Der König Hat Eselsohren

Bacharach(1)

(1)っつーか、すでに(2)な感じだけど…f(^_^;

ここの見学とテイスティングを午前中に、とは言っていたものの、はっきりした時間を決めてなかったので、何時に出て行けばいいのかわからない。
朝起きた時点では、かなり曇っていたのだが、9時過ぎに庭の方に出てみると、雲の隙間から青空がのぞき始めている。
これまでの4日間で、思った以上に日焼けしてしまっていて、特に首回りが、明らかに焼けてまっせ!みたいなことになっているので、今日は長袖のシャツで首と腕を防御。

や、マジで。
涼しいんだけど、日差しが強いせいで、秋めいた感じとか全くしないんだよf(^_^;
それで半袖1枚で歩いていると、めちゃくちゃ日に焼ける。
顔だけはちゃんと日焼け止めが効いている感じがするが、どうしても首と腕がおろそかに。
見事な土方焼けになることだろう。

微妙な感じで9時45分くらいに下りていくと、ちょうどおばあさんがいて、よく眠れたか?と。
で、そこへラッツンベルガーさん(ヨッヘムさん)が醸造マイスターのお兄さんと現れて、今すぐテイスティングを始めよう、ということに。
でもって、おじいさんも出てきて、これまた、よく眠れたか?と。

えっと、英語とドイツ語でぐちゃぐちゃですf(^_^;

そして、早速試飲。
いつもここで試飲が行われているのか、テーブルの上にワインがずらり。




2017年のリースリングから試飲していく。
というか、同じ2017年でも畑が違うと、味が全く違う。
さらに年が違うと、更に全く違う味に。
この醸造所の裏手や、バッハラッハだけでなく、ビンゲンの方にも畑があって、そっちはまた気候が違うので味に厚みがあったり。
さらにGG(特級畑)は更にふくよかで、なるほど、と思う味。
しかも、バリックを使ってるとか。

ホントに楽しい。
まだ10時だけど(笑)

一通り試飲したところで、ケラーも見せてもらった。
入ってすぐのところにステンレスタンクがずらり。







奥の方にはバリックと伝統的な大樽。
なんとバリックの方はヴァイスブルグンダーやグラウブルグンダーといった白ワインが入っていて、大樽の方にシュペートブルグンダーが入っていたりする。
意外~!!Σ( ̄□ ̄;

そして、ワインの瓶が、奥の方までぎっしり!!








とりあえず試飲した8種類を全部買うことにした。
最初に出てきた軽めの2本を今夜と明日の晩に飲む用、残り6本を日本に送りたい。

が、今日はバタバタしているせいか、結構待たされる。
待っている間にテーブルの上にあったカードを見てみると、今夜のイベントの案内だ。



これ、昨日ネットで見て、5品のコースにここのワインを合わせるペアリング・ディナーってことで、非常に心引かれるところなんだけど、22時終了で、しかも場所がバッハラッハですらないんで、帰りが困る。
だったら、部屋でブンデスリーガの開幕戦でも見るか!と思っていたところ。

なんと連れて行ってくれることに!!\(^O^)/

帰りが片付けの後で遅くなるけど、ということだけれど、そんなん全然構いませんがな!!

で、今夜飲む分のワイン1本は、日本に手で持って帰ることに(笑)
荷物がどんどん重くなる呪いにかかっているらしい…f(^_^;

とりあえず出発が6時頃ということなんで、バッハラッハの町をうろつきに行こう。


今日もまたいい天気だ。
何でここまで晴れるかな?!f(^_^;
それでも気温は低めなので、意外と長袖がちょうどいいかもしれない。

予定よりも出費することになるので、改めて金を下ろしに行く。
昨日300ユーロ下ろしたけれど、あのときに500ユーロにしておけば良かった。
や、むしろ、全部現金で払えるようにしておいてもいいや。
どんなに残っても困らないし(笑)

その上で、今日の昼食を食べる場所を探す。
昨夜と今朝と、かなり少なめになったせいで、ようやく全部消化しきれた感じではあるが、夜しっかり食べることになるので、ここは少なく済ませたい。

が、なかなかこれ!といった店が見つからない。
しかも、せっかくなので今日は旧市街の写真を撮りまくろう!と思ったのに、なぜかカメラが起動しない!!Σ( ̄□ ̄;
何で?!

仕方なく、スマホで写真を撮りつつ、旧市街をうろうろ。
その中で、軽めのものしか出してなさそうな店を発見。
ワインとボックヴルストを注文する。

ワインはまた多め(笑)
そして料理は、特別おいしいわけではないが、そうそうこれくらいの量のものがほしかった!という感じ。
両方合わせて10ユーロしないので、値段もちょうど。




カメラもふとした拍子に直って、旧市街を端から端まで見て歩く。










































いやはや。
どっちを向いても、どの方向からどんな構図で撮っても、確実に絵になる町並みなんですが!!
スゴいよここ。
多分、今までに行ったところの中では、クヴェットリンブルクに並ぶよ。
しかも今日は旧市街の中だけ。
市壁の跡は明日に残しておく。

