Der König Hat Eselsohren

ベルリン修行旅(12)

8月11日(火)

今日は、昨日の2raumwohnungの曲から始まった、前置詞の使い分け。
4年前に初めてMargitのPrivatkursをとったときに、全くわからなくて苦労したなぁ、苦手だなぁ、と思ったけれど、実際にやってみると意外にも結構わかっていて、自分でもびっくり。
よくある問題集の練習問題も、ぜんぶ「それぞれのテーブルで話し合いながらやって」と言われるので、確認し合いながら進めてはいるけれど、Stefanoと二人でどんどん進んでしまうので、横でSophieが四苦八苦している。
でも、長文の中の穴埋めとかになると、敵わないんだよなぁf(^_^;

続いて接続法。
約束通り、今日は2raumwohnungの新アルバムを持ってきたので、書き換えの練習中に、Dieterがどの曲がよかったかと訊いてくる。
いやいや、まだそんなに聴いていないし、普段タイトルも見ずに聴いてるから…(笑)
確かこのボーカリストは、ich+ichのボーカルと姉妹では?と訊いたら、Dieterが、Idealを知ってるか?という。
名前は聞いたことがあるけれど、曲は知らないと答えると、80年代にこの姉妹が組んでベルリンで凄く人気だったグループで、大ファンだった、という。
むははははは!結局個人的な趣味なのね(笑)
ich+ichは好きじゃない、というと、Dieterは、こっちの方がレベルが上?と。
私的にはこっちの方がずっと好きですよ。
世間的にはich+ichの方が人気で、2年前に出たアルバムは物凄い大ヒットになってたけど、3曲目くらいで必ず眠くなってしまうf(^_^;

その後もさらに接続法の練習。今度は実践f(^_^;
5つの問題を、相手を変えてやれと言うので、なかなか大変。
4種類の相談に乗る問題で、2人の女性と結婚したいけれどどうしたらいいか?という質問に、アフリカに移住したらいいですよ、と答えると、相手をしていたAnaが爆笑。

そして最後に映画。
2回目の休憩の前に、ベルリナーレで賞を取った「Alle Anderen」のトレイラーを見せられる。

何を言ってるんだか、ぜんっっっっっっっっぜんわからない…orz

しかも、トレイラーの中で出てきた台詞を、出てきた順に並べ替えろ、とか言われても、全く聞き取れてないんだからお手上げ。
それどころか、そこに出てきている単語の意味も、文字で見たところで知らないんだから、どうにもならない。
それに比べると他の人は、もっとわかってるみたいだ。
むむ~、やはり聞き取りと単語が最大の弱点か…。

そして、先週はゲーテの周辺の探索だったProjektnachmittagが、今日はなんと、この映画を見てこいとΣ( ̄□ ̄;
無理無理無理!絶対に無理!!
でも、上映館と上映時間の一覧が配られたので、一番近くで15時からの回を見るグループに混ぜてもらうことにした。

15時からだったら、どこかでまた集まるより、このままみんなでお昼を食べて、映画館に一緒に行った方が良いんじゃない?ということで、Emmaがおいしいというトルティーヤの店に行く。
つーか、いったいどういうメンバーで行くんだ?と思っていたら、食事だけ一緒に行くというSophieの他は、なんだか30~40代だけを抜き出してきた感じ(笑)

映画館は、Hackesche Hofeの中。





なんだかクラシックな感じ。
しかも建物の最上階なのに、エレベーターはなし(笑)
さらに驚いたことに、ちょっと早めに14時20分頃に行ったら、日曜以外は14時半から開くんだとf(^_^;
日本じゃ考えられないよ。

チケットを買っても、まだ時間があるので、お茶でも飲もうと一端外に出る。
が、一応カフェに座ったものの、なかなか注文をとりに来ないので、これはさすがに間に合わなくなるだろう、と再び映画館へ。
また階段か…orz

映画は…まずとっかかりで状況がよくつかめない上に、何を言っているのかがわからない。
そもそもこの映画に興味がないんで(笑)、ついつい寝てしまった。

いやいや、まずいって。

うまい具合に、ポイントポイントは見ているのと、後半は全部見ていたので、何となくはわかったけれど、説明しろと言われたら一行で終わってしまう程度にしかわからないので、これではわかったことにはならない。

マズイ…f(^_^;

とはいえ、場内が明るくなったところで、みんな口々に、わからなかったと言っている(笑)
とにかくみんなで話し合えば、少しはわかるはずだ、とStefano以外の5人で、お茶をしながらゆっくりと話すことに。
でも、話してみると、結構みんなわかってるんじゃん?f(^_^;
あそこでこう言っていた、ああ言っていた、なんて出てくる。
ま、みんなのおかげで、大体のところはわかった(笑)

ゲーテに戻ってくると、19時半からの回を見るグループが集まりかけている。
Pierreが「映画の内容、わかった?」というので、「もちろんだよ」と大嘘をつく(笑)

昼のトルティーヤがもの凄く量が多かったせいで、全くおなかが空かない。
近所のスーパーで、つまみになるものと、ビールを買い足して、いつもより早く帰ることにする。

毎日毎日、帰るたびに鍵を開けるのに苦労するので、いつも階段を上がりながら、今日はちゃんと開くだろうか、と気が重いのだが、今日は意外にも軽く回った。


が。


なんか感触が変。

それに、鍵が回るのに扉が開いてないし。

さらに回したら。



鍵がねじ切れた!!!!!!Σ( ̄□ ̄;


ひょえぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~!!!!


ど、ど、ど、どうしよう?!
鍵が刺さったままでは、外からは開けられない。

急いで玄関のベルを押して、中から開けてもらい、鍵そのものが壊れたことを何とか伝える。
まさにうろたえまくりf(^_^;

これは鍵を丸ごと取り替えないとダメなのでは???


と、思ったら、なんとドライバーを取り出して、ねじをゆるめ始めた。

え?
自分で何とか出来るものなの?

「こういうことは時々あるの?」と訊いてみたら、さすがに初めてだという(笑)
でも、「どんなものでも最初は初めて」だと。
しかも驚いたことに、程なくして刺さった鍵を取り出してしまった。

びっくり~~~。

あなたのせいじゃないから気にしないで、と代わりの鍵をくれて、その後はまるで何もなかったかのようにいつも通り。

や、私のせいかもしれないよ。
毎日、鍵が開けられなくて、鍵が曲がりかけたりしてたんだから…f(^_^;
それにしても、中に人がいて、しかも起きている時間でよかった。
これがすでに真夜中過ぎとかだったりしたら、大顰蹙もいいところだ。
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