Der König Hat Eselsohren

München8日目

携帯のアラームとともに、いったん6時に目が覚めたけれど、夜のことを考えて二度寝をしておく。
といっても8時には起きたけど。

荷造りを兼ねて部屋を片付けつつ、残った時間でPCに向かう。
ファンクラブのフォーラムには、Christophだけはログインした形跡があるけれど、全体に書き込みは少なめだ。
今日だけの子も、早朝に出ていたりするし。

14時にマクドナルドだったよな~、と思って13時過ぎにホテルを出る。
14時ちょっと前にはFilmstadtに到着。
マクドナルドを覗いてみるけれど、誰もいない。
しばらく待って、14時を過ぎても誰も来ない。
さすがに14時15分になっても来ないので、ChristophにSMSで、今日何時にどこ?と訊いてみると、もうマクドナルドに集まっているという返事。
すぐ行くね、と返事を返してマクドナルドに行ってみるけれど、さっき店に入っていった集団には、やっぱり、Christophも他の人たちもいないぞ?
これはもしかして場所が違う?
改めてChristophに電話してみると、Filmstadtの中ではなく、トラムで3駅目のところだという(笑)

やっちまった~f(^ー^;

慌てて駅まで行ってみると、次のトラムまで10分近くある。
乗ってしまえば4分なのに。

トラムを降りて、確か、右手の方にまっすぐ行って、大通りを左だったな、と、さっき言われたことを結構曖昧に思い出しつつ歩いていくと、確かにマクドナルドがあった!(笑)
入っていくと、奥の方の席でMelanieが手を振っていて、隣のスペースを空けてくれる。

この時点で総勢11人。
昨日も会ったFabianneとEffaの他に、女の子は、NicoleとKecks、Kati。
男の子はHannsとJohannesと似たような名前で覚えきれない(笑)
Kecksに「NicoleってFlitzer?」と訊くと、「そう!その通り!」と驚いてくれた。
しかし全体の会話にはとうていついて行けないf(^ー^;
その代わり、Melanieが隣で色々と訊いてくる。
昨日はどうやって帰ったのか、とか、いつからこっちに来ていつまでいるのか、とか。
いつMarcから招待状が来たの?と訊かれたので、招待状というよりも、まず10月末にPeterからチケットをくれるというメールを貰い、12月初めに日程を知らせて貰ったと答えておく。

仕事の話になって、専門は?と訊かれ、とりあえずJuraと答えると、私はRechtsanwaltinなの!と喜んでくれる。
まぁ、細かい専門は違うんだけど。

ファンクラブの会報が既に全部発送済みだ、と言う話で、「私は会費の他に送料も払った方がいいんじゃない?」と訊くと、Christophは、その必要はない、と言う。
う~ん、そうか。私としては年会費10EURの2倍、20EURでも送金手数料の方が高くつくくらいだから、払わせて貰った方がいいんだけどf(^ー^;

実は今日はみんなで車で来ているのだけれど、途中で事故って、その車に乗っていたThomasともう一人のChristophは今、病院に行っている、というびっくりな話題が!!Σ( ̄口 ̄*)
そのもう一人のChristophというのは、昨年、ファンクラブができたときに会費の件でメールをくれて、銀行振り込みが難しいのなら、自分が代わりに会費を払う、と言ってくれた男の子だ。

しばらくしてBeccsが友達とともに現れ、さらに病院に行っていたThomasたちもやってきた。
ひとまずどこも悪いところはなかったらしい。

16時頃までその場で喋って、車で会場に移動することに。
外に出たところでFlitzerに声を掛ける。
彼女に渡せるだろうと思って持ってきた緑茶を渡す。
彼女がなかなかチケットを手に入れられなかったので、はらはらすると同時に、もし今日来られなかったら、自分はとっくの昔に招待されてるんでとても申し訳ないな~、と思っていた。
彼女が来られることになって、本当にほっとしたのだ。
「これ、あなたに」
「え?なんで?」
「フォーラムに、前、緑茶が好きだって書いてたでしょ?」
彼女に、フォーラム上で、Advendkalender用の品物に何を送ったか訊かれて、緑茶と書き込んだら、今度ドイツに来るときに持ってきて、と書いていたのだ。

そこへMelanieが来たので、さっき事故ったというThomasたちの車に同乗(笑)
車だとホントにすぐだ。
駐車場に車を止めて外に出ると、日が傾いてきて、さすがに郊外で、まだ雪が多少残っているので、ものすごく寒い。
「日本も寒い?」とMelanieが訊くので、「こんなには寒くないよ。北の方は寒いけど、福岡は大体10℃くらい。」
「先週は-20℃になったのよ!-10℃や15℃は普通だけど、-20℃は初めて!!」
-10℃や何かだって、福岡じゃあり得ませんf(^ー^;

駐車場から会場に行く途中は柵があって、年配のご夫婦とRüdeが柵越しに話をしている。
そのすぐそばの入り口は鍵が掛かっていて、会場の警備とおぼしき人が、ここからは入れられないと言っている。

