Der König Hat Eselsohren

ゴッホ展@九州国立博物館



こないだの日曜日に仕事した分の代休だぜ!と勝手に休みにした。
別にウチの大学の仕事じゃないし、それだけでちゃんと謝金が出てるんだから、代休とるっておかしいんだけど(笑)

でも、土日にゴッホ展に行くって、絶対無理でしょ。
つーか、そんな日に行きたくない。ゴッホだし。

ゆっくり見たいから?

ではなく。

実はゴッホは好きじゃない。
今回行くのは、なぜ自分がこんなにもゴッホが好きじゃないかを理解したいからだ(笑)

ゆがんでる~!
でも、ホント、子供の頃からどうしても好きになれない。

ウチの母親は好きだって言うんだけどね。
つーか、ゴッホが画家の典型であるかのように誤解している。
曰く、画家ってもんは、おしなべて生前は貧乏で苦労してる、と信じ込んでいる。

んなわけないし!!
お母さんだって、ルーベンスを知らない訳じゃあるまいし!!

いやいや、ルーベンスなんかを引き合いに出しちゃうと、時代も立場も違う!ってなことになっちゃうけど、たとえばゴッホが敬愛したミレーはどうよ?
確かに貧乏な農民は沢山描いているけれど、本人は裕福に暮らしてたじゃん。


てな訳で、好きじゃない分、あまり気合いが入らず、昼近くに太宰府へ。

行ってみると、待ち時間の表示が15分になっている。
だったら、まぁいいか。

と、思ってチケット売り場の方に行ってみると。
その横に出ている表示は45分…orz

いや、まったく想像してなかった訳じゃないけど、好きでもないゴッホを見るために、そこまで待てるか?

いや、待てない。

もう昼だし、すぐ脇のレストランで昼食。

13時近くに出てきて、再び見てみると、待ち時間30分。
う~ん、イマイチ。

今日はあまりやる気が出ないし、太宰府天満宮のサイトには、もう飛梅が開花した、って書いてあったから、それだけ見て帰ってもいいや。


で、行ってみたら。

1~2つしか咲いてない…orz

これで帰るのはさすがに…f(^ー^;

ということで、再び博物館に逆戻り。
待ち時間が20分に減っている。
これなら、ま、いいか。


でもねぇ。
案の定、物凄い混雑ぶり。
ただでさえ、まだ腰痛が良くなってないのに、この混雑の中をダラダラ見るのは耐えられない。

遠目にざっと見て回ることにする。

でも、不思議なことに、遠目で見ても、ゴッホの作品か、そうじゃないかが、かなり判別できる。
だって、ゴッホ以外の画家が描いたものって、見るとほっとするんだもん(笑)
どうやら、ゴッホの絵を見ると、私は少なからず、イラッ、とするようなのだ。
理屈ではなく、本能的に不快…f(^ー^;

結局、1時間ほどで出てきた。
やっぱ、どうしてあんなにもてはやされるのか、理解できなかった(笑)
日本人って、ゴッホを持ち上げすぎなんじゃないの?


疲れたので、かさの家の茶房の方で、休憩。
あんな混雑した博物館のあとで、路面の梅が枝餅に並ぶなんて、冗談じゃないぜ。
しかも、ここ、風情があって、いいんですよ。



おすすめです。
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