Der König Hat Eselsohren

Ulm(3)

Garderobeは、元来たところを戻っていき、さっき入った入口近くの階段を上ったところ。
階段上のスペースに大きなテーブルが置かれ、PCを前に、AndyとMurkelが何かやっている。
その左右に部屋があって、左手の部屋は入ったすぐのところに、NicoのPCとプリンタがおかれ、そのすぐ奥には練習用のドラムセット。

え?今日はここに全部詰め込まれてるとか?
その並びはバスルームだし、右手の方の部屋は、今日の前座のKytesの部屋みたいだし。
つーか、いきなり女子用のバスルームからMarcが出てきて、Andyに、それ女子用だけど、と指摘されてる(笑)

しかし、ホントにこれだけっぽい。
だとすると、このAndyの脇辺りに荷物を置いておくしかないかも。

Marcが今日のパスを渡してくれる。
今日はオレンジ色の紙テープ式だ。

今のところ、他に誰も巻いてないけど、ラミネート式のパスを下げてる人も見当たらない。

荷物を置いて、傍らにWifiのパスワードが掲示されていたので、これを打ち込んで接続完了!
さっきはアップできなかった写真をインスタに投稿。
つーか、今日のタイムテーブルが見当たらない。

と、いきなりそのまま、Floにケータリングルームに連れて行かれる。
もうそんな時間?
昼、がっつり食べちゃったんで、まるでお腹が空いてはいないが、少しくらいは何か食べよう。

で、連れだって来たはいいものの、黒板に書かれたメニューが置かれているだけで、肝心の料理はまだ来ていない。(笑)
入口に一番近いテーブルで、BertilがPCに向かって何か作業しているだけ。

何飲むんだ?といわれたので、今度こそビールを(笑)
栓抜きが見当たらない?と思ったが、今回のHellesはプルトップ式だ!

メニューにはラザニアと、ココナツミルク入りの野菜カレー、グーラシュ。
しばらくして料理が運ばれてきたが、来たのはサラダ、カレー、ラザニアで、グーラシュが来ない。
誰だか知らないが、やはりオレンジのパスを巻いている人がラザニアを取ってきたが、さすがにあのこってりした感じは無理だなぁ(笑)

どうしようかと迷っていると、Floが取りに行かないのか?という。
「ラザニアと、カレーと、あとサラダもあるぞ。グーラシュはまだ来てないけど。…寿司はないな(笑)」
「寿司があっても食べたくないなぁ」
寿司は食べないのか?という顔をされたので、
「ドイツでは食べたくない、日本でだったら時々食べるけど」
「そうか、確かに、日本でWeißwurstやSchweinebratenを食べたいとは思わないな」
「私も(笑)」
「日本でも食べられる?」
「日本にもいくつかドイツ料理の店があるけど、イマイチかなぁf(^_^;」

続々とスタッフが集まってきて、食事をよそい始めた。
Floはグーラシュ待ちのようだが、ちょっと見てみると、カレーが一番あっさりしていそう。
少なめによそっておこう。
FloがBertilに、カレーはおまえ用だぞ、と言っている。
そういやベジタリアンだったな。

Marcもやってきたが、開場時間だ、といってすぐに席を立つ。
まだ6時半だけど?
こないだのリンツみたいに、ホワイエと会場とで時間差があるのかも。
しかもすぐ戻ってきたし(笑)

スタッフの中にも知らない顔が混じってたり、まだ今日、顔を合わせてない人もいたりするので、まだよくわからない状態だが、この同じパスを巻いている人に、Floがまた、唯一の日本人の友達だ、と説明してくれる。

でもって、またもや、最初に来たときには、いかにドイツ語が話せなかったかを実演f(^_^;
「今は随分話せるようになったけどな」
と、最後は多少褒めてはくれたけど(笑)
つーか、Rüdeはいつも1対1で話しているときに面と向かって褒めてくれるが、Floの場合は、ネタとして他の人に話すからなぁf(^_^;

そんなネタ振りも構わず、いつからSportfreundeを知ってるの?と訊かれたので、最初は2006年にTVで見た、という話から。
日本で?と訊かれたので、や、ドイツでだけど、と答えつつ、ふと思い出して、でも日本のTVで何度か紹介されたことがあるよ、とFloに説明する。
一番最近は、2014年にテレビのドイツ語講座で、と言うと、TVで紹介されたことはもちろん、そんな番組があること自体にも驚いたらしい(笑)
「じゃあ、日本にもファンが増えるかもな!」
だといいけどね(笑)

いつまでこっちにいるんだ?と訊かれたので、来週の金曜、ウィーンのライブのあともう1日ウィーンにいて、それから帰る、と説明する。
Floのメルアドだけ知らないので、唯一、Floは今回どのライブを見るのか知らないのだ。

Peterも加わった。
でも、さすがに、みんなが話しているのは、全く聞き取れない。
残念だ…orz

Nicoが、スタッフが集まっているテーブルで、今日のセットリストを配り始めた。
残念ながら、貰えないf(^_^;
NicoはBertilにも1枚渡し、そのままBertilの隣に座って、なにやら話している。
セットリストはまだ何枚かあるようだが、果たして?

でもって、Nicoが首から提げてるラミネートカード。
上半分しか見えないが、前回と同じ写真っぽい。
ただ、色合いがちょっと違うような?

