Der König Hat Eselsohren

Salzburg(3)

会場の前を通りかかると、行列がずらっと外まで長く続いている。
え~っと、みなさ~ん、Floがここにいますよ~!(笑)
ホント、不思議なことに、誰かがめざとく見つけて駆け寄ってくる、みたいなことが全然起こらない。

そして、この、脇の方の出入口には警備も何もなく、パスがなくとも問題なく入れるf(^_^;
いいのか、これ?

ちょうどMarcがステージの方から戻ってきたので、「今日は私、パスいらないの?」と訊くと、「大丈夫!」と言ってしまってから、全然大丈夫ではないことに気づいた様子(笑)
ちょっと考えて、これ、と渡してくれたのはなんとラミネートカードのパス。
やった~!
どうせくれるなら、こっちの方が記念になるからいいんだよ!
それに、もしかして、今度夏にでも来たら、これで入れちゃったりする?(笑)
ただ、裏には、今回のオーストリアとスイスの日程しか入ってないから、その後はわからないけどf(^_^;

そして、残念ながらストラップは付いていないので、どこにつけるか思案。
今日は、がっつり重ね着ができるように、ニットのセットアップを着てきてしまったので、ベルトループもポケットもなくて不便。
あれこれ試行錯誤した結果、カメラのハンドストラップにくっつけることにした。

そんな試行錯誤をしていたところ、NicoがPCで地図を表示しながら何か相談をしている。
明日の会場かと思ったら、明後日のウィーンのだ。
Gasometerの近く、といっているのが聞こえる。
そうそう、前回のウィーンは、まさにGasometerにだけ行ったのだった(笑)
今回地図を確認していて、ほんの一駅手前と気づいた。
なんかあのとき、Gasometerは地の果てみたいだったが…f(^_^;
でもGasometerの近くだからって何か関係あるのか?
単なる思い出話には聞こえないのだが。






Pelzigのステージが始まって、Marcが見に行ったりしている。
偵察をかねて行ってみる。



なんか、ステージ上のどこも、客席から丸見えだなぁ。
Floが「今日は思いっきり前の方(ganzen vorne)で見たら」と気楽に言う。
ganzen vorne?
ステージと柵の間か?f(^_^;
いくら何でもそれは無理だろう(笑)

Rüdeが階段を下りてきて、外へ行こう、という。
え?そと?

何かと思えば、外でタバコを吸うのにつきあわされたのだった(笑)
さらに寒さが増してるよ~!!(>_<)
「う~、寒すぎ~!!」
「日本でも寒いところあるんでしょ?」
「北の方はそうだけど、東京はこんなに寒くなることはないよ」
つーか、北海道でも、札幌なんかはここまで寒くないと思うぞf(^_^;

「こうしてライブをしに来るのも大変だけど、家にいるとあれこれやらなきゃならなくてもっと大変だよ、子供も3人いるし」
え?3人?いつの間に?f(^_^;
聞いてないよ、つーか、それじゃPeterにだけ渡すのはなんだかなぁ。
もう、聞かなかったことにしよう(笑)

「今冬休み中?」
「ん~、休み自体は5日で終わったけれど、金曜日は講義がなくて、そのまま休みにしてる(笑)」
「仕事は好き?」
「あんまり好きじゃないかな~。昨年は論文2本書いて大変だったけど、それはまぁ楽しいかな? でも講義とか、さらに他の仕事とかはあんまりやりたくないかも」←ヒドイ
「この前、学校で音楽について講義したんだよ」
「マジ?!」
「あれこれ質問が出て、楽しかったけど、大変だった。だから、いつもはこうして観客として来てるけど、ホントに尊敬してるんだよ。色んなこと知ってるだろ」
ほほ~、尊敬されてんのか、私(笑)
「あ~、でも、講義はあんまりやりたくないのに、実際にはもの凄く力入れてやってて、終わると声は枯れてるし…」
「消耗するんだ?(笑)」

「インスタグラムはやってないの?」
「アカウントは持ってないけど、Sportfreundeのは毎日見てるよ」
「アカウントないの?作りなよ」
「え~、でも、私がアカウント作っても、毎日大学の写真とかになっちゃうよ(笑)」
うん、なにしろ、毎日毎日代わり映えしない生活ですから…f(^_^;
「アップする写真考えるのは大変だけどね」
芸能人でもそうなのか(笑)
結局のところ、インスタにコメントしろ、ってことかな。

1本タバコを吸い終えると、もう行かなきゃ、あとでね~、と上がって行ってしまった。
もうPelzigのステージが始まっているから、こっちも最後の練習なんだろう。

しっかし寒かった~!!

