Der König Hat Eselsohren

München4日目

(1/16追記済)

なんで毎日毎日寝るのが2時半になるんだろう?
日本では、毎朝4時半に起きるのを目標に、遅くとも5時半には起きる生活だというのに。
時差ボケとは逆の現象なのが、ホントに不思議だ(笑)

まぁ、昨夜はブログを書いて送信しちゃってから、ファンクラブのポータルの方にメッセージが来ているのに気がついて、返事を書いたりしていたせいもあるんだけど。

ChristophもRüdeも、行くのは言って良いんじゃないの?といってるから、土曜日行きますよ、と書き込みしておいたら、直にメッセージを送ってきた子が一人と、掲示板の方にわざわざ日本から来るの?と質問してきた子が一人。
やっぱりな~、とは思いつつも、ここで嘘をつくのも気分が悪いんで、なるべくさらっと、日本からだよ、と返事を出しておいた。


今日はお昼を食べに行くことになってるから、朝食は果物中心に軽く済ませ、9時半くらいにRies先生に電話する。
こちらとしても、会いに行くなら明日の午後がいいなぁ、と思っていたら、Ries先生も今日は大学には行かないから、明日の14時半はどうですか?と。
まるで以心伝心ですな(笑)
それにしても、先生は日本語、こっちは半分日本語・半分ドイツ語、となんか変な会話だったf(^ー^;


今から12時頃までマックス・プランクに行くというのも中途半端だし、ホテルからSendringer Torまでなら歩いて15分もかからないし、それなら11時半を過ぎてからコンタクトを入れたり化粧したりしても十分に間に合うので、それまで日本から持ってきた資料を読むことにする。

もはや気合い入れて化粧するような相手でもないしな~(笑)←ファンとしてあるまじき発言

いや、まったく。
単に、すっぴんにメガネで髪もぐちゃぐちゃな状態のままで一緒にいたじゃん、というだけでなく。

実に失礼極まりないけれど、昨年、初めて実物に会うまで、Rüdeのことはあんまり注目してなかったせいか(笑)、バンドのファンであることと、Rüdeと友達であることとが、自分の中で実にうまい具合に収まっている感じ。
それに比べるとPeterの方は、仲良くなった分余計に、アノPeterとコノPeterは同じ人?という違和感を感じることがあるんだけど。

12時15分を回ったあたりで、Sendringer Torに向かう。
今日の最高気温は5℃と言っていただけあって、結構暖かく感じる。
ホントに、毎日毎日、雲一つない快晴なのに、冷蔵庫の中みたいに寒いんだもんなぁ。
ちょうど着いたのが12時半だったけれど、「gegen 12:30(12時半頃)」と書いてあったくらいだから、案の定、影も形もない(笑)
あとで気づいたけれど、このとき「あと5分」というSMSが来ていた。

どっちの方角から来るのかも見当がつかないので、



写真を撮ったりしながら、待つこと数分。

来た!
つーか、その服、unpluggedの宣伝用の写真で着てるヤツじゃん!(笑)
「Willkommen!」だのなんだのと、ひとしきり挨拶したところで、
「何か食べに行こう!スゴイお腹が空いてるんだ!」
と、歩き出す。
こっちの方角って、そういえば行ったことないなぁ。

今日はギターを修理に出しておいたのを取りに行かなくちゃいけないんだ、と、それは確か昨日電話でも言っていた。
「この辺は来たことある?」
「ううん、はじめて」
「今回は仕事してるんだろ?」
「うん、昨日からマックス・プランクのBibliothekに行って資料を探して、明日は午後から大学で先生に会って。
でも資料探しは3番目くらいの目的だよ(笑)一番の目的は…」
「あぁ、なるほどね(笑)」

歩きながら、「○○って知ってる?」
「え、知らない」
「中国人のすごい有名なバイオリニストなんだけど、日本でも演奏したことがあるはずだよ」
昨日からのProbeに参加しているのって、その人のことかな?
その他にも今回はかなりの人が参加していて、クラシックの要素をかなり取り入れているので、準備が本当に大変らしい。
「弓を使って弾くなんて今までないから、ずっと練習して大変だった(笑)
でも今回一番やることが多くて大変なのは、Peterだよ。ボーカルだからね。」

「セットも3つ使うから大がかりだよ。NYの町中だとか…」
とここで目の前を車が横切ろうとしたので、他のセットのことを聞きそびれる(笑)
「全部で4時間は掛かるんだ」
ってことは、途中休憩は1時間から1時間半ってことか。

