オタール・イオセリアーニ監督の『汽車はふたたび故郷へ』。
昨年のフランス映画祭の上映作品にもなっていた本作。いやあ、淡々としてた!
グルジアという国のこともほとんど知らないし、旧ソ連の一共和国だった当時、
自分の映画を撮ろうとすることがどれだけ大変だったことか。想像もできない。
ではパリだったら自由に好きなように自分の映画が創れたか。
これまたノンだったりするわけなんだよね。
様々な干渉や制限がある中でも自分自身でいることの難しさ。
でも、そもそも"自分自身"とはなんだ?
どうありたいのか、自分は誰に何を訴えたいのか。
全く別の話なんだけど、やはり旧ソ連出身でその後亡命した人の話の中で、
「本当に恐ろしい思いをして、たくさんの人のおかげで今の自分の自由がある」というのを聞いて、
こうやって気ままに暮らせる"自由"というのは、誰にでも当たり前にあるものではないんだと、
その言葉に考えさせられたことがあった。
イオセリアーニ監督の自伝的この映画は、淡々と、当時の様子を描いてく。
特別なメッセージを台詞で伝えることはない。
パリに移住したら生活が楽になるかと思いきやそんなことはない。
今の自分に、今のこの環境で、できること、したいことはなんだろう。
それをするための努力は、もっとできるんじゃないか。
ひとつひとつはちょっとでも。誰にでも。
というわけで、さっそく仏語の勉強に取り組みます!
昨年のフランス映画祭の上映作品にもなっていた本作。いやあ、淡々としてた!
グルジアという国のこともほとんど知らないし、旧ソ連の一共和国だった当時、
自分の映画を撮ろうとすることがどれだけ大変だったことか。想像もできない。
ではパリだったら自由に好きなように自分の映画が創れたか。
これまたノンだったりするわけなんだよね。
様々な干渉や制限がある中でも自分自身でいることの難しさ。
でも、そもそも"自分自身"とはなんだ?
どうありたいのか、自分は誰に何を訴えたいのか。
全く別の話なんだけど、やはり旧ソ連出身でその後亡命した人の話の中で、
「本当に恐ろしい思いをして、たくさんの人のおかげで今の自分の自由がある」というのを聞いて、
こうやって気ままに暮らせる"自由"というのは、誰にでも当たり前にあるものではないんだと、
その言葉に考えさせられたことがあった。
イオセリアーニ監督の自伝的この映画は、淡々と、当時の様子を描いてく。
特別なメッセージを台詞で伝えることはない。
パリに移住したら生活が楽になるかと思いきやそんなことはない。
今の自分に、今のこの環境で、できること、したいことはなんだろう。
それをするための努力は、もっとできるんじゃないか。
ひとつひとつはちょっとでも。誰にでも。
というわけで、さっそく仏語の勉強に取り組みます!
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