さっき栓抜きは見かけたような気がするが、さすがにこの寒さの中で冷えたビールを飲む気にはならない。
ここで飲むなら冷やしてない水(笑)
それにビールは、絶対にライブのあとの方がウマイ♪ ←既に1杯飲んでるくせに。

ただでさえ、Peterにプレゼントを渡すきっかけがない上に、一人のときでもないと渡しづらくなってしまった。
が、既に最終リハと言うことは、もはやライブ前に渡す機会はない。
もう、これはあとあと!!

それよりも、今日はどこで見るんだ?

改めてステージを覗きに行く。
カーテンから顔を出すだけで客席が見える状態なので、ステージのこっち側は無理だとして、夏のときみたいにいったん幕を閉めるというんでもなければ、反対側に行くのもちょっと気が引ける。
たとえMarcでも、それは無理だろう(笑)

今日は観客席に行くしかなさそうだなぁ。
でも2階席はもう最後尾までいっぱいみたいに見える。
う~む。

などと策を巡らしているだけなのだが、端からはPelzigの演奏を聴いているようにしか見えないので、後ろからIngoが「英語で歌ってるんだよ」と暢気に言う(笑)

はてさてどうしよう?

とりあえず準備はしないと。
カメラはハンドストラップで提げることにして、できればライブのあとでTシャツも見に行きたいから、財布とスマホと充電池は、小さいバッグに入れ替えて持っていくしかない。

そうこうするうちにPelzigの出番が終わってしまった。
客席で見るなら、今のうちに場所を探さないと。

ステージの脇の階段からフロアに降りてみる。
後ろの方はまだ自由に動けるスペースがあるけれど、高さがなぁf(^_^;
PAブースで見ていいか、交渉しようかとも思ったが、それにはスペースが狭すぎるのでこれも無理。

比較的前の方で壁際辺りがまだマシかなぁ?

そういえば、KristinとDaniellaは今日も一番前?
ステージと柵の間に入っていってみると、案の定、ど真ん前を確保している(笑)
「Hallo!!」
「今日もステージで見るの?」
「や、今日は場所がないから、そっちの壁際に行こうと思って」
「だったらここに来なよ!!」
「ここ?!マジ?!」

さすがに柵を乗り越えることは難しいので(笑)、ぐるっと迂回して、人波をかき分けて進む。

何とかたどり着いた!!
うっわ~!
こんな場所で見るのって、実は初めてでは?f(^_^;
1列目ど真ん中って、さすがにあとからやってきて割り込める場所じゃない。

「たぶんこんなところで見るの、初めてだよ」
「ホントに?」

さっきはステージ側から見ることもないと思っていたのに、それどころか、Floの言ったとおりになっちゃったよ。
予言者か?!(笑)

「いつこっちに来たの?」とKristin。
「ここに来たのは今日だけど、水曜日からウィーンに来て、で、こことリンツとウィーンのライブ見て帰る。」
まったく。
最初がウィーンだったら、楽なのに(笑)

で、こっちも訊いてみる。
「今回のツアー、全部見るの?」
「ないない!私たちもウィーンまでで帰るよ。仕事しないと!」
「同じだ!(笑)」

いや~、いつもいつも写真が上がってるから、全部行くのかと思ったf(^_^;

夏にすっかり顔なじみなったスタッフが、ドラムの調整中。



隣で、KristinとDanielaが、あれ誰だっけ?Nikoだよ!などと話している。
え?あいつもNikoっていうのか。
若手のスタッフはなかなか名前をおぼえられない。
つーか、名前そもそも聞いてなかったり(笑)

でもまぁ、とりあえずアイツは「メガネのNiko」だな(笑)
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