Melanieは、昨日もここで待った、と言っていたけれど、いや、Filmstadtの中を通ったら、会場のすぐ外まで行ける、と話した。
現に中を通って、会場の前に歩いて行ってる人の姿が見える。
他にもそのことに気づいた人がいて、皆でぞろぞろとFilmstadtの中を通って、会場前へ。
Flitzerが「さっきの緑茶代、いくら払えばいい?」と訊くので、「いらない、いらない、あれはプレゼント」と言っておいた。
実際のところ、Ries先生に渡した分とかと一緒に、まとめて買ってしまったので、彼女に渡した分がいくらなのか、全然わからない(笑)
それに安いティーバッグだから、たいした額ではないのだ。

歩きながらMelanieに、「あなたも今日のパーティーに行くの?」と訊いてみると、「わからない。招待されてはいないから」との答え。
「行くの?」
「うん、もうパスを持ってるからね」

会場のドアにGästlisteと紙が貼られていて、その前には既に数十人、なんとな~く並んでいるような、いないような。
つーか、まだあと30分以上あるんだけど…f(^ー^;
普通に歩いている分にはどうってことないんだけど、さすがにじっと立っていると、足の先から冷えてくる。

Christophがそばに来て、"(Tu Nur Das) Was Dein Herz Dir Sagt"は好きか、と言うので、もちろんだと答えると、
「僕はあんまり好きじゃないんだけどなぁ。女の子はあの曲好きだってみんな言うね」
ま、私も最初に聴いたときに、他の曲とあまりにも曲調が違うし、あとで単語の意味を調べていったら歌詞の内容も随分とこれまでにないものだったのでびっくりしたけど、あれはあれで十分アリだと思う。

右端のドアから人が出入りするたびに、みんながそっちを気にする。
私は今すぐでも、そこから入れるんだけどなぁ。

でも、さっきRüdeが入っていくのが見えたとは言っても、脇の出口からも出入りできるから、実際にいるかどうかもわからないし、昨日のことを考えても、さすがにもうリハーサルが終わっているはずの時間だ。
そんなところにのこのこ入っていっても、なんか邪魔っ気なだけだし。
それに、なんだかものすごく、これ見よがしな感じだし。

でも、寒いんだよなぁ…(笑)

とさんざん迷ったけれど、17時が近くなってきて、そばにいた別のグループの人がIDカードを用意しているのを見て、パスポートを出すのは面倒だから、他の人が入場するときに、自分は別のところからパスを見せて入ろう、と考えた。
で、入り口近くにテーブルが運ばれてきたりして、どうもそろそろ入場が始まりそうなので、Melanieに、私は先に入ってるから、と言って会場に入った。

ら。

まだリハーサル中じゃん!!(爆)

昨日と同じく、PeterとMeretが"Herz"のリハーサルをしている真っ最中だ。
ただし今日は、もう衣装を着た状態だけど。
すぐそばにいたFloに声を掛けると、リハーサルが長引いているんだという。
よくよく見ると、奥のセットの方ではRüdeがコントラバスを手に、ハープのFranziと音あわせか何かをしている。

ごめん、みんな!!f(^ー^;
寒い中をまだまだ待ってるんだろうなぁ。

前から3列目あたりのところに、DJのPaulがいたので声を掛けると、黙って微笑んで握手してくれる。
隣に座ってPeterのリハーサルを見ていると、Peterがこっちに手を振った。

しばらくしてリハーサルが終わるのを見計らって、トイレに行っておく。
つーか、これこそが、先に入った者の特権!!(笑)

戻ってくると、すぐに観客の入場が始まった。
昨日は右側だったし、と思って、真ん中よりちょっと左のあたりに座っていると、Kecksがやってきた。
二人で、荷物を置いて他の人たちの分も席を取ろうとしていたら、Melanieたちは昨日と同じく右側の方に陣取っている。
「でも、右手の方から始まって、左側で終わるから、こっちの方がいいよ」と説明しかけると、Kecksは「言っちゃダメ!(笑)」

FlitzerやSaskiaもやってきて、固まって座っていると、Christophがきて、下のカウチに座りたい?と訊く。
うん、ちょっと興味ある。
見づらそうだし、あんまり近いとちょっとこっぱずかしいけど。

しばらく観察していると、今日のチケットの色は青。
昨日のもそうだけど、「Sportfreunde Stiller」とロゴが印刷されているので、やっぱり貰っておけば良かったかな、と思わなくもない。

その後、今度はMelanieがやってきて、とりあえずここに座っておいて、あとでChristophが来たら、下に移動して、と言う。
見ていると、どうやらChristophが会場の係に頼んで、最前列のカウチを全部、ファンクラブのメンバーで埋めてしまうらしい(笑)
Christophが呼びに来たのでついて行くと、ほぼど真ん中の、既にEffaとKatiが座っているところに一緒に座って、と言われた。
う~ん、ここかぁ。

でも、実際に座って見ると、両脇のセットは随分と横から見ることになるけれど、でも昨日とはまた違ったところも見えるし、何と行っても、左のセットがそれなりに見える。
しかも、昨日も実際に見たけれど、会場責任者の人が、途中休憩の時に、右側半分のカウチは観客席の一番前に移動させて、全部左に寄せるから、と説明する。
と言うことは、結構見やすいな。

18時20分頃になって、ようやくプロデューサーの前説開始。
まぁ、時間がおしていることもあって、昨日より短いけれど。
さらにPeterが現れて、今日は楽しんでいって、といった感じの挨拶。

昨日は見えなかった、マンホールのふたから明かりが漏れているのが見える。
いよいよ始まるぜ!!