「ファンクラブの集まりがあるって?」
「うん、たぶん土曜日の14時くらいに、Filmstadioの近くにマクドナルドがあるんでしょ?」
「あるある」
「そこに集まるみたい。今回、ファンクラブのメンバーは30人くらい行くらしいよ」
「そんなに?!」

その時通りかかった店の、ドアの前を行き過ぎてから、
「ここにしようか。ここでいい?」
こぢんまりとした店である。
入った手前にテーブル二つと、一人用のカウンター席が並んで、奥に超オープンな厨房(笑)
壁を隔てた左手奥にも、大きなテーブルと小さいテーブル席があって、さらに食材を売ってるコーナーがあったり。
しかもちょうどその大きいテーブルに、たまたま友達がいたらしい。
最初、関係者か何かかと思ったけれど、そうではないらしく、友達のTobiだよ、と紹介される。
結局、奥の方は空いている席がなかったので、手前に戻ってきて、一つだけ開いていた4人掛けのテーブルを陣取る。

メニューを持ってきて、
「軽いものだったらFrühstück、あとトーストなんかもあるけど、温かいものだったらパスタ。Schinken- Gemüse- Cremeがおすすめだよ」
というので、ならばそれにしよう。
飲み物は?と訊かれて、ちょっとこの状況ではアルコール類は…と思って悩んでいると、あれは?これは?と指し示した中に、
「Bionade alle Sorte(ビオナーデ 全種類)」
と書かれている。
「Bionadeってどんな種類があったっけ?」
と訊くと、あれとこれと…と思い出しながら教えてくれたので、Ingwer-Orangeを頼むことにした。
「今日は天気がいいから、あとでイザール川を散歩しよう」

「ここにはよく来るの?」
「そんなには来ないよ。今は結構遠くに住んでるし、子供と一緒だったりするし。ただ、今は何十人もの人とずっと一緒にいたりするから、一人になりたいときとかはね。」

unpluggedの話題に戻ったところで、一番訊いてみたかったこと。
「なんで2回もやるの?17日だけじゃなくて16日も」
「金曜日はGeneral Probe(ゲネプロ)だよ。照明のスタッフとかも50人くらいいるからね、全部一通りやらないと。だから、土曜日はちゃんとするけど、金曜日は俺たちも着るものは適当だし、見に来てるのも、家族とか親戚とかそんなのばっかり。プレスも何にも入れないんだ。」
「私は一ファンなんだけど(笑)」
単なる一ファンは、こんなとこで一緒にメシ食ったりしないって!
でも、ゲネプロといっても、よくある一般の人たちに見せちゃうようなんではなく、正真正銘のリハーサルらしい。

「土曜日の方は、全部で380人入るけど、Peterが5枚持っていて、あとはMTVとユニバーサル(所属レコード会社)が配った他に、色々なところに割り当てた残りが150くらいかな」
と、そんなことを言っていたけれど、その5枚のうちの1枚が私?!
そういうことだよね?f(^ー^;
いつも、チケットあげるから、と言ってくるのがPeterなのはそういうことなのかな?
「そうそう、Peterが君によろしく伝えてくれ、って」
Peterにも会いたいけどなぁ。今回は難しそうだなぁ。

「いつ日本に帰るの?」
「日曜日」
「何時?」
「え~と、17時55分の飛行機」
「ずっと仕事して、日曜日に帰って、Urlaubじゃないんだね?(笑)」
「全然Urlaubじゃないよ(笑)」
「俺たちは土曜日に終わってから、みんなで打ち上げで大騒ぎするけど」
ん?もしかして混ぜてもらえる?
でも、それに参加したら、間違いなくホテルに帰れないけど…f(^ー^;
「すごい緊張するよ。あとちょっとしかないから。でも早く終わって欲しい。」

「最初、12月にunpluggedをやるって言ってたでしょ?あのときには絶対に来られないと思ってた」
「忙しいから?」
「うん、講義もあるし。でも、確か10月の末に、Peterが12月末ってメールに書いてきて、それなら行ける!って。
でも、年末だと、お正月までに帰らなきゃならないから、それも大変だなって思ったけど」
「Neu Jahr?」
「そう。でも12月の初めに1月17日になったってきいたから、す~ごいラッキー!って思った(笑)」
「楽器の練習のために1か月延びたからね。それに場所も決まらなかったし」
そっか。やっぱオフィシャル・サイトにGroß Auraの写真とかが載ったのは、場所選びだったんだな。

