Der König Hat Eselsohren

12日目その7(Jazzfäst in Eupen)

ホントに、舞台のセッティングはSportfreunde Stillerのものなのに、そこにdie ärzteが立って、観衆に挨拶している。




何を言っているのかよくわからなかったけれど、客席は大興奮だ(笑)
挨拶の中で、「Fußballは好きだろ?」という言葉が聞こえてきた。
die ärzteが「Sportfreunde Stiller!!」と紹介して、こちらに引っ込んでくる。
ごくごく間近を、まさに数十センチ先を、die ärzteが通っていく!!




そして、Sportfreunde Stillerの3人がステージに出て行く。

MarcがWeißbierのグラスを片手に、ホントにステージギリギリのところに立って観ている。
さすがにそこへ行くのはためらわれるので、ちょっと下がって、なるべくスタッフの邪魔にならないようなポジションを探す。





すぐそばからスモークが出ているせいで、3人の姿は時折見えなくなってしまうけれど、確かに音を聞くには最高の場所だ。
今日のセットリストは知らないけれど、よほど速い曲以外は大体歌えるので、舞台の袖で、一人体を揺らしつつ、歌いつつ、写真や動画を撮りまくる。
とはいえ、動画だと、自分の声が入らないようにと思って歌えないので、結局1曲だけでやめたけれど。
ここからでは、観客席はあまり見えないが、一番前のエリアにはSportfreunde Stillerのファンが集まって盛り上がっているのが見える。
でももうちょっと後ろの方のエリアはそうでもないようだ。
その分、舞台の袖で盛り上がってやる!!



今日の3人は、今までで一番格好良く見える。
ついさっきまですぐそばにいて、それがもう当たり前のようになっていたのに、今は嘘みたいにカッコイイ。
傍らのモニターに映った姿もかっこいいけれど、絶対に、舞台の袖から直接観る姿の方がカッコイイ。

つーか、こんなに格好良かったんだな…。

まぁ、実際のところ、この3日間、物凄く間近に観てきて、普段、写真や映像でみるよりも、実物の彼らの方が数倍かっこいいことはよくわかったつもりだ。
でも、ステージの上では、さらにカッコイイ。
本当にホレボレする。

ふと、あぁ、もうすぐ、この夢みたいな時間が終わってしまうんだなぁ、という思いが頭をよぎる。
あと数曲で、この予想を遙かに超えた、彼らとの旅が終わる…。

いやいや、そんなことは考えないようにしよう。
まずは今、このライブをとことん楽しまなければ!!



DJのPaulがステージに出ていく。
Paulが参加する曲は3曲とわかっているので、ある意味、残り時間のカウントダウンと変わらない。
それでもめいっぱい楽しむぞ!

そして、Paulの出番が終わって、最後に"Wie Lange Sollen Wir Noch Warten"。
ちょっと今の自分が置かれている状況とは多少違うけれど、歌詞と少し気持ちが重なるのが口惜しいなぁ。
それでも最後の最後まで歌いきる。



ステージが終わって、戻ってくるメンバーに拍手。
追うようにしてステージを下りる。
でも不思議と、終わってしまった、という感覚はない。

Garderobeに戻ろうとすると、ケータリングのそばで、Farinが客とおぼしき人達と立ち話をしている。
写真を撮って貰うには、今しかチャンスはない!!
しばらく離れたところで様子を見て、話が終わるのを見計らって、
「Farin、一緒に写真を撮って貰えますか?」
と頼んでみると、
「どうぞ、どうぞ」
日本語だし!!Σ( ̄口 ̄*)
「喜んで!」
しかも、発音はかなり上手くて、いわゆる外国人風ではない。
単に、ライブの時のサービス用に日本語を憶えたのかと思ってたけれど、このうまさはそんなものではない。
いくら毎週日本語を習ってると言っても、JudithやBrigitteさん達でさえ、こんなに綺麗な発音は出来ていない。
すげー。Farin、すげー。
「ありがとうございます!」
とここは日本語でお礼を言う。
「どういたしまして」
Farin、カッコイイ~~~~~~~~~~♪


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