と、昨日はなかった効果音が。

どうも、飛行機でやってきたけれどそれがどこかに落ちて、そこからマンホールを伝って歩いてくる、という設定らしい。
実際の放送になると、何か映像がついていそうな気がする。
う~ん、どんな風になるんだろう?
DVDが出るまで見られないのがイライラする(笑)

いよいよ1曲目。
つーか、曲順は間違いなく、昨日と同じなんだけど(笑)

すごい!

Floが言っていたとおり、今日は昨日に比べて、数段良くなってる!
やっぱ、ゲネプロはゲネプロでしかないんだなぁ。
でもって、彼らはやっぱプロだった、ってことかな。
ちゃんと今日に焦点を合わせて、完全に仕上げてきている。

もちろん、会場のノリも、昨日とは断然違っている。
しかも楽しいことに、一緒に座っているKatiもEffaもがんがん歌いまくるので、ときどき互いに見交わしながら、一緒になって歌う♪
途中、2曲目か3曲目くらいで、Rüdeがこっちに気づいたような…。

コーラス隊がすぐそばで待機していたので、Paulに手を振ると、向こうも振り返してくれる(笑)

さらに、"'54, '74, '90, 2010"は、1回目を客席中心に撮影し、2回目は上から雪を降らせて、3人を中心に撮影している。
つーか、雪がこっちにまでばんばん降ってくる。
雪と言っても泡だけど。
このときはFloが完全にここに座っていることに気がついて、びしーっとこっちを指しやがった(笑)


今日は、会場中が熱烈なファンばかりなので、途中からやり直して、とか、最後だけやり直して、という注文が出ても、「もう一回全部やれ!」と客席から注文が飛ぶ(笑)
で、やり直せば、1回目よりも更に盛り上がったり。

3人の表情を見ていても、昨日に比べるとすごく楽しそうだ。


今日も"Ein Kompliment"のやり直しが入ったけれど、会場の盛り上がりのせいで、あまり滞った感じがしないまま、前半の最後、"Fast Wie Von Selbst"の後奏から、Peterが真ん中のセットに移ってくる。
と言っても、すぐ目の前ではなくて、上の方の工事現場の足場になっているところだから、まぁ、いいか、と思っていたら、それはそれでちょうど真ん前だったf(^ー^;
演奏に入る前にカメラのセッティングをするので、しばらく待たされている間に、目が合ったのでお互いに手を振る。

ははは~!なんかこそばゆいぞ!

それを見て、隣のKatiが、手を振ってもらってる!スゴイ!といった感じで笑っている。
「全部歌えるのね!!」
う~ん、会話のできなさ加減からすると、意外、ってところ?f(^ー^;
「全部なんかじゃないよ~!(現にTischtennisはあやふや)」
「ううん、全部歌ってたじゃん!」
まぁ、ライブでやる曲って、大体決まってるからね。
「前にドイツにいたの?」
「2005年から2006年まで、1年間、研究のために来てたの。で、その時に知ったんだよね。で、そのあと、2007年にアルバムを全部買って。」
「ライブは今までどれくらい行った?」
「昨年の2月にAschaffenburgに行って、夏に、Highfield、Altena、Eupenって」
「へ~、スゴイ!」
夏に何があったかは言わないでおいた(笑)

「放送されたら、DVDに焼いて送ってあげる!」
「DVDに?ホント?」
もちろん、ちゃんとAmazonで買うつもりではいるけれど、送ってくれるなんてありがたい。


と、しばらくセッティングが続いている間に、突然、Peterがマイクに向かって、
「今、目の前に、日本から来た大事な友達が座ってるんだ」
なんぞとアナウンスしやがった!!Σ( ̄口 ̄*)

当然、そのことを知っているカウチ組=ファンクラブのメンバーはやんやの大喝采f(^ー^;

…だけでなく、会場全体が大歓声?!
なんか、後ろからスポット当てられてる?!
困ったな~、と思いつつ、左右を振り返って、両側に軽く会釈する…f(^ー^;;


なんてことするんだ~!!!