「実家には帰ってる?毎週?」
「毎週は無理だよ(笑)基本的には毎月。でも昨年は忙しすぎて、そんなに帰らなかったなぁ。」
ホント、普段の半分以下くらいしか、実家に帰らなかった。
「でも、もちろん、お正月には帰ったよ。日本では一番大事な祝日なんだ。」
「そうなの?」
「え~と、ドイツのWeihnachtenみたいなもんかな?基本的には、家で家族と過ごすから」
「宗教的な行事?」
「う~ん、まぁ、神社に行ったりするから、多少宗教的なところもあるけど、宗教的な行事ってほどでもないかな。みんなが行く訳じゃないし」
私自身がそうだよ(笑)
「ふ~ん、亡くなった人を悼むとか?」
「ううん、新しい一年の幸福を祈るんだよ」
「プレゼントを贈ったりとかもする?」
お年玉はあるけど…f(^ー^;
「プレゼントはないなぁ(笑)でも、特別な料理を用意して、え~と、なんて言うんだっけ…」
「静かに?」
「そうそう、静かに家族で過ごすのが普通」
意外と説明が難しいです。日本の正月(笑)


「夏に日本に帰るときに、水曜日に仕事があるからって言ってたよね?切り替えるのが大変じゃない?」
随分と細かいところまでおぼえてるなぁ(笑)
曜日までは、私自身が忘れてた。
「それは、うん、大変だけど…今回も同じ。月曜日に日本に帰って、火曜日に会議(笑)」
「一日中?」
「ううん、午後だし、大体1時間半くらいだけど、月曜日に福岡に着くのが夜だからね。」
我ながら頑丈です(笑)
でも、飛行機に乗ってるだけだったら、そんなに大したことじゃない。
だって、夏の時も、ドイツから帰ったときより、そのあとのゼミ合宿の方が、体力回復するまでに随分掛かったもん(笑)

「Farinとは日本語で何を話したの?」
「え?すっごい簡単なことしか話さなかったけど…ん~と」
非常に簡単なことしか話さなかったので、かえってドイツ語に訳しづらいf(^ー^;
でも、やっぱFarinには、前もって私のことを日本人だ、って言ってあったのかも…。
あ~!もっと色々話しておくんだった!!
もうあんなチャンス、きっとないよ!!(T.T)

「今、どういうことを調べてるの?」
「ん~とね、××××の○○○○について」
「え????????」
このときの顔の面白いことと言ったら!!(爆)
「今のはちゃんとドイツ語だったけど、ぜんっっぜんわかんないよf(^ー^;」
うん。今までのたどたどしい会話と違って、ここだけはかなり流暢だったと、自分でも思う(笑)
「××××って何?」
「え~とね、たとえば…」
と、ここで壁にぶち当たる。さすがに読む分にはあまり困らなくなってきてるけれど、口で説明しようとすると、どういう単語を使っていたのかがすぐには出てこない。
「ん~、だから日本と同じくらいの時期にドイツでもね…」
それ言ってもわかんないよなぁ。
さんざん説明に窮したところで、ようやくふと思い至った。
「これ、日本語で私の友達に説明しても、大半の人はわからないから(笑)」


「でもドイツに住みたいな~」
そうすりゃ、こうやってわざわざ来なくてもいいし…なんてことを言ったら短絡的すぎる(笑)
「なんで?今はドイツのいいところばかり見てるんじゃないかと思うけど?」
それは確かにそうなんだけど、でもいいところばかりじゃないこともわかっている。

でも、日本の「出る杭は打たれる」風潮がどうしてもイヤなんだよね。
今は全く出ちゃいないけど(笑)、抜きんでようとするんじゃなく、他人を引きずり下ろそうとする性根が嫌い。
今、ここでこうしているのも、日本ではSportfreunde Stillerが全く知られてないから、誰の嫉妬も買わないだけだ。
それに、ファンクラブの中での扱われ方からしても、やっぱり日本人が外国人を受け入れる時とは、ちょっと雰囲気が違っている。
もちろん、地域によっては人種差別なんかもあるだろうけれど、それ以前の段階で、髪の色も目の色も、違っていて当たり前、という前提がある社会というのはやっぱり土台が違うんじゃないかと思うんだ。

でもそれをうまく表現する言葉が、どうしても見つからない。
しかも、こうやって四苦八苦しているのに、じっと答えるのを待ってたりするんだよ。厳しいな…(笑)
でも、今はドイツ語がそこに追いついていないから喋れないだけだ、ということをわかってくれているのはありがたい。


「全然食べてないじゃん」
自分が食べ終わってるのに比べて、こっちがまだ半分も食べてないのを見て、言いやがる。
そりゃそうだよ。
ただでさえ答えに窮する上に、ドイツ語でどう言ったらいいのかわからないようなことばかり訊くのは、一体どこのどいつだ?(笑)
「デザートはいる?」
「いらないf(^ー^;」
今目の前にある料理を平らげるだけで大変なのに(笑)