歩き回って少々疲れたので、またもやワイン。
2018年産のリースリング。




青空の下でのんびり飲めるって素晴らしい。
これだけゆるゆると過ごしてるんで、日頃の尋常ならざる肩こりもすっかり解消されている(笑)




「自由のないところに、喜びはない」だって。
日本にはもう、自由はないんじゃないかな。

14時半を過ぎたので、ゆっくりと帰ることにする。
明日ゆっくり見て回る予定ではあるけれど、ちょっと門のところから上がって、バッハラッハの町を見下ろしてみる。






どこの家のブドウ畑かは知らないが、見事な傾斜っぷりだ。
これはもう、下から眺めるだけで十分だ。
わざわざ上りたくない(笑)

15時過ぎに戻ったが、なんだかずいぶんシーンと静まりかえっている。
大丈夫かなぁ?
まぁ、行けなきゃ行けないで、特に困りはしないのだが。
しかも、こんな急遽参加することになって、人数は大丈夫なのか?という心配もしてしまう。
まぁ、予約先がレストランの方ではなく、ここになってるから大丈夫なんだろうが…f(^_^;

が、ここで大アクシデントが発生!!
トイレに行ったときに、洗面台に顔を強打!!
なんと、左目の下を1.5センチ、鼻の付け根辺り3ミリが切れて、血が出てる!!Σ( ̄□ ̄;

切れるほどぶつけるって、どんだけだよ?!
とにかく無理矢理に応急処置。

ある程度血が止まったところで、顔用のアトピーの薬を塗った!
や、今回、ブドウ畑とかがあるから、雑草の花粉とかで悪化する可能性があるかな?と思って、もらってきておいたんだよ。
そして、ステロイドの最大の効能ってのは、炎症を抑えることだから!!
薬を塗った上からファンデでごまかして完了(笑)

何をやっているんだか…orz

16時半くらいから、また人の話し声や足音がし始めた。
更に、隣の狭い方の部屋に、お客?
どうもそっちが先約として入っていたようだ。

17時半くらいから、いつ出ても大丈夫なように用意していたら、おじいちゃんがやってきて、あと10分くらいで出発するよ、というので、もう、すぐに出て行く(笑)

隣の部屋にやってきたご夫婦と一緒に、おじいちゃんが車で送ってくれるのだった。
ご夫婦は、このイベントのためにわざわざヴュルツブルクからやってきたんだとか。
もともとここの奥さんと一緒に働いていて、昔からの友達らしい。

おじいちゃんは会場に向かう道すがら、ここ数年で買った畑を案内してくれる。



歩いてくるには結構大変なところだf(^_^;
まだまだ日当たりのいい斜面があるんだなぁ。
でも、ビンゲン辺りだと、もう土地が高くて手が出ないらしい。

今日の開催場所・Burg Reichensteinに到着。
おじいちゃんはここでお別れ。
中に入ると、早速ゼクトを渡される。
つーか、19時までまだ20分くらいあるんだけどねf(^_^;

Jochemさんが、ここの庭師さんと友達なんだとか。
ここからライン川を眺め下ろすことができて、実にいい。






立って飲んでいると、お盆にのせられて3種類のアミューズが出てくる。
しかも、繰り返し(笑)
ゼクトもお代わり自由。
日本だと、なかなかここまでいかないような…。
なにしろ、このゼクトタイムだけで19時半くらいまで。
全然始まんないんだよf(^_^;

Jochemさんが挨拶を始めても、みんなてんでんばらばらに聴いている。




その後も、まだ庭にバラバラと座ったまま、2杯目のリースリングに移る。
ほぼ飲み干しそうなところで、やっとこれに合わせたムースが出てきたのだが、Jochemさんと奥さん、娘さんが瓶を手に、どんどん継ぎ足してくれる(笑)
自由だなぁ…f(^_^;






しかも、グラスを手にしたまま、庭のすぐ上のところにある、小さなパンテオンを見学。




これでようやく席に着く。
全員席が指定されていて、一人で来ている人は一カ所に集められていたが(笑)、全体で10人くらいのテーブルになっている。
さすがにこの状況では、周りの話していることは半分くらいしか理解できないが、まぁ、そういうのは慣れてるしf(^_^;
しかも、さすがに昔よりはわかるようになってるなぁ。






今日のワインリストと料理のメニュー。
料理もワインも、どれも全部おいしい。
しかもワインは全部、どんどん継ぎ足されるんで、実際何杯分飲んだのかよくわからないf(^_^;

試飲のときは全部リースリングだったが、ここではグラウブルグンダーが出たり、シュペートブルグンダーが出たり。






で、始まりものんびりだったので、当初の終了時刻の22時になっても、まだ料理が出ている(笑)

ホントこれ、自分では来られないよ。

ここの城もホテルを併設しているはずだけど、今日の参加者は、特にここに泊まっているわけではなく、殆どが車で来てるっぽいf(^_^;

料理が全て出終わって、帰る人が出始めたのが24時過ぎ。
一緒に来たご夫婦や奥さんたちと一緒に更に過ごしていると、なんと1時に。
片付けは全部は終わっていないと思うのだが、ここで、奥さんの運転で帰ることに。

あぁ、楽しかった♪
ホント、ツイてるわ~。
顔のケガ以外は…f(^_^メ;
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