まぁ、セッティング中のことだし、全体の流れからしたら、絶対に編集でカットされて、放送では流れないと思うけど…。
絶対にそうであって欲しいんだけど…orz


昨日はPeter一人の弾き語りが終わったところで途中休憩に入ったけれど、今日はそのまま、FloとRüdeも出てきて、"1.Wahl"まで演奏してから休憩。
と言うか、確かRüdeが間違って、それでやり直しをしたんで、こんな中途半端なところで休憩になったみたいだ。
でもやり直しの方で、Peterが出だしの音程を外したせいで、Floが爆笑しながらになってたから、あれでOKなのかがわからないけど(笑)

Peterに直接文句を言ってやりたいところだけれど、会場係から、カウチを移動するからどいて、と言われたので、そのままみんなと一緒に外へ出る。

昨日も帰ってからとてつもなく空腹だったし、今日はよく考えたら朝食しか食べていないので、ここはちゃんと腹ごしらえしないと、と思って、今日は飲み物よりも食べ物を優先。
SaskiaたちといっしょにFrammbrotの列に並ぶ。

つーか、Katiは、Peterにあんな風に言って貰ってスゴイ!とか言うし、Melanieも「大事な友達、だって~!」って茶化しに来るし、困るよ、まったく。f(^ー^;
まぁ、茶化しついでにちょこっと手首のチケットを見せて、「私もパーティーに行くことになったの。黄色のチケットの人はパーディーに入れるんだって。ChristophとFabianneとEffaも」と言った。

休憩時間が結構短いのと、Frammbrotの列に多少時間が掛かったのとで、みんながどんどん会場の中に入っていってしまうのを、まだ食べながらSaskiaたちと眺める。
もう、最後は急いで詰め込んで(笑)
すると、入り口のところでFlitzerがビールのコップを掲げて、いる?と訊いている。

もらおうじゃないの(笑)

全部飲んでいいよ、と言うので、まさに一気のみ(笑)
Flitzerがスゴイスゴイ、見て見て!と他の人に声を掛けるf(^ー^;

無事、休憩の終了に間に合ってはいるけれど、後ろの階段を回るのが面倒なので、伝家の宝刀・パスを示して、立ち入り禁止のテープをくぐる(笑)
既にカウチが1段目の、車いす用のエリアに移動されていて、今度は今までの3人に加えて、Fabianneも一緒に座ることに。
かなり狭い…(笑)
でも、場所がさっきよりも左に寄って、しかも位置が高くなったので、かなり見やすい。
もちろんカメラの位置によっては、誰か見えない、と言うことが十分にあるけれど。

自分のすぐ後ろに座っている女の子が、連れ二人に、「この黄色のチケットの人は、アフターパーティーに参加できるんだって」と言っている。
ってことは、結構大人数?
彼女も「Christophがどうたらこうたら」と言ってるから、ファンクラブのメンバーなのかもしれないけれど。

後半は、さっきの"1.Wahl"が終わったところから、次の"Auf Der Gute Seite"に移るところで、メンバーの位置の移動から。
ただし、コントラバスは既に降ろしてしまってあるので、それが一応ある、と言う仮定の下に(笑)
この曲では、アコーディオンを弾いていたFloが間奏のところで、足場から飛び降りて、左のセットにあるドラムセットに移動する、と言う結構時間的にギリギリの見せ場があるのだけれど、これがうまくいった!と思ったら、最初からやり直し(笑)

ただ、やっぱり昨日と違って、またやり直しか~、と言うより、もう1回聴ける!といった雰囲気なので、長時間なのに全く疲れない。

今日は、新曲は「新曲だ」と言ってくれるので、とてもありがたい。
で、2つめの新曲、"Lass uns los"とかいう曲、やっぱりこれが夏に聴いた曲のように思えて仕方がない。

途中、カメラのクレーンが壊れたので、しばし中断。
ちょうど目の前だったので見ていると、どうやら脇についているレールの部分がはずれてしまっているらしい。
その間、3人は色々喋ったり、即興でジャズ風の演奏をしたり、かなりサービス。
ただ、3人の話している内容が、半分くらいしか理解できないのが悔しい。
席がここに移動してから、目の前にスピーカーが置かれているので、後半に入ってからは非常に聴きやすくなっているはずだけれど、やはりまだまだ。

その後、クレーンには結局ガムテープを貼って応急処置をし、unpluggedを再開。

昨日に引き続き、Meretの出番はやり直しが入ったけれど、更にその次に出てきたゲスト、名前がよくわからないけれど、どうやらアメリカ人らしい男女2人組とのセッション。
つーか、曲はわかるんだけど、曲名がどうしてもわからない…f(^ー^;
これを先にPeterが英語で歌い(♪You are my sunshine, you are my only one...♪)、同じフレーズを続けてその男性の方がドイツ語で歌う(♪Du bist die Sonne, du bist die Einziger...♪)、という段取りなんだけど…。

2回やり直しても、同じ単語(Einziger)が出てこない!
すると、今度はそれが伝染したのか、Peterも間違える…(笑)
4回目で、ようやくちゃんと歌えたとき、そこ(Einziger)で観客大拍手!
あとで編集後の番組を見た人には、なぜそんな半端なところで大拍手なのかがちっともわからないだろう(笑)

そして最後の"Ich War Noch Niemals in New York"。
さすが、大半はオフィシャルサイトでのGewinnspielを経てきているだけに、大変な盛り上がりだ。
カウチ組で、両手を左右に振っているので、そこに参加する。

アンコールに入って、1曲目が"Siehst Du Das Genauso?"
曲のテーマが友情だったりするんで、隣のFabianneが肩に手を回してくる。
見てみると、隣の3人は既に肩を組んで、曲にあわせて左右に揺れている。
そういうことならば、とこっちもFabianneの肩に手を回す。
ぜんっぜん年齢も違うのに、この集団は不思議と仲がいい。