「ドイツで働くってのは?」
「もっとドイツ語ができれば、こっちの日本企業で働くこともできるんだろうけど…」
このドイツ語力じゃぁねぇf(^ー^;
「こっちでドイツ語を習いながら働くとかは?」
「う~ん、それはドイツ語を習うのにかなりお金が掛かる上に、働く場所があるかどうか…。それに就労ビザとかも問題だし…。」
自分の語学の才能のなさを考えると、そこまで不安定な状況に身を置くには、清水の舞台どころではない(笑)
それにもし働けなかったときのことを考えたら、十分な貯蓄があるわけでもないし。
結局のところ、日本企業に潜り込めればそれが一番だけど、この経済状況になってしまってはどうなることやら…?
「大学で働けないの?」
「そのためには、もっともっと仕事しないと…f(^ー^;」
「今よりも?1日30時間とか?」
「そうそう(笑)」
今の私の実力では、これから1日30時間仕事したからって、絶対に無理だと思いますが。
「俺はミュージシャンだから、ずっと仕事していても苦じゃないよ」
「私はダメ。音楽聴いたり、美術館に行ったり、芝居見に行ったり、そんなことがないとやっていけない」
「色々な楽しみがないとダメなんだ?(笑)」
そうじゃなきゃ、ここでこうしていないってば!

Rüdeが席を外したりしている間なんかを使って、なんとか全部平らげる。
美味しいのは間違いないんだけど、しゃべってると食べる暇がないよ(笑)
でも食べるのに時間が掛かったせいで、向こうも結構時間がなくなってきているようだ。
で、今日一番の目的、お土産を渡す。
「Für dich!(これ、君に)」
「ありがとう!」
「で、Peterに。Floに。で、これ、Marcに。」
「Marcのはちっちゃいんだ(笑)」
ごめん、どうしようか迷ったんだけど、半分のにしちゃったf(^ー^;
「チョコレートだよ。中身の説明はここに書いておいたから」
何しろ中身は、八女茶、日本酒、芋焼酎ですから(笑)

「これは?」
と賞味期限(09.03.31)のところを指している。
「これは『3月31日まで食べられます』ってことだよ」(正確には「美味しく」だけど)
「そうか、書き方が違うから、何だろうと思った(笑)」
そっか。「31」が謎なんだな?(笑)

「でも、PeterとFloには直接渡した方がいいんじゃない?」
「そうしたいけど、忙しいでしょ?」
「それはそうだけど、金曜日に渡せば?」
う~ん、確かに会って渡したいのはもちろんだけど、できれば早く渡したい。
だって、家に持って帰ってもいいように、一人ずつにしてはあるけれど、Probeのときや当日の楽屋でもつまめるようにと思ってこれにしたんだし。
「でもやっぱり、早めに渡したいから」
「コンサートの前に?だったら電話して来なよ。
俺はちょっとしか会えないけど、俺に電話してきたら、二人を呼ぶから」

そうか。そう言ってくれるなら、そうしよう。
ちょっとでもいいから、二人にも会いたいんだよね。
特にPeterには招待してもらったお礼も言いたいし。

外に出て、そっちのGärtner Platzの近くに気に入りそうな店があるから、連れて行くよ、という。
女の子の気に入るようなものばっかり置いているんだ、と。
もう時間がないから、そこで今日はお別れっぽい。

「日本はこっちより暖かい?」
「もう全然暖かいよ。ドイツは寒すぎ!!」
先週はもっと寒くて、色々凍っちゃって大変だった、と大変と言うより面白い話をしてくれる。

この辺も結構色んな店があるけどね、などと話しながらついて行く道すがら、
「ココが事務所。すっごいちっちゃいけどね」
へぇ。随分前に一度、地図で調べてみたことがあるけれど、実際はこういう感じのところなんだ。

更にどんどん歩いていく。
初めて来たところな上に、道も入り組んでいるので、ホントにもう、地図上で言ったらものすごく大まかな感じでしか、どこにいるのかわからない。

「これが俺の車」
どど~んと高級車に乗ってる!なんてイメージは全然なかったけれど、予想以上に小っちゃい。しかも小汚い(笑)
さらに、助手席の方から乗り込んで、足下を片付けているので、ついこっちとしては日本にいるときのイメージで反対側に回ろうとしたら、
「そっち壊れてるから、こっちから乗って」
と、自分は助手席から運転席に移動。
何じゃそりゃ?!ちゃんと修理しようよ(笑)
しかもフロントガラスをさして、「きったないだろ?(笑)」と自分で笑ってる。
汚いとかじゃなくて、これは見づらくて危険だと思うf(^ー^;

