お気楽魔女の華麗なる日々!

イモリや薬草をグツグツ・・・は一昔前の魔女のお話。今の魔女は日々こうして創られる !

緩和病棟…。

2012-04-20 | つぶやき…
昨日は、
宝塚市立病院緩和病棟のボランティアの日でした。


アロマ・ボランティアも、手探りで初めて…もう5年目になります。

時を重ねた今でも、
f^_^; やはり手探りですね。


その時その時で、状況が変わり…
同じ患者さんでも、刻々と状況に変化があります。

同じ事をしても、
同じ結果にはならないんです。
患者さんやご家族を見ながら、慎重にすすめて行きます。


ボランティア終了後、少し師長さんとお話しして時間を過ごしました。
私の生徒さんで、
ご家族が緩和病棟に入院が決まった時、ホッとしてお友達に報告したら、
「なんで緩和に入れるの?他に治療はないの?」と言われたそうです。


緩和医療の捉え方に、
大きな間違いがあるようですね。
生徒さんのお友達にとっての緩和病棟とは、
なす術がなく過ごす病棟のように思われているみたいです。


私の見た現場では、
辛い症状を緩和しつつ体調を整え、退院されて行く方もたくさんいらっしゃいます。

決して“終末"だけをイメージしないで欲しいな…と思います。
とても残念です。



話しは変わって…
ボランティアのカルテ作りの前に、ちょっと下のフロアーに降りました。


すると、アロマセラピー委員会のリンクナースさんとバッタリ。
彼女はリンクナースなので、毎月の委員会には出席されません。


ご無沙汰~!の挨拶もそこそこ「先生に聞きたい事があったんでよかった~」と。
乳癌の研修のまとめをされてて、
院内で使っている精油と乳癌に対する禁忌を聞かれました。

芳香浴で使っている精油と重なるのは少なかったのですが、
他の症例や、角度を変えた見方をアドバイスしました。

さすが、アロマセラピー委員会の土台作りをして下さった看護師さんなので、
立ち話のような説明でも、しっかり理解して頂けました。
頼もしいです。

「せっかくアロマを取り入れてるので、伝えておきたかったんです」と言われてました。
研修会などで、アロマとリンクさせて頂くと、
ますます広がって行くと思います。
意識して関わって頂けることに感謝です。



画像の桜は“八重桜"です。
先週は、去年の夏から関わらせて頂いてる患者さんのご夫妻と一緒に、
同じ並木に咲いてる“ソメイヨシノ"のお花見をしました。
院内の3階から、患者さんはベッドのままで移動して…。
奥さんからは「主人と一緒にお花見が出来て、写真まで撮れるなんて…」と少し涙されてました。
看護師さんの“粋なはからい"ですね。


1週間経つとソメイヨシノは散り、八重桜が満開でした。
写そうとしたとたん風が吹いて来て…ちょっとピントが合ってません。
それも、自然のなせる技だと笑って下さいませ。


ちょっと湿り気を帯びた温かな風に見送られて、お花見しながら帰りました。



今日も一日…ありがと♪

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