そしてアンコールの2曲目は"ich Roque"
今日はちゃんと、曲の途中で看板がひっくり返った。
しかも工事現場の足場にいるホーンセクションから、一人が奈落に落っこちる、というアクション付き。
さすがはスタント・センター(笑)
このほかにも、どの曲だったかは忘れたけれど、曲の最後で工事現場のセットが火を噴いたりして、色々な仕掛けがされていた

"ich Roque"の途中で、あ~、もうすぐ終わっちゃうなぁ、とちょっと感慨にふけってしまう。
だって、ここにいる大半の人は12月まで知らなかっただろうけれど、私は8月からRüdeがコントラバスの練習をしているのを知っていたし、実際にはもっと前から、それこそ半年以上にわたって、彼らはこの日のために準備してきたのだ。

それでも最後の"Todo el mundo..."のフレーズのところで、Peterの声がすっかりかすれてしまっているのに気がついて、早く終わってあげて!とも思う。
この2日間、実際にはリハーサルの時から、ずっと歌いっぱなしなんだもん。
そりゃあ、声も涸れるだろう。
Rüdeが、今回一番大変なのはPeterと言っていたのを思い出す。

曲が終わって、観客がスタンディングオベーション!
スゴイ!!良かった!!
エンディングに向けて、スタッフが動き出す。

と。

やり直し…f(^ー^;
セットを全部元通りに戻して、曲の途中で落っこちるスタントマンも、スタンバイし直して、再び"ich Roque"(笑)
今度は大丈夫かな?と思いながらも、滞りなく済んで、曲のあとは再びスタンディングオベーション。

今度は大丈夫らしい(笑)

さっきもいったん運び込まれて、引っ込められていた、手回しオルゴールを、再びNicoが運び入れる。
昨日はあんなの使わずに、最後に全部の出演者が並んで挨拶しただけだったんだけどなぁ。
あれ、どうするんだろう?

Rüdeがオルゴールを回し始める。

ん?この曲…。
最初わからなくて、頭の中で"überall, wählend alle möglichekeiten..."と歌詞が流れ出して気がついた。
"Ans Ende Denken Wir Zuletzt"じゃん!!

この曲もライブで演奏されることはほとんどない。
どうやら発売当時、映画の主題歌として使われたとかいう曲で、実際はミニアルバムだけれど、なんか中途半端な扱いなのだ。
まさかこの曲が聴けるとは!!意外と好きなんだ、この曲。
もっとも歌う訳じゃないけれど。

オルゴールの音が流れる中、今日出演した人たちが次々に登場し、Sportfreunde Stillerの3人が紹介する。
そして最後には3人をお互いに紹介し、今まで出演者が出てきた、背後の扉から入ろうとすると…なかなか開かない(笑)
演出なのか、アクシデントなのかはわからないけれど、非常に3人によく似合うシチュエーションだ。

3人の姿が扉の中に消え、観客席にBGMが流れ始める。


終わっちゃったなぁ。
いや~、ホントにすごく良かった!!
こないだからずっと考えてはいたけれど、これは絶対、日本のMTVにも放送してくれるように要望を出そう。
もっとも、Rock am Ringの放送でも、大トリのDie Toten Hosenでさえ流れなかったみたいだから、実際には難しいかもしれないけれど、やって損はない。
実際にこうして見てるんだ、と言う強みもある。それどころかバンバン映ってるし…f(^ー^;
もし実現したら、まさに歌の歌詞通り、"ein kleiner schritt für uns, ein großer schritt für die menschlichkeit"じゃん?(笑)


さて、これからどうするんだろう?


ポケットから、パスと一緒にGarderobeの番号札を出していると、パスを見たFlitzerがそれ何?どうしたの?と訊いてくる。
質問の趣旨をはかりかねていると、Saskiaがバックステージパスだよ、と言う。
そうか、こういうもの自体、見慣れていないとよくわからないんだ…f(^ー^;

観客席の後ろの階段から、みんなと一緒に下りてきたけれど、少なくともMelanieたちパーティー参加組と、ここで帰る組とに分かれることになる。
ついでに、人がうじゃうじゃいすぎて、Garderobeにたどり着けなさそう。
かといって、通常の入り口だけじゃなく、裏の出入り口もバーン!と開いているので、寒いことと言ったら!!

とにもかくにもコートをとって戻ってくると、Rüdeが出てきている。
するとパスを見たSaskiaの彼氏が、パスのある人は、ステージの横から中に入るんだよ、と言う。

え?そうなの?
でもめちゃめちゃ狭そうな、単なる通用口じゃん?