車をしばらく走らせるとイザール川沿いの道に出る。
食事に時間が掛かったんで、結局散歩は取りやめだ。
イザール川の河原を眺めながら、
「ミュンヘンは都会なところと、こういう田舎なところと両方あるから好きなんだ」
確かに、生活に不自由はしないけれど、自然も手近にある。
と。
「そこ。橋の下のところの人。裸だよ(笑)」
「え?どこ?」
「ほら、そこの、橋の下。」
ホントだ。このくそ寒いのに素っ裸で日光浴をしているとおぼしき人が…f(^ー^;

この辺にあるはず、とさっき話に出ていた店をGärtner Platzの周辺をぐるぐると行ったり来たりしながら探すけれど、見つからない。
また元来た道を戻ってくると、やっぱり橋の下に裸の人が(笑)
まぁ、それはいいとして、ホントにぐるぐるぐるぐると探し回ったものの、どうしても見つからない。
「う~ん、ダメだ、みつからないよ」
ちょっと残念。でもRüdeらしいというかなんというか(笑)

「このあとどうするの?送っていくよ?」
といわれたけれど、なんだかすっかり勉強する気も失せたので、このままGärtner Platzで降ろしてもらうことに。
「じゃ、また金曜日に」

走り去っていく車を見送りつつ、時計を見ると2時を結構回っている。
あ~。もっと色々話したかったなぁ。
いや、そのためにはもっと自分がちゃんとドイツ語できるようにならないと。
そうすれば今くらいの時間しかなくっても、もっと話せたはずだ。
毎度、こっちの目の焦点がちゃんと合わないくらいの距離で喋るのも、こっちのドイツ語がまだまだだからだと思うけど(笑)

それにしても、ようやくミュンヘンで会えたよ!
奴らは絶対にここから出て行かなさそうだからな。
そういう友達がいることが実感できて、また一つここに根を張った気がする。


Gärtner Platzから延びている道を、ひとつひとつ確認しなおしたけれど、やっぱりそれらしい店は見つからない。
店の名前も、長いんで覚えきれなかったし。
仕方がないんで、あとは買い物して過ごすことにする。

ぶらぶらと歩きながらMarienplatzまでたどり着くと、いつになく、RathausとFrauenkircheが綺麗に見える。



本屋、洋服屋と渡り歩いたところで、いつものごとく電器屋のCD売り場へ(笑)
いつもだと絶対にドイツ語で歌っているものしか買わないところ、夏にHighfieldで「このバンド、すごくいいんだよ」と言われて一緒に見た、Block PartyとThe Killersのアルバムを買う。
ついでに、さっきRüdeとの話の中で出てきた、Fantasischen Vierのベスト盤も。
なんだか非常に珍しいラインナップになったな(笑)


さらに毎度おなじみドラッグストアで、毎度欠かさず買う歯磨きなんかを買い込んで、ホテルに帰る。
ここまでで、随分とゆっくり見て回ったんで、既に5時半になろうとしている。


Rudeとどんな話をしたのか、忘れないうちにできる限り書き留めておこうと(これです)するけれど、大して書けないまま、再び出かける準備をする。
今度は、Brigitteさんたちと、19時に会う約束をしているのだ。


ほぼ19時ぴったりにLiteraturhausにたどり着くと、二人とも既に来ていた。
着いてから今日まで何をしていたのかと訊かれて、逐一説明することに。
日曜日にはカンディンスキーを見に行ったこと、月曜日には資料探しに行ったこと、で、今日は昼にRüdeと会ったこと。
すると、Sportfreunde Stillerについて調べてきた、有名なのね~、と言われて、少しほっとする。
何しろ、それで今日、ここに来るのにちょっと気が重かったのだ。
それでも、die ärzteですら、名前は聞いたことあるけど、どういうのか知らない、という人たちでは限界があるけど…f(^ー^;

あとは以前に日本に来たときの話とか、日本の古典芸能にインスパイアされたとかいうダンサーの話とか、結構聴いていて、何じゃそりゃ、なことも多いけど(笑)、基本聞き役に回ってるぞ、自分、な感じ。
それでも、前回会ったときよりは、随分聴くのも喋るのも楽だな。

木曜の夜にまた会う約束をして別れる。

ホテルに帰ってきてから、まずはうたた寝をしてしまって、気がついたら12時近かったので、それから風呂に入って、またもやPCに向かう。
で、結局寝たのは3時。おいおい、大丈夫か…?
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