ちょっとずれますが、旅に出るとやはり思うのが言葉や習慣、文化や歴史。
短期間でロシア語、フィンランド語、エストニア語を覚えるのは無理なので、
英語を駆使することになる。
英語英語と言われる昨今だけど、旅に出るとテストで測れる「英語力」より、
「外国語というツールを使って完璧じゃなくてもしゃべる度胸や慣れ」が、
旅行レベルではよほど有用なんじゃないかと感じる。
日本語じゃない人たちの中で暮らす。
日本の習慣や常識という共通のベースを持たない人たちとやりとりする。
こういう場面では大体こういうこと言ってる。
そういう経験とそこから得た想像力が「英語力」以上に役に立ってるんじゃないか。
ロシアではあまり見なかった日本人観光客をヘルシンキではまあまあ見かけて、
日本人はまだまだ心の鎖国状態なのかもなーって思った。
訪れた見知らぬ土地に、足をつけるのではなくふわふわ浮いてる。
旅先であまりにアウェイ感が強いというか、内と外を分けているというか、
仲間と仲間以外をくっきり区別しているというか。
そして訪れた土地の空気を感じるよりも名前のついた場所巡りに終始しがち。(イメージ)
まあ私も、トルコ旅行では、安いし移動が多いしってことでツアーで行ったけど、
正直思い出少ないし他の旅と比べると薄いもんね。
ツアー参加者のこととか余計なことはちょいちょい覚えてるのに。
あれ。いつの間にかツアーの愚痴みたいになってる。
話を戻すと、経験値と想像力で、完璧ではない英語でをだいぶカバーできるという実感を、
旅に出るたび感じるなあという話。(あくまで旅レベルなら)
どうせスコアアップに頑張るなら、
それを活用する場面を想像しながらの方がさらに効果あるはず。
だって言葉なんだから。なんのための英語かって話で。
しかしロシア人青年に私の英語がさっぱり通じなかったのには笑った。
夫のは通じるのに!なんでよ!(笑)
まあそういうこともあるよね。お互い母語じゃないんだから。
開き直りが大事。通じなかった…と落ち込むことはない。
というかそんなので落ち込んでたらきりがない。
普段の生活で経験値なんか積めなくても、
想像力(と妄想力)と開き直りは普段からトレーニングできるよね!
妄想は得意です。