの旅) (FIGARO japon voyage)

過去10年に訪れた国

2012-04-06 00:01:01 | 
インドのビザ申請書はHPからダウンロードできるのだが、記入項目の中に、
過去10年に訪れた国を書く欄がある。

全部書くの!?

書くんですよね…。
少なくともパスポートにビザや入出国スタンプがある国は書いておかなきゃな。

フランス、イギリス、スイス、モロッコ、トルコ、台湾、ベトナム、カンボジア、中国、フィリピン、アメリカ、、、
くらいか?くらいでいっか。EU内はいいよねもう。

でもこれビザの審査で引っかかる国とかあるのかしらー。気になる。
(パキスタンとか?)

ビザの申請に行く

2012-04-05 21:09:14 | 
と言っても残念ながら(?)フランスのではありません。インドのです。
最近は週末+αで行けるような比較的近場の旅先が多かったんだけど、
今年のゴールデンウィークはせっかくの9連休、少し足を延ばして初めてのインドを目指すことに。

ヨーロッパもいい季節だけど、なんというか、アバンチュール度(冒険度)の面で物足りなく思えたり。
もちろん行ったことがない国もたくさんあるんだけど、
例えばモロッコに行った時や、カンボジアに行った時のような「別世界!」ってのがほしいなあと思って。

インドって短期の観光でもビザが必要なのね。
ちょっと面倒…。

インドビザ申請センター

必要なのは申請書類と写真とパスポート。
マルチやビジネスだと他にもいろいろ必要でめんどくさそうだね。。
って思ったけど、フランスのビザのことを思い出してみればまあしょうがないか。そういうものだね。
今回はシンプルに、インドだけを観てこようと思います。

そういえばルイとスマエル、ユッグもヴァカンスでインド行ってた!
旅先でフランス人にも会えるかしら。


5 地球の歩き方 aruco インド (地球の歩き方aruco)
ダイヤモンド社


ガールズ・インディア!―女子のための極楽インド案内
河出書房新社