秋晴れに合わせて変えたのにあっという間に雨曇りモードに。
戻そうかねテンプレート。
図書館で、ぱらぱらとめくってみたこの写真集。
ビジュアル・ドキュメント 「パリ」―美し都の四半世紀(初沢克利 著)
70年代から90年代にかけての写真なので、服装などに時代感はあるんだけど、
よくあるパリの写真集ではなくてもっとずっと日常な写真たち。
そして写真家の言葉がところどころに添えられてる。
パリ10年、東京10年と暮らした写真家の言葉を借りると、パリは、
「私も好きにするから、あなたも自由にしたら」であり、その対極にあるのは、
「私たちもこんなに我慢しているのだから、あなたも少しは周りのことを考えなさい」であると。
パリとかフランスと言うと、"おフランス"に憧れてる人、みたいにみられがちだし、
フランス人は個人主義→自分勝手とイメージされがち。
でも個人主義と自分勝手(利己主義)は違うし、私の印象では日本人の方がよっぽど自分勝手だよと思う面もある。
パリにいるときの心地よさというのは、決して"花の都パリ"だからではなく、
空気を読んだり我慢することよりも自分に正直でいるために他人の選択も尊重してて、
そのかわり自分の選択は自分でしなきゃだし、長いものに巻かれるよりパワーはいる。
そしてそういう共通のモラルの下に共同生活をしてるっていう連帯感みたいなのもどっかにある。
と、私は感じた。だから、のびのびできるのだ。
他方、日本ではどーだろ。なんだかあっちもこっちもぎすぎすしてるような。
経済大国になって物質的には豊かになったけど、物質じゃないものが欠けている。
モノじゃ埋められないものがあるって、ほんとはみんなわかってるはずなのにね。
というようなことを、この本をめくって考えた。
いいよなあ、写真集。
戻そうかねテンプレート。
図書館で、ぱらぱらとめくってみたこの写真集。
ビジュアル・ドキュメント 「パリ」―美し都の四半世紀(初沢克利 著)
70年代から90年代にかけての写真なので、服装などに時代感はあるんだけど、
よくあるパリの写真集ではなくてもっとずっと日常な写真たち。
そして写真家の言葉がところどころに添えられてる。
パリ10年、東京10年と暮らした写真家の言葉を借りると、パリは、
「私も好きにするから、あなたも自由にしたら」であり、その対極にあるのは、
「私たちもこんなに我慢しているのだから、あなたも少しは周りのことを考えなさい」であると。
パリとかフランスと言うと、"おフランス"に憧れてる人、みたいにみられがちだし、
フランス人は個人主義→自分勝手とイメージされがち。
でも個人主義と自分勝手(利己主義)は違うし、私の印象では日本人の方がよっぽど自分勝手だよと思う面もある。
パリにいるときの心地よさというのは、決して"花の都パリ"だからではなく、
空気を読んだり我慢することよりも自分に正直でいるために他人の選択も尊重してて、
そのかわり自分の選択は自分でしなきゃだし、長いものに巻かれるよりパワーはいる。
そしてそういう共通のモラルの下に共同生活をしてるっていう連帯感みたいなのもどっかにある。
と、私は感じた。だから、のびのびできるのだ。
他方、日本ではどーだろ。なんだかあっちもこっちもぎすぎすしてるような。
経済大国になって物質的には豊かになったけど、物質じゃないものが欠けている。
モノじゃ埋められないものがあるって、ほんとはみんなわかってるはずなのにね。
というようなことを、この本をめくって考えた。
いいよなあ、写真集。