あまりお腹が空いていないこともあって、結構ゆっくり目に食べていたら、Floに追い抜かれた(笑)
「それ辛いか?」と訊かれたので、咄嗟に「辛くない」と答えてしまってから、「日本人には辛くないけど、ドイツ人には辛いかも」と言い直した。
だって、全然辛くないんだもん。

Floが席を立つ前に、Peterがマッサージ(笑)






でも、食べ終わっているとはいえ、一緒に席を立ってもやることがないので、そのまま見送る。
もちろん、会話には入れないけどね。

2日のゲルメリンクでのライブの話でもしていたのか、Peterが、自分の故郷はゲルメリンクだけど、Floは本当にミュンヘン出身、みたいなことを言っている。
厳密には違うってことか。
一応、ゲルメリンクは、ミュンヘン近郊ではあるけどね。

Bertilが12日からの舞台装置プランができた、といって、PCをPeterの方に向けている。
ついでに見てみると、結構、また、大掛かりそう。
今回、見られないのは残念だなぁ。
っつーか、一昨年みたいに、装置が大掛かりなせいで、舞台袖に行けない可能性も高いがf(^_^;

ぼやぼやしている間に、Peterが席を立つついでに、こっちの食器まで下げてくれちゃった。

Nicoは残りのセットリストを手に、どこかに行ってしまったし、座っている人もまばらになってきたので、Garderobeのところに戻ろう。
戻ったところで、やることないっちゃあ、ないんだけど。

でももう7時過ぎてるし。
ちょっと下見と、あと、Tシャツ買いに行こう。
なので、スマホと財布を手に、まずは舞台袖に。

舞台脇に数段ほど階段を上る形になっていて、コンソール脇に少しスペースがある程度。
結構厳しい。

ステージの後ろにも通路があり、反対側も見てみたが、こちらも同じく。

で、ステージと柵の間の隙間に入れないか?と思ったけれど、モニターか何かがおかれていて、入れない?

柵の切れたところから、直接海上に出られないかとも思ったが、ここも開くようにはなっていない。

むむ~。

会場脇の、さっき出入りしたドアから行くしかない模様。

会場に出てみると、まだそんなに大混雑というほどではない。
が、やはり、前の方は結構人が密集している。

と、こっちに向かって手を振ってるぞ!!
めざといなぁ!!
こっちからは見えなくても、向こうからは、偵察中の様子がある程度見えていたのかも(笑)

今日もやっぱり、KristinとDanielaは最前列ど真ん前(笑)
ホント、いっつも早くに来るよね!
頭下がるよ、マジで。
で、今日もここで見ていいっていうんだから。

今日は先にTシャツを買いたいから、後でまた来るね、といって物販の方へ。

実のところ、1月にも買えなかった白地のTシャツ、もし1枚くらい在庫があるなら今日じゃなくてもいいから、持ってきてよ、とMarioに言おうと思っていたら、なんと売り子がMarioじゃない。
どこに行ったんだ、Mario。
そういや、今日、見てないけど。

で、今日の売り子さんにTシャツのSサイズ、全色欲しい、といったら、女性用はもうグレーしかないんだと。
仕方ない。
グレーのTシャツと、今日は関係ないけど(笑)ネックストラップを売ってたので、それ。

パスを見せて、バックステージに戻ろうとするも、ドアが重くてうまく開かないでいたら、セキュリティのおじさんが開けてくれたf(^_^;

ネックストラップは使うアテがないので、バッグの中にしまうとして、Tシャツを着るにはまだ早い。
これからKytesの出番だよ。

つーか、右手の部屋って、KytesのGarderobeらしく、さっきの人はこっちのメンバーだった(笑)
で、なんだか他のメンバーも、揃ってみんな感じがいい。


で、こっちのGarderobeでは、タブレットでPeterがサッカーを見てる?

背後からのぞき込んでみると、Wolfsburg対Bayernだ。
前半がもうそろそろ終わろうというところで、0-3でバイエルンが勝っている。

「うぉ!めっちゃ勝ってる!!」
と思わず日本語で言ったら、
「メチャ、カッテ??」
めっちゃ勝ってる、と言い直してから、どういう意味かと訊かれて、若干説明に困る(笑)
そもそもどこの方言だよ、自分、みたいなf(^_^;

と、ここで、ちょうどハーフタイムに。

「サッカー好きなんだっけ?」
「うん」
「バイエルンのファン」
「そう!」
がっちりと握手。
「日本だと、バイエルンの試合は滅多にTVで放送されないんだよ。ネットで中継しているところはあるけど、そこも色々問題あってさぁ」
と愚痴(笑)

「日本人で好きな選手は?」
「え?いない。アンチ日本だし(笑)」
説明が面倒すぎてやめたけど、かつては私も日本代表とかを応援してた。
でも、選手が、というより、日本代表を応援している連中が嫌いなんだよ。
一緒に日本を応援しないヤツは日本人にあらず、みたいなのって、虫酸が走る。
だったらむしろ、日本人をやめたい(笑)

で、再び、「めっちゃ勝ってる」の意味問題(笑)
ホントに、なんて説明したらいいのやら?f(^_^;
しかも、勝ってる、ってどう言うんだっけ?
なんか違うなぁ、と思いつつ、でもまだ試合に勝ったわけじゃないから、いっぱい点取ってる?みたいな説明をしたが、「めっちゃ」=「super!」みたいな伝わり方をしたらしく、「メッチャ!」だけ言ってる。

いやいや、それは単独で使うことはほとんどなくてね、と、この説明もまた難しく、説明の仕方も内容も、お互いに「kompliziert(複雑)だ」という結論に。

「今の日本の気候ってどんな感じ?」
「ドイツより暖かいよ。今、ドイツは寒すぎるけど(笑) ちょうど今は初夏だから、一番いい時期かな」
「桜は?もう散った?」
「うん」
そこはなかなか難しい上に、結構寒かったりするんだよね。
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