我ながら、素晴らしいくらいに最近は何も調べてないんですが、ホントに偶然に、福岡から出てくるときに何の気なしに「あ～、そういえば今月はまだ飛行機乗ってなかったっけ」と『翼の王国』をぱらぱらめくっていたら、赤レンガ倉庫でクリスマス･マーケットをやっている、しかもミュンヘンへの往復航空券も当たる、と書いてあったんで、行ってみることにしたのでした。
小屋の感じは、まあ、大体こんなもんかな、と概ね合ってます。
でも、飲み物は飲み物、食べ物は食べ物、物販は物販、ときっちり分かれている本場のWeihnachtsmarktに比べると、飲み物と食べ物を同じ店で売っている、というのは、やっぱ日本人向けというか、日本アレンジだなぁ、と。
それに、本来はクリスマスのための買い物のため、というのが主目的なのに対して、仕方がないとはいえ、飲食がメインというのは、ちょっと違うな。
つーか、それ以前に、Weihnachtsmarktでビールを売ってるってこと自体が、普通はあり得ませんが…f(^_^;
いくらドイツ人とはいえ、雪が降ったり積もったりしている屋外で、ビールなんて飲みませんって。
それに、ヴァイスヴルストも、シュニッツェルも、普通、Weihnachtsmarktにはない。
店のあり方自体が、焼くなら焼く、揚げるなら揚げる、と至ってシンプルだからね。
予想はしていたけれど、ドイツ人と言えばビールにソーセージ、みたいな日本人の思い込みを助長するだけのような…。
でもまあ、そんな中では、グリューヴァインの屋台は、いかにもWeihnachtsmarktらしくて良かったんじゃないかと。
最初飲んだときはちょっと甘すぎたけど、2杯目は贅沢にグランマニエをプラスして貰ったら、まさにこれはグリューヴァイン!
値段も、ビールに比べたら良心的だし（といっても、現地に比べたらバカ高いが)。
ま～、ここ数年、各地で開かれている「なんちゃってオクトーバーフェスト」に比べたら、かなり本物っぽい感じです。