なのでRüdeに「どこに行ったらいいの?」と訊くと、やはりその扉から中に入れ、と言う。
赤白テープのこっちと向こうに分かれる形になってしまった。
Saskiaたちと「Bis Bald!(またね!)」「Auf Wiedersehen!(さよなら!)」などとお互いに言い、Melanieは「またあとで」と言っている。

「Nur Mitarbeiter(スタッフのみ)」と書かれた扉から入ると、やはりそこは通用口(笑)
でも、ここで今日の出演者たちが、ビールやワイン片手に騒いでいる。
FloとPeterもここでふざけ合っている。
Floが気がついて、ハグしながら、今日はホントにすごかったね、というつもりのことを言う。

ここは写真撮ってもいいの?と訊くと、大丈夫だ、と言うので、早速Floの写真を撮る(笑)




さらに今日もツーショットの写真を撮ってもらう。
FloとPeterがじゃれている写真も(笑)




Floは、何か飲まないの?と訊いてくる。
いったん、ビールと言ったものの、もはや空き瓶しか見あたらないf(^ー^;
「…か、ワイン」
と言ったら、ちょうど脇の給湯室っぽいところで、ワインを開けてる人がいるので、その人に注いでくれるように頼んでくれる。




ホントにせせっこましいところに、機材と人と酒とがひしめいている。




ここでようやく、アフター・パーティーは色んな人を呼んでのイベントであって、本当の意味で関係者のみの打ち上げはこれなんだ、と気づく。
や、私は関係者じゃないけど(笑)



戻ってきたRüdeとじゃれていたPeterの写真を間近に撮ろうとすると、だったら一緒に撮ろうと言われる。



「途中で私のこと紹介したでしょ?」
「あぁ、あれ(笑)」
「休憩中、みんなに色々言われて大変だったよ!」
「そう?(笑)」
「だめだよ~!(笑)」


こんなところに入れるチャンスなんて、滅多にない。
奥に向かっていって、ちょっと権限のありそうな人に、ステージの裏を見ていいか訊いてみると、もちろんだという。
なので、早速撮影。




左端のセットの横、ステージ裏から客席の向こうまで見渡せるところ。




正真正銘のバックステージ(笑)




脇の小部屋でも、スタッフが立ち働いている。




談笑するメガネの兄ちゃん(キーボーディスト)と二胡奏者の女性。


そんな様子を、MTVでも放送するのか、DVDに収録するのか、とにかくMTVのスタッフがずっと撮影しているので、そのカメラも撮影する。気分はすっかり林家ぺー(笑)






Rüdeの写真を撮りたいのだけれど、なかなかいいシャッターチャンスがない。



しかも、何度撮っても、ホントに写真写りが悪い(笑)


Altenaの楽屋で会ったイケメン兄ちゃんも来ていた。
最初、声を掛けられるまで気づかなかった。
「髪型が変わったからね」

あのときはすっかり英語で話していたので、メガネの兄ちゃんと同じく、最初英語で話しかけてくる。
なので、英語よりドイツ語の方が話せる、と言うととたんにドイツ語に。
「このためにわざわざ日本から来たの?」
「そうだよ。だってそれだけの価値はあるでしょ?」
「それはそうだね。いつ帰るの?」
「明日の晩」
「僕と同じだ。僕も明日の晩、飛行機で帰るんだよ」
「どこに住んでるの?」
「ベルリン」
「ベルリンなら1度行ったことがあるよ。素敵なところだよね」
とは言っても、私は絶対にミュンヘンの方が好きだけど(笑)



写真を撮ると、今は髪型が乱れていたから撮り直せ、と言う。



めんどくせぇな(笑)




今度はプロデューサーとRüdeが話をしているので、しばし、そのそばで聴いてみたり。

Floが、空いたコップを見て、給湯室のところで栓の開いているワインを探して注いでくれ、これ、専用にしていいから、好きなように注いで飲め、と言う。
いやいや、今注いでもらった分が、既にかなりなみなみと注がれているんで、これ以上はちょっと無理じゃないかと…f(^ー^;

見覚えのあるスタッフが、「ここはみんなたばこを吸っていてヒドイね。僕はもうやめたから…」という。
「私も全く吸わないから」と、二人でこの煙でもうもうとした環境を憂える(笑)

本当に色んな人が入り乱れていて、しかも出演者じゃない人(自分もだよ…)が混じっているので、誰が誰だかよくわからない。
近くにいた女性も同じように思っていたらしく、なんとなく色々と話し始める。
それでも微妙に人が減ってきているような気がするので、そろそろ会場に行かない?といわれ、ついていくことにする。
何しろ、歩いてすぐ、と言われてもどこだかわからないのだf(^ー^;

二人でワインの入ったコップを手に出て行くと、ちょうどファンクラブの面々も外に出たところだった。
さっき、もう挨拶しちゃったのに(笑)、と言われるf(^ー^;
が、一緒に来た女性が、こっちこっち、と言うので、楽屋のある建物の方へ。
ちょっと夫を待ってから、と言う。
なんとメガネの兄ちゃんの奥さんだった。

Peterのせいで日本から来たと言うことが知れ渡ってしまっている。
「日本人の人に聞いたんだけどね、私の名前は日本語だと『アラシサン』なのよ」
「アラシさんって、Storm?」
「そうそう!Storm!」
「それ、苗字ですよね。名前は?」
Wie heißen Sie...と言いかけたら、Du!と直されてしまった。
Sportfreunde Stillerの3人はもちろん、Marcも、ファンクラブのメンバーも、イケメン兄ちゃんも、プロデューサーさんも、み~んなこの世界の人たちは最初っからDuzenだ。
ドイツ語会話のセオリー通り、初対面の人はSiezenから、なんてのは通用しない。
おかげで耳や口の方がDuzenに慣れてしまった。
彼女は、Alexandraというのだ、と言った。
なるほど~。奥さんの名前は覚えたけれど、未だにメガネの兄ちゃんの名前がわからない(笑)
いつ帰るの?と訊かれて、明日帰る、と言うと、Alexandraも、私も子供を預けているから明日帰るの、と言った。ケルンに住んでるので、ここからだとかなり掛かるから、と。
今は週10時間しか働かなくていいけれど、4月からは20時間になるから大変だという。

