
ヘルシンキはキンキラゴージャス趣味のロシアから来ると質素すぎるほどにシンプルで合理的で、
ちょっと物足りないような、でも居心地がいいような、そんな感じ。
お隣の国でも本当に違う。
だからおもしろいんだけど。

静かで落ち着いてて、感じのいい港町。
さすがあちらこちらからステキグッズの誘惑が。
アカデミア書店でフランス人マダムに遭遇。
書店入り口のドアがすんごい重くてね、マダムが、
「重すぎるわ!」って言ってたんで、(もちろんフランス語で)
「たしかに重すぎますね」みたいな話で。
これが今回唯一のフランス語会話だったなたぶん。
まあ敢えてフランス人が選びそうな旅先、ではない、確かに。
なんだかんだ言ってやっぱりパリはすごいんですよね。相対的に。
サンクトペテルブルクはまたちょっと別だけどね。
まあこれについては今はおいておこう…。
雑貨めぐりとかかもめ食堂めぐりとか、ヘルシンキの旅のテーマとしてありだけども、
今回はよくばらずにのんびり散策してきた。

トラム24時間チケットを買って、乗ったり降りたり。
行き先の見方がわからず思ってたのと逆向きだったりするのもご愛敬。
元々そんなに大きな街じゃない上にトラム路線が充実してるので便利。
港の前の広場に行ったら船が行き来してた。あと5分で次の船が出る!
乗ってみた。スオメンリンナ島へ。
(世界遺産にも登録されてるらしい。ヘルシンキの世界遺産、スオメンリンナ島)
若者や家族がいっぱい。ピクニックしたり海水浴したり。
思ったより大きい島で全部は見て歩けなかったけど、
元要塞の、フィンランドの歴史の島。現在はピクニック島。
これからパーティーっていう盛装グループにも遭遇したよ。
ピンヒールであの島歩くのは大変そうだったけど。

船で15分であんなにのどかな場所があるなんていいなあ。

つづく