行ったり来たりしているメガネの兄ちゃんに、Alexandraは、上着も着ないで何しているの!なんて言っている。
完全に尻に敷かれているっぽい(笑)
するとそこへ、Peterがやってきた。
「紹介するよ。僕の妻のSusie。」
へ~っ、この人がSusieさん!!
名前だけはよく知ってるよ。アルバムによく書いてあるもん(笑)
握手しながら、「会えて嬉しいです!」と言うと、「こちらこそ会えて嬉しい!」と本当に嬉しそうに言ってくれる。
背が高くて、明るくて、サバサバっとした感じ。まさに友達になりたい感じの人だ。
なるほどね~。
Peterは普段陽気だけど、ちょっと神経質というか繊細なところがあるからなぁ。
まさにぴったり!!

Alexandraがたばこを吸いたいんだけど一緒に外に出る?それともここにいる?と訊くので、一緒に外に出ることにする。
さむっっっっっ!!!!!
ここで、さっきからちびちび飲んでいた赤ワインを飲み干す。
「パーティーの前なのに、もうかなりアルコール飲んじゃった」
「私も(笑)」
Alexandraがたばこを吸い終わったところで、二人でパーティー会場のビストロに向かう。
すっごく寒いけど、さすがに郊外だけあって、空にはたくさんの星が出ている。
ビストロの前に差し掛かると、ちょうど通りに面したガラス戸の向こうから、Effaたちが手を振っている。

中に入ると、あぁ、やっぱり、というか思った以上というか。
薄暗い中に、ものすごくたくさんの人がひしめいている。
これでは3人とゆっくり話すことは無理。
大体において、まだ会場に来てないし。
EffaやFabianneたちと同じテーブルを囲んで、瓶ビールをラッパ飲み。
ただ、ホントにさっきまででかなりワインを飲んでしまったので、1本開けるのもかなり大変f(^ー^;

しばらく、いやかなり経ってから、今日の主役の3人がばらばらに現れる。
といっても誰かが何かアナウンスしたり、何かをしたり、と言うことはないので、あちこちで知り合いに捕まる、といった感じ。
幸い、Rüdeに見つけてもらえた。今回、なかなかチャンスがなかったけれど、これが最後!
「一緒に写真撮ろう!」
何しろ、夏にもあれだけ長時間一緒にいて、今回も3人の中で誰よりも長く、頻繁に接しているというのに、二人で一緒に写真を撮ったのって、AltenaでFloが撮ってくれた1枚だけなのだ。
なんか一緒にいすぎて、しかもものすごく顔を近づけて話すせいで、顔が脳裏に焼き付いてしまっているので、なんだかいっぱい写真を撮ったような気分になっていたのだが、実際のところはかえって写真を撮るチャンスが少ない。

で。



とことん写真写りの悪い男だなぁ(笑)
実物は相当格好いいのに、もったいないことである。

ひとまず飲むものがないと手持ちぶさたなので、新たなビールを取りに行くが、さっき飲んだのと違って、栓抜きがないと開けられない。
けど、栓抜きがない。
ちょっと困っていると、そばにいたNicoが、ビールのケースに引っかけて開けてくれる(笑)
で、飲み始めたはいいけど、やっぱちょっと持て余し気味…。

さらにPeterともまた写真を撮ってもらう。

そしてFloは、
「うちの姉だよ」
今度はお姉さんを紹介されちゃった(笑)
お姉さんを交えて、3人で写真を撮る。



「わざわざ日本から来るなんて、ホントにすごいわ!」
と、しきりに感心してくれるf(^ー^;

プロデューサーさんもやってきて、「このために日本から来たんだって?」と訊く。
「だって、それだけの価値はあるでしょう?今日はホントにすごく良かったし!」
「昨日も来てたよね?いや、ホントに嬉しいよ!」
やはり、unpluggedを見るためにextra(わざわざ)日本から来た、というのは、ものすごいインパクトだったようだ。
というか、今日一日でこの「extra」という単語を、何度聞いたことやら…(笑)
プロデューサーさんは、これは特別にプレゼント、といいながら、白地に青でSportfreunde Stillerのロゴが入ったリストバンドをくれた。

Peterがあんなことを言っちゃったせいで、他にも声を掛けてくれる人がいたりもするんだけど、こっちのドイツ語が不十分なのでとても苦労する。
もっと自分の言いたいことをすらすら言えたら楽なのに。

実際は、3人ともっと色々な話がしたいのに、他の人たちと話しているところに加わっていけないのが、最大の問題点だ。
しかも当然のことながら、たくさんの人が入れ替わり立ち替わり、彼らに話しかけている。
私が何か話そうとすると、どうしても独り占めにしなければならないし、それでも十分に自分の言いたいことを伝えられるわけではない。

そんなジレンマを感じつつ、もう3時か、人が減ってきたな、と思ったら。

ファンクラブのメンバーはもう誰も残っていない…f(^ー^;

あちゃー。
ちゃんと挨拶することすら出来なかったorz

やはりパーティーの前に飲み過ぎていて、これ以上飲むのはちょっと無理?と思って、休憩と称して、いったん外に出る。
外ではPeterがほかの人たちと話している。当然加わりようがない。
大体において、知らない人ばかりだし。
外に出て酔い覚まし。
ビストロの周りをぐるっと一周して、再び中へ。

う~む。
ファンクラブのメンバーがいなくなってしまうと、知ってる人が少なくて困る。
や、少なくて困ると言うより、自分がうまく会話できなくて困ってるんだけど。
実際には知ってる人は結構いるじゃん。
知らない人だって、今日はかなり声を掛けてくれる。

現に、どこにどう関わっている人なのか全然知らないけれど、黒髪でちょっと小柄な女性が、ものすごく熱心に話しかけてくれた。
何を話したのか、どうしても思い出せないんだけど(笑)
他にも話しかけてくれる人がたくさんいてありがたいけれど、どうしても会話が長続きしない。
もうすっかり夜も更けて、疲れてきているからかもしれないが。

Peterがもう帰るから、とあちこちに挨拶して回っている。
もちろんこっちにも来てくれる。
ホントは色々と話したかったんだけどなぁ。
それすらもうまく言葉にならない。
「またメール書いてね」と言って、Peterは帰って行った。

あっちの端にはFlo、反対側の壁際にはRüdeがそれぞれ誰かと話をしている。
それがすむかすまないうちに、すぐさま他の誰かが声を掛けるので、割り込む隙間がない。
どっちに行くことも出来ずに、部屋を仕切る壁にもたれていると、そんなところで何してるの?と声を掛けられる。
色々な人に声を掛けられたのではっきりしないけれど、その時はたぶんPaulか、メガネの兄ちゃんだったと思う。
そんなところに立ってないで、自分から話しにいきなよ、と言ってくれたと思う。

気がつけば、もう5時をとっくに回っている。
帰るのは相当遅くなるだろうとは思っていたけれど、まさかこんな時間になろうとは。
タクシーを呼んで、帰る人も増えてきているように思う。
私もいい加減帰らないと、11時にチェックアウトできない。
Paulに、タクシーはどうすればいいの?と訊くと、Marcに聞きに行って、沢山呼んでいるから、どれでも乗ってっていいって、と教えてくれた。

ちょうどRüdeの身が一瞬空いたので、もう帰るから、と言いに行く。
今度いつこっちに来るのか、8月なのか、9月なのか、わからないけど絶対にまた来るから、というと、その時にいるかどうかわからないけれど、と言う。
以前話していたレコーディング、夏から秋くらいの予定なのかな?
夏の時はみんなが行ってしまってはじめて寂しいと思ったから、彼らの前では一切涙は見せていなかったけれど、今回は、次いつ会えるかわからないと思うと、ガラにもなく泣けてきた。
Rüdeはしょうがないなぁ、という顔で笑っている。
とりあえず落ち着いたところで、ふと外を見ると、さっきまで何台か並んでいたタクシーが払底してしまっている。
「タクシー呼ばなきゃならないんだけど」
というと、Rüdeが電話しに行ってくれた。
あ~、かっこわるっっっf(^ー^;

戻ってきたRüdeが、あと5分で来るよ、と教えてくれる。
Floにも挨拶したいけれど、すっかり酔っぱらっていて、行動が読めず、捕まえられない(笑)
さらにMarcも向こうの方で異常なほど陽気に踊っていて、これまたちょっと声を掛けられない…f(^ー^;

二人に声を掛けられずにいるうちに、タクシーが来たというので、改めてRüdeと別れの挨拶をする。
やっぱ一番優しくて、ホントにいいやつだ。
人として、ものっっっっっっっっっっすごく好きだ。
今回は、正真正銘、普通の友達になれちゃったな、と実感したけれど、ホントにずーーーーーーーっと友達でいたい。
そして、もっともっと色んなことを、言葉に不自由せずに喋れるようになりたい。


呼ばれてきたタクシーの運転手に声を掛けると、最初は無視され、その次は「自分はHerr Linhofに呼ばれてるんだ」と言うので、
「Herr Linhofは私のために呼んだんだけど」
と言ってやる。
つーか、「Herr Linhof」って、聞き慣れないし、言い慣れないな…(笑)

「パーティーでもあったんですか?」というので、そうだと答える。
まだ真っ暗だけど、もう6時近い。
眠気が襲ってきて、タクシーの中で時々意識が遠のきつつ、ホテルのすぐそばで意識を取り戻す(笑)

ホテルのフロントには、朝食の準備中です、と出てるので、厨房の方に声を掛けて鍵を渡してもらう。
もう、6時過ぎてるじゃん。
ホテルの人にも、Morgen!と挨拶された。
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